AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
今回は、『桜の季節に訪れたい岐阜県の桜名所ベスト4』を紹介します。
2025年4月8日時点のウェザーニュースの「岐阜県の桜名所ランキング」に基づいています。
ウェザーニュースの「岐阜県の桜名所ランキング」は、日々変動するようなので、現在は違う順位になっています。
4ヵ所に実際に行って、動画と写真撮影をしてきました。
4ヵ所全て満開の映像を記録するのは結構ハードルが高かったです。
満開時期の確認にもウェザーニュースの桜情報は役立ちました。
今回かなり気合を入れて動画撮影したので、完成度高く出来たと自負しています。
是非、YouTubeでその映像を確認してみてください。
4ヵ所とも桜、綺麗ですよ!
動画はこちら ↓


今回の撮影機材
今回使用した撮影機材は以下です。
今回、ソニーα7cⅡ をメインに動画撮影をしました。
一眼カメラでの動画撮影は静止画とはまた違った勉強が必要です。
一眼カメラのジンバルは持っていないので、歩き撮りをしたい場合に DJI Osmo Pocket 3 が活躍します。
3軸ジンバルのカメラなので、手振れはかなり抑えられます。
レンズは直近に購入した SONY FE 20-70mm F4 G 1本で撮影しました。
このレンズは珍しい広角側20mmスタートの標準ズームレンズで、動画撮影には最強です。
また、奥様は「VLOGCAM ZV-1 II」で撮影しています。
「VLOGCAM ZV-1 II」での撮影動画も所々に挟んでいます。
色味の調整は難しいですね。
まだまだ、カラーコレクション・カラーグレーディングは勉強を始めたばかりです。
なかなか奥深いですね。

- カメラ
ソニーα7cⅡ
DJI Osmo Pocket 3
VLOGCAM ZV-1 II
- レンズ
SONY FE 20-70mm F4 G
- NDフィルター
K&F Concept 72mm 可変NDフィルター ND2-ND32
- NDフィルターアダプターリング
FOREGA NDクイックリリーススイッチ ブラケットレンズフィルター
- カメラストラップ
PeakDesign(ピークデザイン) スライドライト ネックストラップ
- カメラバッグ
PGYTECH OneMo スリングバッグ 7L
VANGUARD VEO ADAPTOR S41 GY
- その他
ソニー予備バッテリー
第4位 養老公園
養老公園は、養老の滝を中心に養老山麓の大自然を取り入れ、景勝・歴史に彩られた岐阜県を代表する公園です。
養老公園は紅葉の穴場スポットでもあります。
東海地方で最も有名な香嵐渓ほどは混んでなく、養老の滝まで続く道に紅葉がたくさんあって紅葉狩りを思う存分楽しめます。
養老公園の紅葉の様子をYoutubeに上げています。
養老公園は岐阜県内では明治政府が設置した公園として、明治6年開園の城山公園(高山市)、大垣公園(大垣市)に次いで3番目となる、明治13年(1880)に開園しました。
令和2年(2020)には開園140周年を迎えました。

- 養老の滝
- RECAMP養老 ロッジエリア
- RECAMP養老 テントエリア
- 養老パターゴルフ場
- テニスコート
- 養老天命反転地
- 楽市楽座・養老
- RECAMP養老 BBQエリア
- 岐阜県こどもの国
上記マップのように養老公園はかなり広いです。
川の両側に桜が咲いていて、その眺めは雄大です。









流れている川も清らかで、心が洗われます。


養老公園の桜は、飛騨・美濃さくら33選にも選ばれています。

後ろには養老山地がそびえており、空気も澄んでます。


せっかく養老公園に桜を観に来たので、すこし足を伸ばして養老の滝まで行きました。
養老の滝へは坂道を登らないといけなく、少しキツイですね。
でもその先に雄大な滝が開けてくるので、一瞬にして疲れは吹き飛びます。
養老の滝は、『親孝行な木こりが、湧き出た水をひょうたんに汲み、父に飲ませると若返った』という孝子物語が伝わる名瀑です。
日本の滝百選に選ばれています。
高さ30m、幅が約4mあり、岩角を打って流れ落ちる水は清冽で、その雄麗な姿は必見です。
昔から文人・墨客が訪れ、葛飾北斎も浮世絵に描いています。




養老公園は、雄麗な滝の姿はもちろん、周囲を彩る自然も魅力です。
春は桜が咲き誇り、公園一帯をピンク色に染め、秋には山全体が紅葉して、そのグラデーションが見事です。
紅葉の様子は以下です。






桜に戻ります。
せせらぎ街道に向かう途中の道の桜も綺麗です。

養老公園の下の方にある「楽市楽座・養老」近くの芝生広場の辺りも桜が綺麗です。



芝生広場に風車が設置されていました。
おそらく季節限定の設置だと思います。

不思議な世界観が味わえると評判の「養老天命反転地」の敷地内の桜も綺麗でした。

養老公園はとにかく広い公園で、芝生広場で寝転がっても良し、養老の滝の優美な姿を見るも良し、キャンプをするのも良し、養老ランドで遊ぶも良し、と1日のんびりと過ごすことができる公園です。
「養老天命反転地」に行きがてら、のんびり過ごしてみるのはいかがでしょうか。
第3位 大垣船町川湊(奥の細道むすびの地)
おくのほそ道の風景地大垣船町川湊は、標高約5~6m前後の岐阜県大垣市中心部の船町に位置し、揖斐川の支流水門川両岸に川湊の趣の残る風景地です。
船町川湊は、大垣藩により慶長年間に大垣城下船町に設置されて以降、西濃地域の人・物資・文化の交流拠点として人々の生活を支えてきました。
松尾芭蕉は、古歌にまつわる歌枕の名所及び由緒・来歴の地などを訪ね東北・北陸路を旅した『おくのほそ道』において、元禄2年(1689)8月21日に大垣に来訪し、大垣の俳人たちと交流を重ねました。
そして9月6日、船町川湊から舟で伊勢の二見へと旅立つ際、大垣の俳人たちと別れる名残惜しさを
「蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行秋(ゆくあき)ぞ」と詠み、
『おくのほそ道』の結びとしました。
奥の細道むすびの地は、平成26年に国名勝「おくのほそ道の風景地」に指定されました。
現在、船町川湊の水門川の川縁は静かな水面にソメイヨシノの並木が生える桜の名所となっています。

水門側を約1.1km船で下る「水の都おおがき舟下り」は、春の桜の時期の恒例行事になっています。
川沿いの約100本の桜を眺めながらの川下りは格別です。
所要時間は、約30分です。
今回初めて船下りを体験してみました。
その様子はYoutubeの9分26秒辺りからをご覧ください。




いや~、船から見上げる桜も格別ですね!











船下りは事前予約が必要です。
1500円/人。

今回予約のタイミングが少し遅かったため、15:50の最終出発便しか空いていませんでした。
16時半くらいに大垣船町川湊に着いてから、ライトアップまで見届けました。
2025年の船下りは、2025年3月22日(土)~4月6日(日)の16日間でした。
船下りが終わると、今度は「水の都おおがきたらい舟」が始まります。
2025年は、2025年4月26日(土)・27日(日)・29日(火・祝)、5月3日(土・祝)~5月6日(火・振休)の7日間です。
こちらもWEBで事前予約が必要です。
船頭が竹竿一本で操るたらいに乗り、新緑を感じながら水門川をゆったりと下ります。
予約はこちら。

大垣船町川湊の桜のライトアップもかなり綺麗なので、おすすめです。

奥の細道記念館の敷地には屋台も出ています。

ビールも飲んで花見しました。
いや~、ビールを飲みながらの花見は最高ですね!
ただ、この日はあいにく寒く、2杯もビール飲んだので少し身体が冷えてしまいました…💦


夕陽に写る桜も綺麗ですね~。

影も絵になります。








外人観光客の方もこの桜景色に満足げでした。













もう少し足を運べば、大垣城の周辺にも桜が咲いています。





第2位 墨俣一夜城・犀川堤の桜
墨俣一夜城・犀川堤の桜は岐阜県内でも有名です。
週末の満開日には駐車場待ちの渋滞が発生するので、なるべく早めに来ることをおすすめします。
墨俣一夜城の周りを流れる犀川の堤防沿いに、約800本の桜並木が3.7kmにわたり続いています。
飛騨・美濃さくら33選にも選ばれ、ライトアップされた墨俣一夜城を背景にした桜は必見です。
桜並木の名所として知られていますが、四季折々の姿があり、一年を通してその景観を楽しむことができます。
東海道と中山道を結ぶ重要な脇街道「美濃路」の宿場町の一つとして「墨俣宿」は発展しました。

堤防沿いに屋台も出ています。


永禄9年(1566年)、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられる墨俣一夜城。
今見ると勇壮な天守がそびえていますが、実はこれは模擬天守です。
実際は野戦用の砦や山城に近かったといわれています。
織田信長の美濃侵攻に伴い、秀吉(当時は木下藤吉郎)が、川の上流で材木を加工・組み立ててから現地に運んで作業することで、わずかな期間で建てたように見せたのではないかと考えられています。
その城跡に、当時の砦のような城ではなく、城郭天守の体裁を整えた墨俣一夜城(歴史資料館)が、平成3年4月に開館しました。
織田信長はこの城を拠点に美濃を制覇したことで、藤吉郎はその成果を認められました。
その後、豊臣秀吉に名前をかえ、戦国時代にもっとも出世した武将となりました。















せっかくなので、墨俣歴史資料館に入りました。
一般:200円 です。




階上からの眺めは四方を見渡せて素敵でした。




犀川の堤防沿いに3.7kmにわたり続いている約800本の桜並木です。


実際に桜並木を歩いてみます。

犀川堤は、6月には約3800本のあじさいが咲くあじさい街道でもあります。


あじさいの様子は以下です。




ずっと桜並木が続いており、屋台も出ていてすごい人混みです。




第1位 根尾谷薄墨ザクラ
根尾谷薄墨ザクラはかなり有名で、駐車場待ちの物凄い渋滞が発生します。
私が行ったのは平日の水曜日でしたが、それでも朝の11時頃には1~3kmくらいの渋滞が発生していました。
根尾谷に行くまで1本道なので渋滞の避けようがありません。
なるべく平日の朝早く行くことをおすすめします。

駐車場代は500円かかります。

根尾谷淡墨ザクラは、樹齢1500余年を誇る1本桜です。
樹高17.3m、幹回9.4mの大木は、山梨県の「山高神代桜」と福島県「三春滝桜」と並んで日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されています。
継体天皇お手植えの桜と伝えられ、薄いピンクのつぼみが、満開になれば白に、そして散り際には淡い墨色になることから淡墨桜と名付けられたと言われています。
- 品種:彼岸桜
- 樹高:17.3m(2019年1月測定、以下同じ)
- 幹囲目通り:9.4m
- 枝張り:東西22.4m 南北24.2m
演歌歌手の石原詢子さんが歌う楽曲「淡墨桜」の歌碑が建立されおり、ボタンを押すと曲が流れます。















隣りには公園もあって、緩やかな時間が流れています。






駐車場から下に降りてきたところの川も綺麗なので、立ち寄ることをおすすめします。


まとめ
今回は『桜の季節に訪れたい岐阜県の桜名所ベスト4』を紹介しました。
2025年4月14日現在、桜は既に終盤を迎えています。
忙しくて桜を観に行けなかった人は是非Youtubeの映像で癒されてください。
また、来年以降のお花見スポットの参考にしてください。
ミラーレス一眼カメラでの動画撮影はまだまだ勉強中です。
撮影テクニック、動画編集、カラーグレーディングなど、学ぶべき点はまだまだたくさんあります。
写真も奥深いですが、動画の方がかなり難易度が高い印象です。
写真は露出の調整をシャッタースピードでいくらでも出来ますが、動画ではシャッタースピードは極端に速くはできません。
その理由に関しては以下の記事をご参照ください。
なので、基本シャッタースピードは固定で、F値とISO感度で露出を調整する必要があります。
そのため開放F値で撮影しようと思うと、NDフィルターが必須になってきます。
しかし暗い場所では逆にNDフィルターが邪魔になってしまいます。
場面に応じて、NDフィルターの脱着が必要になってくるので面倒です。
それを解決するのが『NDフィルターアダプターリング』です。


実際、今回も使用しましたが、凄く便利でした。
NDフィルターが不要な時は蓋を開けるだけなので…。
最近動画をやり始めて思うのは、旅の思い出は写真よりも動画の方が鮮明に蘇ってくる、ということです。
実際にその場で見ていた景色よりも動画で観た方が奇麗だったりもします。
写真だと最近はアルバムも作成しないけど、動画だとYoutubeで気楽に観れるので旅の振り返りには最適です。
今回の『桜の季節に訪れたい岐阜県の桜名所ベスト4』の様子、是非 動画版も併せてご覧ください。
今後も「カメラ」カテゴリーでは、私のカメラ成長記としてブログを随時更新していきます。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!






































※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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