SONY WF-1000XM5 レビュー。 定番イヤホンだが、かなりの高機能・高音質!

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SONY-WF-1000XM5

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。

ワイヤレスイヤホンとして評価が高いSONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」、レビューサイトやYoutubeレビューを見ても素晴らしいと評価されている定番商品です。

今回、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」を購入したので、開封とファーストインプレッションをお届けします。

SONY WF-1000XM5 は、かなりの高機能で音質も良いイヤホンです。

私にとっては、初SONYイヤホンです!

   
    
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。

ソニーストア メルカリ購入
目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

SONY WF-1000XM5 を購入した理由

  • SONY WF-1000XM5 のノイズキャンセリング性能や高音質の評判が高く気になっていた。
      
  • Amazonをふと覗いてみたら、SONY WF-1000XM5 の3,300円OFFのクーポンが配られていて安かった。
      
  • SONYストアで「冬の音ロト キャッシュバックキャンペーン」をやっていた。

SONY WF-1000XM5 開封

パッケージ

パッケージはこんな感じです。
全て紙でできたエコなパッケージです。
パッケージは結構小振りでした。

 
パッケージを開けるとイヤホン本体が見えました。

 
イヤホン本体の下に付属品が入っています。

外観

カラーはブラックとプラチナシルバーの2色です。

 
ケースはサラサラした感触の艶消しのブラックです。
厚みは結構薄いです。

 
充電ケースを開けるとこんな感じです。
イヤホンが結構ツルッと滑りやすい感じなので、少々ケースから取り出しにくい感じです。


ケースの裏面には充電用のUSB-C端子があります。

  
ケースは小振りで持ちやすいです。
ケースはサラサラしていますが少々手の跡がつきやすそうな感触です。

 
イヤホン本体も結構小振りです。
ツルッとした箇所があり、ここは指紋とかつきやすそうです。

 
イヤホン本体の裏面にL・Rの記載があります。
Rは赤丸で囲まれているので分かりやすくて良いです。

付属品

  • 独自開発したノイズアイソレーションイヤーピース SS/S/M/L
  • USB Type C充電ケーブル
  • マニュアル
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主な特徴

結構効くノイズキャンセリング

世界最高ノイズキャンセリングと謳ってます。あくまで「ソニー調べ」なんで何ともですが…。

実際使用してみたところ、世界最高かどうかは置いておいて、結構ノイズキャンセリングは効きますね。

WF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減を可能にしたそうです。

高い音質再現

ソニー独自開発8.4mmの新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を採用しています。

ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造で、柔らかいエッジが沈み込む低音域を、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域の再生します。

信号処理から再生まで高品位な処理で歪を抑え、再現性の高い圧倒的な高音質を実現します。

LDACコーデック対応

SONYが開発したLDACコーデックに対応。

LDAC対応機器との接続なら、ハイレゾコンテンツの高音質にも対応可能です。

「DSEE Extreme」

Headphones Connectアプリから機能を有効して「 DSEE Extreme」が機能します。

膨大な楽曲データを学習しているAI(人工知能)技術により、リアルタイムに楽曲の情景を分析し、最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングする機能です。

360 Reality Audio 認定モデル

360 Reality Audioは、全方位に広がる音に包まれるようなソニー独自の音響技術です。

「Headphones Connect」アプリで耳の形やヘッドホンの特性に最適化することで、よりリアルな臨場感が味わえます。

ヘッドトラッキング対応

これはAppleの空間オーディオでも体験しましたが、私には「ふぅ~ん」という感じで、そんなに感動はありませんでした。

先代よりも小型化・軽量化

イヤホン本体の体積を従来機種より約25%小型化・20%軽量化することで、耳との干渉を軽減し、快適な装着性を実現。

装着部の内側は、イヤホン本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」により、耳の内側にフィットする曲線形状とのこと。

装着検出機能

ヘッドホンを装着し音楽を再生している際に、ヘッドホンを一時的に外すと、自動で音楽が一時停止。

タッチセンサーも一時無効になり、誤作動を防ぐ。

再度装着すると自動で音楽が再生。

この辺りは最近のフラッグシップ系のイヤホンには付いていることが多いですね。

専用アプリ

SONYの専用アプリ「Headphones Connect」で、様々な設定や測定が可能です。


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主な仕様

製品名WF-1000XM5
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、LDAC、LC3 ※1
ドライバー8.4 mm 密閉ダイナミック型
伝送帯域(A2DP)20 Hz – 20,000 Hz (44.1 kHz sampling)、
20 Hz – 40,000 Hz (LDAC 96 kHz sampling 990 kbps)
重量約 5.9 g x 2 (イヤーピース(M)含む)
電池持続時間(連続音声再生時間)最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間)最大6時間 (NCオン) / 最大7時間 (NCオフ)
充電時間本体:1.5時間
ケース:2時間
3分で60分再生
充電端子USB Type C
防水IPX4 ※2
ノイズキャンセリング
外音取り込み
マルチポイント
アプリ
ワイヤレス充電

SONY様のHPより

SONY WF-1000XM5 の正式HP

 
※1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
 →【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。

※2:IP等級に関しては、以下の記事をご参照ください。
 →【2023年9月最新】IP等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない!? IP保護等級を解説します!

ソニーストア

価格

2023年12月11日にふとAmazonを見ていたら3,300円オフクーポンがあったので、思わずポチってしまいました。

35,970円の3,300円オフクーポンで、32,670円で購入しました。

※もう今はクーポン出ていません。Amazonってセールでもないのにたまに「おっ!」という激安価格になっている時があります。

2023年12月13日時点のAmazonでの価格は34,909円です。
※Amazonの価格は日々変動します。

ソニーストア

SONY WF-1000XM5 レビュー

装着感

イヤホン本体が小振りで、形状が耳にフィットしやすくなっているので装着感は良いです。

安定した装着感です。

耳から落ちる感じはありません。

初期接続

  • イヤホンをケースから取り出すと初回のペアリングモードに入ります
     
  • 接続デバイスのBluetooth接続画面で「Denon Perl Pro 920」をタップして、ペアリングします

マルチポイント接続

  • 「Headphones Connect」アプリのステータスメニューの「接続中の機器」をタップする
     
  • 2が「接続されていません」になっているので、右下の をタップするとペアリングモードに入ります
    ペアリングモードというアナウンスがイヤホンから聴こえます
       
  • 2台目の接続デバイスのBluetooth接続画面から「WF-1000XM5」をタップして、ペアリングする

マルチポイント接続操作は直感的に分かりやすいと思います。

操作性

タッチセンサーでの操作になっています。

タッチセンサーの感度は普通です。

タッチするとちょっと鈍い感じの「ピッ」が鳴るので、タッチしたのかが分かりやすいです

タッチセンサーの初期設定は以下です。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止R側を1回タップ
曲送りR側を2回タップ
曲戻しR側を3回タップ
音量を上げるR側を4回タップ(タップし続けることで徐々に音量が上がっていく)
音量を下げるL側を4回タップ(タップし続けることで徐々に音量が上がっていく)
電話を受ける着信中にL or R側を1回タップ
着信拒否着信中にL or R側を長押し
通話終了通話中にL or R側を長押し
外音モードの切り替えL側を1回タップ
クイックアクセスL側を2回タップ
音声アシスタントL側を長押し
ペアリングモードへの移行充電ケースを長押し

 
タッチセンサーの機能の変更はアプリ内で設定変更可能です。
「システム」タブの「タッチセンサーの機能の変更」の ⚙ をタップ。

機能:の ▼ をタップして、変更したい機能を選択する。
「外音コントロール」「再生コントロール」「割り当てなし」の中から一括での機能変更しかできません。
シングルタップ、ダブルタップなどの組み合わせは変更できません。

左を「再生コントロール」に、右を「外音コントロール」に変更などが可能です。

変更したら以下のメッセージが出力されるので、「OK」をタップしたら変更完了です。

ファインド・ユア・イコライザー

自分の音の好みの傾向から自動でイコライザー設定してくれる機能です。

中々マニュアルでイコライザーをいじって、自分好みの音にするのって難しくないですか?

この機能はそれを自動でやってくれます。

私もやってみましたが、中々好みの音になりましたよ!

「Headphones Connect」アプリでの設定手順を以下にスクリーンショットを貼っておきます。

 
番号順に音楽を再生し、その中で自分の気に入った音の番号をタップして「次へ」進みます。
この手順を1~11番までの音の選択で3回繰り返します。

 
最後に完成したイコライザー設定を保存して終了です。

360 Reality Audio

「Headphones Connect」アプリで「耳の形を測定」の設定から始まります。
この画面では「再設定」になっていますが、最初は「設定」になっています。

耳の形が重要なんでしょうかね…。

 
同様に右耳も撮影します。

 
どのアプリで360 Reality Audio を聴くか選択します。

360 Reality Audio を聴いてみましたが、まぁそんなもんね、という感じです。

これはAppleの空間オーディオも似たような感じで、劇的な感動までは至りませんでした。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングは強烈です。

低音系のノイズはほぼ抑えられます。

ただ、工事のカンカンという金属を叩くような音は入ってきます。

世界最高ノイズキャンセリングかと言われとちょっと微妙な感じです。

私は外ではほぼ音楽を聴かないので、ノイズキャンセリング機能はそんなに重視はしていません。
※車や電車の音が聞こえないと怖い…

外音取り込み

割と自然に聴こえますが、少しサーっというノイズが入ります。

この機能も私はそんなに使わないので、重視していません。
※家で音楽聴く際は、敢えてノイズキャンセリングで集中したい

音質(ファインド・ユア・イコライザー後)

  • ポップスは、低音は結構深く響きます。私の好み通りのイコライザー設定になっている影響かと…。
    ボーカルはスーッと浮き上がったりせず、誇張のない感じです。
    ドラムのハイハットも程良く聴こえます。
      
  • ロックは、ドラムの音は生々しいです。
    ノリノリというよりも、きちっとロックを鳴らしている感じです。
      
  • ジャズは、音の艶感まではないですが、音質は良いです。
    全くこのジャンルが苦手な感じはないです。
     
  • クラシックは、中ホールでの演奏に聴こえます。
    各楽器の定位感は良いですが、奥行感はそんなにないです。
    クラシックジャンルも苦手ではなさそうです。
     
  • 音場は割と広めです。
    全体的にふわ~と広がっている感じです。
     
  • 全体
    ダイナミックな音なんですが、JBLと比べると音が少し平坦で硬い感じで、モニターライクです。
    音に色付けがなく、原音に忠実で几帳面で真面目な音作りという感じがします。
     
    JBLはエンターテインメント性があり、音自体が楽しく、ついノッてしまう感触があります。
    SONYは各音をじっくり聴きこむ感じですかね。
    どちらが好きかは、完全に聴く人の音の好み次第だと思います。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
  • 再生ジャンル:ポップス、ロック、ジャズ、クラシック
  • 接続機器:
    スマホ:Pixel8 Pro Bluetoothコーデック:LDAC
    タブレット:iPad mini 6 Bluetoothコーデック:AAC

良くない点

  • ケースがデリケートな感触で、手汗などが付着しやすい
     
  • イヤホンノズルに耳垢のフィルターがついていなく、イヤーピース側にフィルターがついており、イヤーピース交換にはフィルター付きを選ぶ必要がある
    ※ノズル側に新たに追加したノイズキャンセリング用のフィードバックマイクを備えているのが原因のようです。
     
  • イヤホンがケースから取り出しにくいです
    マグネットも結構強力で中々ケースから出ないし、イヤホン自体もツルっとした素材で滑りやすい感じです。
      
    ⇒※取り出し方にはコツがあるようで、イヤホンを横に倒すようにすると取り出しやすいそうです。
    ケースから取り出すコツの動画が上がってます。

良い点

  • 音質は間違いなく良いです
      
  • 高音がスッキリしていて、癖がないです
      
  • 原音忠実再生です
      
  • アプリで設定できる機能は豊富です
    特に「ファインド・ユア・イコライザー」は、結構自分好みの音にイコライジングしてくれます
ソニーストア

SONY WF-1000XM5 レビュー まとめ

SONY WF-1000XM5確実に高音質です。

どんなジャンルでも高音質で聴けます!

また、今ならSONYさんが「冬の音ロト キャッシュバックキャンペーン」をやっています。

2024年1月16日までのキャンペーン期間中に、ロトチャレンジして当選金額が決まります。

そしてキャンペーン期間内に対象商品を購入して応募すると当選金額がキャッシュバックされる、というキャンペーンです。

2台購入するとキャッシュバック金額もアップします。

このキャンペーンがやっていたのも購入するきっかけの一つになりました。

私は3等の2,000円が当たりました。

さらに、当選結果を X でシェアして、ソニー公式Xアカウント(@ACPbySony_JP)をフォローして応募すると、抽選で100名に「1,000円分のQUOカード」が当たる、という企画もやっています。

まだ間に合いますので、気になっていたという方は購入の機会にどうぞ!

今まで学生の頃に聴いたソニーのオーディオ製品の音質イメージが頭に残っていました。

なんか少し音が硬いイメージがあったんですよね。

私は弾力感のあるダイナミックな音が以前から好みだったので、ソニーの音質傾向は好みからははずれていました。

それで、何となくソニーのオーディオ製品は今まで少し避けていました。

ですが今回あまりにも WF-1000XM5 の評判が良かったこともあり、もの凄く久しぶりにSONYのオーディオ製品を購入してみました。

WF-1000XM5 の音質はかなり良いですね。

世間での評判が良いのも頷けます。

それでも昔のSONY製品の音質イメージは今でも少しですが、残っているようです。

私の好きな弾力感のあるダイナミックな音を出すJBL製品と比べると、SONY製品は割とカチっとした着色感の少ないストレートな音色です。

だからこそ、イヤホンに合う音楽ジャンルを選ばないのでしょうね。

まだ届いたばかりなので、もうしばらく使ってみて、あらためて長期使用レビューをさせていただきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

ソニーストア メルカリ購入

 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

SONY-WF-1000XM5

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