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ワイヤレスイヤホンとして評価が高いSONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」、レビューサイトやYoutubeレビューを見ても素晴らしいと評価されている定番商品です。
SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」と「WF-1000XM5」は、いずれも高性能なノイズキャンセリング機能と優れた音質を備えた人気モデルです。
今回の記事では、これら2つのモデルを徹底的に比較し、それぞれの特徴や進化点を明らかにしていきます。
これにより、自分に最適なイヤホンを選ぶ際の参考になることを目指しています。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の比較結論
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の音質比較
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の機能比較
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の音質・機能比較結論の理由
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の仕様比較
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の評判を比較
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の価格比較
●SONY WF-1000XM5 レビュー 開封、ファーストインプレッションは、以下をご参照ください
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。
比較の結論
SONY WF-1000XM4とWF-1000XM5を比較すると、WF-1000XM5は全体的に進化しており、音質や機能面での改善が見られます。
特にノイズキャンセリング機能やデザイン、装着感において顕著な違いがあり、音質もよりクリアでバランスの取れたものとなっています。
以下に、詳細な比較結果を示します。
音質比較
音質の比較において、WF-1000XM5はWF-1000XM4に対して明らかに進化しています。
WF-1000XM5は新しいドライバー技術を採用し、よりクリアでバランスの取れた音質が実現されています。
WF-1000XM5は、ソニー独自開発8.4mmの新ドライバーユニットを採用しています。
特に低音の迫力と高音の繊細さが向上し、より楽器の細部まで細かく聴き分けができ、より音楽を楽しむことができます。
WF-1000XM4も十分に高品質ですが、WF-1000XM5の方がより精密な音の表現力を実現しています。
●WF-1000XM5の詳細な音質レビューは、以下をご参照ください
機能比較
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能に関して、WF-1000XM5は新しいチップとアルゴリズムを搭載しており、より強力なノイズ除去が可能です。
「統合プロセッサーV2」により、リアルタイムに環境に合わせたノイキャン性能の最適化を行い、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」が搭載されたことで、複数マイクの正確な制御を可能にしています。
周囲の騒音をより効果的にカットし、静寂な環境を提供します。
WF-1000XM4も高いノイズキャンセリング能力を持っていますが、WF-1000XM5の方が一歩進んだ性能を発揮しています。
WF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減を可能にしています。
バッテリー持ち
バッテリー持ちは、どちらのモデルも優れていますが、WF-1000XM5は若干の改善が見られます。
フル充電での使用時間は、WF-1000XM4とほぼ同等ですが、WF-1000XM5の充電効率が向上しており、より短時間での充電が可能です。
また、急速充電機能も強化されており、忙しい日常生活でも便利です。
WF-1000XM5は、3分充電で60分再生可能のクイック充電にも対応しています。
デザイン
デザイン面では、WF-1000XM5はよりコンパクトでスタイリッシュなデザインに進化しています。
イヤホン本体が一回り小さくなり、持ち運びやすくなっています。
WF-1000XM4では7.3gだった装着部はWF-1000XM5で5.9gまで軽量化しています。
WF-1000XM4も洗練されたデザインですが、WF-1000XM5はさらに現代的な美しさを追求しています。
装着感
装着感は、WF-1000XM5が大きく改善されています。
新しいイヤーチップと設計により、長時間の使用でも疲れにくく、より安定したフィット感が得られます。
WF-1000XM5は、WF-1000XM4に対して約25%小型化を実現しており、
WF-1000XM4も良好な装着感を提供しますが、WF-1000XM5の方がさらに快適性が向上しています。
結論の理由
音質
音質は新しい機種の方が良くなるのが常です。
そうでなければ、新しい機種を発売しないからです。
ノイズキャンセリング
WF-1000XM5は、最新のノイズキャンセリング技術を採用しており、周囲の音をより効果的に遮断します。
これにより、外部のノイズに対する遮断能力が向上し、より集中したリスニング体験が可能です。
新しいチップとアルゴリズムが、ノイズキャンセリングの性能をさらに引き上げています。
バッテリー持ち
WF-1000XM5は、バッテリー効率が改善されており、充電時間が短縮されています。
これにより、忙しい日常生活の中でもより使いやすく、長時間の使用にも対応しています。
急速充電機能も強化されており、短時間での充電が可能です。
デザイン
デザインの進化により、WF-1000XM5はよりコンパクトでスタイリッシュな形状になっています。
これにより、持ち運びやすさと装着感が向上し、現代的なデザインがユーザーのニーズに応えています。
WF-1000XM4も優れたデザインですが、WF-1000XM5はさらに一歩進んだ美しさを提供しています。
装着感
装着感の改善により、WF-1000XM5は長時間の使用でも快適さを維持します。
新しいイヤーチップと設計により、耳にフィットしやすく、安定した装着感が得られます。
これにより、長時間の使用でも疲れにくくなっています。
WF-1000XM5、WF-1000XM4 仕様比較表
製品名 | WF-1000XM5 | WF-1000XM4 |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.2 |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 ※1 | SBC, AAC, LDAC ※1 |
ドライバー | 8.4 mm 密閉ダイナミック型 | 6 mm 密閉ダイナミック型 |
伝送帯域(A2DP) | 20 Hz – 20,000 Hz (44.1 kHz sampling)、 20 Hz – 40,000 Hz (LDAC 96 kHz sampling 990 kbps) | 20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling) 、 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps) |
重量 | 約 5.9 g x 2 (イヤーピース(M)含む) | 約7.3 g x2 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ) | 最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大6時間 (NCオン) / 最大7時間 (NCオフ) | 最大5.5時間(NCオン) / 最大6.0時間(NCオフ) |
充電時間 | 本体:1.5時間 ケース:2時間 3分で60分再生 | 約1.5時間 |
充電端子 | USB Type C | USB Type C |
防水 | IPX4 ※2 | IPX4 ※2 |
ノイズキャンセリング | 〇 | 〇 |
外音取り込み | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
アプリ | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
SONY様のHPより
※1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。
※2:IP等級に関しては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年9月最新】IP等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない!? IP保護等級を解説します!
価格の比較
価格はAmazon価格で比較すると、SONY WF-1000XM5の方が約5,000円高いです。
Amazon価格 (2024年9月11日時点) | ソニーストア価格 | |
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SONY WF-1000XM5 | 34,049円(税込) | 41,800円(税込) |
SONY WF-1000XM4 | 29,000円(税込) | 販売終了 |
- Amazonの価格は日々変動します。
WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の評判を比較
WF-1000XM4の評判
- 音質: 高評価でクリアな音質、バランスが良いと評判。
- ノイズキャンセリング: 非常に効果的で、周囲の音をしっかりと遮断。
- 快適性: 良いフィット感、長時間使用しても疲れにくい。
- バッテリー: 約8時間の連続再生が可能で、充電ケースを使うとさらに長持ち。
- デザイン: 少し大きめで、耳に合わない場合もあるとの意見も。
- 操作性: タッチセンサーの反応が良く、操作が直感的。
- 接続性: 安定したBluetooth接続、音切れや遅延が少ない。
WF-1000XM5の評判
- 音質: 更に進化した音質で、解像度が高く、よりリッチなサウンド。
- ノイズキャンセリング: WF-1000XM4よりも強化されており、さらに静かな環境を提供。
- 快適性: よりコンパクトなデザインで、フィット感が改善されたと評判。
- バッテリー: 約8時間の連続再生が可能で、充電ケースも改良されている。
- デザイン: スリムでスタイリッシュ、耳へのフィット感が向上。
- 操作性: 触覚フィードバックが向上し、操作がさらに直感的。
- 接続性: 高い接続安定性、Bluetoothの接続が改善されているとの意見。
まとめ
記事のポイントまとめると以下です。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の比較結論
WF-1000XM5は全体的に進化しており、音質や機能面での改善が見られます。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の音質比較
音質面でもWF-1000XM5はWF-1000XM4に対して明らかに進化しています。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の機能比較
ノイズキャンセリング、バッテリー持ち、デザイン、装着感とも WF-1000XM5がより進化しています。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の音質・機能比較結論の理由
結論に至った理由を述べました。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の仕様比較
仕様面でもBluetoothバージョン・コーデックの対応、ドライバーの口径、軽量化でWF-1000XM5の進化が確認できました。
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の評判を比較
評判の比較でもより WF-1000XM5が進化しているのが伺える
- SONY WF-1000XM4 と WF-1000XM5 の価格比較
価格はWF-1000XM5の方が実売で約5,000円高いです。
価格の差が悩ましいところなので、自分の使用スタイルや好みに応じて、どちらのモデルが最適かを選ぶ参考にしてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
WF-1000XM5が気になった方は以下リンクより詳細を確認してみてください。
少しでも私の記事が皆さんの楽しい オーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。
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