【2024年1月】 メイン昇格DAP SONY NW-WM1AM2 レビュー 開封、ファーストインプレッション。これは凄いです!

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SONY NW-WM1AM2

今回はDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)のレビューをしたいと思います。

今までメインで使用していたDAPは、 FiiO M11S でした。

今回、新たに「SONY NW-WM1AM2」を購入しましたので、レビューします。

SONY NW-WM1AM2 は、3.5mmアンバランス接続端子の他に、4.4mmのバランス接続端子があり、非常に縦横の広がりのあるダイナミックで音の奥深さのある高音質なDAPだと思います。

SONY NW-WM1AM2 は、アンプの電源回路に高分子コンデンサーFTCAPを使用することで高音質を実現しており、このコンデンサーは、エージング動作をさせることで特性が安定していき、エージングが200時間を超えたあたりからウォークマンが本来持っている音質性能を最大限発揮できるようになる、ということなのでまずはファーストインプレッションをお届けします。

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yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
家電製品アドバイザー(AV情報家電)の資格を持つAV情報家電の専門家。
オーディオ歴40年以上。
コストパフォーマンスにこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。

SONY NW-WM1AM2 を購入した理由

  • FiiO M11Sも良かったが、更なる高音質を極めてみたかった。
     
  • ここ最近SONY製品を使用しだして、SONYに対する信頼度が上がっていた。
      
  • 定番感のある「ウォークマン」を試してみたかった。
      
  • どうせ「ウォークマン」にするなら音質評判の良いNW-WM1AM2にしようと思った。

SONY NW-WM1AM2 開封

パッケージ

パッケージはこんな感じです。
環境に配慮したプラスチック使用量ゼロのパッケージです。
なんかシンプルでSONYらしいですよね。

 
中から箱を取り出すと、白い箱が出てきました。

 
その白い箱を開けると、ベロア調の蓋があります。
なんか高級感ありますね。

 
その蓋を開けると本体が入っています。
本体もベロア調のケースに包まれています。
高級そうなケースに保護されている感じです。

 
本体の下に付属品が格納されています。

外観

どっしり感のある外観です。

 

右面に右から電源ボタン、ボリューム増ボタン、ボリューム減ボタン、曲送りボタン、再生・ポーズボタン、曲戻ボタンがあります。

 

上面にはバランス接続端子とアンバランス接続端子があります。
金色で縁取られていて高級感があります。

  

左面は、右からmicroSDカードスロット、スライド式HOLDボタンがあります。

 
底面にはUSB-C端子があります。

 
背面は、上部が少し盛り上がっていて、さりげなくウォークマンのロゴが刻印されています。

 
 
今回合わせて純正のケースも購入しました。
定価は1万円弱するので、今回は「非常に良い」中古品をAmazonで購入しました。

結構しっかりした厚みのあるレザー素材です。
内側はベロア調になっていて、ケースの蓋はマグネットで閉じるようになっています。

 
また、保護ガラスフィルムも購入して貼り付けました。
高級なものですからできるだけ保護しようと思います。

Benks ケースについて 2024年2月21日 追記

純正ケースが使いにくかったので、別のケースを購入しました。

純正ケースは、蓋が少し硬く開いた状態できちっと持てない感じでしたので、手帳型ではないケースにしました。

Benksのアーマーシェルスキンケースカバーです。

装着する際、少しきつかったですが、しっかりフィットしました。

 
上部にイヤホンジャックの蓋がついています。

 
装着するとこんな感じです。

 
イヤホンジャックの蓋を開けたところ

SONY NW-WM1AM2 の主な特徴・仕様

主な特徴

ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプ「S-Master HX」

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)に対応しています。

また、アンバランス接続時は60mW+60mW(16Ω)、バランス接続時には250mW+250mW(16Ω)の実用最大出力を実現しています。

  • S-Master HXは、ワイヤレスリスニング(Bluetooth(R)接続時)には無効です
  • DSDネイティブ再生は、有線接続でW.ミュージック再生時のみ有効。W.ミュージック以外での再生時やワイヤレスリスニング(Bluetooth(R)接続時)には無効です。DSDネイティブ再生はバランス接続時のみ対応。アンバランス接続時はリニアPCMへの変換再生になります。

「DSDリマスタリングエンジン」を搭載

入力されたすべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」を搭載しています。

ソニー独自のアルゴリズムにより元のデータの情報量を損なわず、すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換可能です(*)。

設定でON/OFFが可能なので、好みにより切り替えて使用可能です。

音がよりアナログレコードのように滑らかになります。(同時に音量も少し下がります)

ただ、バッテリーの持ちはかなり悪くなるようです。

バランス接続で、FLAC 96KHz/24bitで約40時間だったのが、DSD 11.2896MHz/1bitだと約9時間になってしまいます。

  •  有線接続でW.ミュージック再生時のみ有効。W.ミュージック以外での再生時やワイヤレスリスニング(Bluetooth(R)接続時)には無効です。DSDネイティブ再生はバランス接続時のみ対応。アンバランス接続時はリニアPCMへの変換再生になります。

ハイレゾ音源にさらに近づいた「DSEE Ultimate」

膨大な楽曲データを学習しているAI(人工知能)技術により、リアルタイムに楽曲の情景を分析し、最適にハイレゾ級(*)高音質にアップスケーリングします。

ビットを拡張しサンプリング周波数を高め、最大192kHz/32bit相当まで拡張し、更にAI技術を用いることで曲を自動で判別して、微細な音の再現性を向上しています。

またAIアルゴリズムの進化により、CD音質相当音源(44.1kHzおよび48kHz/16bit)のアップスケーリング性能も高めています。

この機能はSONYの独自技術で、結構効果があると思います。

結構音のクリアさが増します。

  • 有線接続・無線接続ともに「DSEE Ultimate」ON時。(最大 192kHz/32bitまで拡張)LDACコーデックで無線(Bluetooth(R))接続する場合、最大 96kHz/24bitで再生可能。

アナログレコード特有の音響現象を再現する「バイナルプロセッサー」

アナログレコード特有の音響現象をDSP技術により再現することで、デジタル音源をヘッドホンで聞く場合でも振動系の初動感度特性の向上と空間フィードバックを再現した豊かな音の再生を可能にします。

「バイナルプロセッサー」は、好みに合わせて「アームレゾナンス」「ターンテーブル」「サーフェイスノイズ」と3種類の効果を最適に組み合わせた「スタンダード」いずれかの効果を選択してON/OFF設定が可能です。

この効果は微妙な差で、多少音がまろやかになるかなという感じです。

「DCフェーズリニアライザー」

「DCフェーズリニアライザー」は、アナログアンプと同じ位相特性をDSPによる演算で再現しています。

これにより、デジタルアンプでありながらアナログアンプに近い、十分な低音感が得られます。

当機能による効果は、カーブの異なる6つのモードから好みに合わせて選択できます(OFFも選択可能)。

高品位な10バンドイコライザー(31Hz-16000Hz)

高品質な信号処理により音質の微調整が可能。調整した設定値を複数保存できます。

USB Audio対応

USB DACアンプ等と接続

USB DACアンプ等とデジタル接続が可能です。

非同期方式(Asynchronous)により、USB転送時に発生するジッターを極小化することで高音質を実現します。

また、PCM出力だけでなく、DSD RAWの出力も可能です。(PCM:最大384kHz/32bit、DSD RAW:最大11.2MHz/1bit)。

USB-DAC機能

パソコン(*)とウォークマンを接続し、パソコンの音楽をハイレゾで楽しむことができます。

PCM出力だけでなく、DSD RAWの出力にも対応しました(PCM:最大384kHz/32bit、DSD RAW:最大11.2MHz/1bit)。

ウォークマンの設定でDSEE Ultimateやイコライザーなどの音響処理を適用し、高音質パーツを生かし、バランス接続で音楽を楽しむことを実現しています。

  •  USB-DAC機能を使用時には別途ドライバーのインストールが必要となります。インストールは こちらをご覧ください。ウォークマン推奨のUSB-DAC機能対応のアプリケーションは以下の通りです。
    Windows:Music Center for PC Mac:Hi-Res Audio Player for Mac

この機能はまだ試していません。

カセットテープをイメージした再生画面

再生中に、再生画面で一定時間無操作にすることで、画面がカセットテープをイメージしたスクリーンセーバーに変化します。

再生しているファイルフォーマットによって、表示されるカセットテープの種類が変化します。

面白いのは、カセットのレーベルに再生曲名やアーティスト名が出てくることです。

年代が分かってしまいますいが、なんかとても懐かしい気持ちになります。

日本ディックス製の高性能ヘッドホンジャック「Pentaconn」を採用

1端子2接点により接触抵抗の低減を実現しています。

1端子あたり2接点を持つ構造により、通常のφ3.5mmよりも各チャンネルの抵抗値が近く、接触抵抗も低いので、音の解像度・広がり・奥行きを余すところなく表現できます。

さらなる高音質を追求するため、細部までこだわり抜いた厳選パーツ

目の前で生演奏を聴いているかのようなリアルさと臨場感を追求し、アルミ切削筐体をはじめ、さまざまな高音質パーツを吟味して搭載しています。

アルミ切削筐体と内部には無酸素銅切削ブロックを採用し、クリアな音質と力強い低域を実現。

さらに、手付はんだ部、リフローはんだ部に金を添加した高音質はんだを使用することで、微細音の再現力が増し、広がりや定位感が向上しています。

据え置き型のアンプで使われるような大型のものを含め、各パーツを絶妙なバランスで組み合わせることで、電源強化や低インピーダンス化などを実現しています。

大元電源に大容量かつ低ESRの新開発固体高分子コンデンサーを採用

急激な電圧低下を防いで正確な信号出力を可能にし、クリアで力強い低音域を表現します。

またデジタル電源ブロックには新たに巻き線コイルを採用し、雑味のないピュアな音質を実現。

電源インピーダンスを従来比(*NW-WM1Z, NW-WM1A比)で、約1/10まで低減しました。

金を添加した「高音質はんだ」を使用

ヘッドホン出力はんだ付け部を含む、すべての接続部分に高音質はんだを採用しています。

手付はんだ部に加えてウォークマンでは初めてリフローはんだ部にも金を添加した「高音質はんだ」を使用することで、微細音の再現力を増し、広がりや定位が向上しています。


★この他にもこだわりのパーツが多数使用されており、かなり音質に関するこだわり方が半端ではない感じが、すごく伝わってきます。

主な仕様

製品名NW-WM1AM2
OSAndroid 11
対応フォーマット・MP3( .mp3):32 – 320kbps (VBR対応) / 32, 44.1, 48kHz
・WMA( .wma):32 – 192kbps (VBR対応) / 44.1kHz
・FLAC ( .flac):16, 24bit / 8-384kHz
・WAV ( .wav):16, 24, 32bit(Float/Integer) / 8-384kHz
・AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):16-320kbps / 8-48kHz
・HE-AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):32-144kbps / 8-48kHz
・Apple Lossless ( .mp4, .m4a):16, 24bit / 8-384kHz
・AIFF ( .aif, .aiff, .afc, .aifc):16, 24, 32bit/ 8-384kHz
・DSD ( .dsf, .dff):1bit / 2.8224, 5.6448, 11.2896 MHz
・APE ( .ape):8, 16, 24bit / 8-192kHz (Fast, Normal, High)
・MQA ( .mqa, .flac):対応
ディスプレイ5.0型(12.7cm)、HD(1280×720ドット)
Bluetooth
対応コーデック
SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD ※1
デジタルアンプS-Master HX
出力端子3.5mm(4極対応)
4.4mm
容量128GB
※ 実使用可能領域は約103GB
最大外形寸法
(幅×高さ×奥行/mm)
約80.5mm x 142.5mm x 20.8mm
重量約299 g
再生時間
※FLAC 96kHz/24bit
W.ミュージック使用
ステレオミニジャック約40時間
バランス標準ジャック約40時間
充電時間約4.5時間(満充電)
約3時間(約80%まで充電)
ヘッドホン実用最大出力
(JEITA 16Ω/mW)
ステレオミニジャック:60mW+60mW(ハイゲイン出力時)
バランス標準ジャック:250mW+250mW(ハイゲイン出力時)
充電端子USB Type C(USB3.2 Gen1準拠)
USB DAC機能
DSEEDSEE Ultimate
360 Reality Audio
DSDリマスタリングエンジン
バイナルプロセッサー
DCフェーズリニアライザー

※1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。

※SONY様のHPより

NW-WM1AM2の正式HP

ソニーストア

SONY NW-WM1AM2 の価格

2024年1月にAmazonで、160,473円で購入しました。
その時ちょうどポイントが、8,868円分あったのでそのポイントを利用して購入しました。
実質、151,605円です。

2024年1月25日時点でAmazonでは、160,473円です。

ちなみに純正ケースのAmazonでの価格は、9,273円です。
私は「非常に良い」中古品を、6,400円で購入しました。

※Amazonの価格は日々変動することがあります。

ソニーストア

SONY NW-WM1AM2 ファーストインプレッション

操作性

操作はボタンでポチっと押すだけなので、問題ありません。

しかしながら、Androidベースなんですがおそらくチップ性能だと思うんですけど、動作が少しもっさりしています。

タッチしてから反応するまで少しラグがあります。

高級機なので、操作のもっさり感は改善して欲しい点です。

FiiO M11S の方がサクサク動作し、操作性はかなり快適です。

音質

3.5mmアンバランス接続

  • 高音
    見事に上まで伸びていきます。
    クリアでありながら何ともいえない深みがあります。
    決して耳に刺さることはなく、はっきりと聴こえ、スーッと耳に入ってきます。
    ドラムのシンバルもはっきり聞こえ、それでいて決して音楽全体の邪魔をすることはありません。
      
  • 中音
    ボーカルは非常にしっかりした定位で聴こえます。
    女性ボーカル、男性ボーカル問わずしっかりとボーカルに芯があり、見事な再現性です。
      
  • 低音
    何ともいえない深い低音です。
    ダイナミックでありながら、決してボワついたり締まりすぎない、ちょうど良い低音です。
    合わせるイヤホン・ヘッドホンにもよりますが、低音の芯はしっかりしており、
    柔らかさもあり、すごくレンジが広いというか、滑らかというか、質の高い低音を鳴らします。
      
  • 音場
    音場は縦と横に非常に広大です。
    もちろん奥行き感も感じられます。
    驚きの広大さです!
    エコー感のある曲だとエコーと合わせて空間がふわーッと広がっていきます。
    これが FiiO M11S との一番大きな違いです。
      
  • 全体
    とにかくクリアで見通しが良く、音場の広さが半端ないです。
    FiiO M11S と比較すると、より音場が広く、クリアーで柔らかい中にも弾力のある音です。
    ボリュームを上げていっても決してキンキンすることなく気持ちよく音楽に没入させてくれます。
    特に空間再現力が見事です。
    音楽ステージが目の前に広がっています。

4.4mmバランス接続

明らかにバランス接続の方が高音質に感じます。

  • 高音
    すっきりと気持ち良いくらい上まで伸びていきます。
    かなりクリアで解像度が高いです。
    決して耳に刺さることはなく、はっきりと聴こえます。
    ドラムのシンバルもはっきり聞こえます。
      
  • 中音
    ボーカルは非常にしっかりした定位で聴こえます。
    メインボーカルとコーラスの分離や位置関係が明確に分かります。
    結構近くでボーカルを感じます。
    女性ボーカル、男性ボーカル問わずしっかりとボーカルに芯と透明感があり、見事な再現性です。
    ドラムの音も生々しいです。
    ライブの最前列で聴いているかのような広大な空間と臨場感を感じます。
      
  • 低音
    何ともいえない深い低音です。
    低音の沈み込みが深く、弾力がありながらも柔らかく、それでいてぼやけずに締まっています。
    ベースラインの見晴らしは素晴らしいです!
    合わせるイヤホン・ヘッドホンにもよりますが、低音の深みは凄いです。
    アナログっぽい柔らかさもあり、すごくレンジが広く、滑らかで、沈み込みが深い質の高い低音を鳴らします。
      
  • 音場
    音場は縦と横に非常に広大です。
    もちろん奥行き感も感じられます。
    驚きの広大さです!
    エコー感のある曲だとエコーと合わせて空間がふわーッと広がっていきます。
    全体的にアナログ的で滑らかでありながら解像度も高い、次元の高い高音質です。
      
  • 全体
    とにかくクリアで見通しが良く、音場の広さが半端ないです。
    FiiO M11S と比較すると、より音場が広く、よりアナログライクで柔らかい中にも芯があり、ダイナミックで音の深みが凄いです
    3.5mmアンバランス接続よりもさすがに音の分離感や定位感は上です。
    アナログ的といっても決して現代的な音楽が苦手な訳ではありません。
    どんなジャンルも広い音場と滑らかさとダイナミックさをもって音楽を鳴らすことができます。
    高級ピュアオーディオシステムを使用して高級スピーカーで音楽を聴いているような感覚です。
    目の前でボーカルが歌って、その後ろにバンドが演奏していて、という音楽空間再現力が見事です。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
       W.ミュージック CD音源
  • 再生ジャンル:ポップス、ロック、ジャズ、アニソン、アコースティック、クラシック
  • 接続イヤホン:
    3.5mm アンバランスKiwi Ears Cadenza(有線イヤホン)
    4.4mmバランスMaestraudio MA910SB(有線イヤホン)

使用感

Android搭載なので、アプリの追加は自由にできます。

何といっても各種サブスク音楽が聴けるのは有難いです。

私は、よくAmazonMusicUnlimitedのハイレゾ音源で気軽に音楽を聴いています。

高級機の割にはAmazonMusicの動作は割ともっさりしています。

純正ケースは、蓋が結構硬く、蓋を開けて操作する際にもっと柔らかく開いて欲しいです。

これは革が馴染んできたら改善されるかもです。

バッテリー持ち

バッテリー持ちは良い方だと思います。

未使用時の自動電源オフ機能があるので、無駄にスリープ状態でバッテリーを消耗することもありません。

感覚的には、1時間の使用でも3~5%程度のバッテリー消耗です。

これならバッテリー持ちは優秀な方ではないでしょうか。

ただし、DSD再生しないのが条件ですが…。
 

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まとめ:いや~これは本当に凄い!!

SONY NW-WM1AM2 は、ウォークマンの中でも最もグレードが上のNW-WMシリーズになりフラッグシップ機です。

更に上位機種に NW-WM1ZM2 という化け物がありますが、これは30万円代半ばなのでさすがに手が出ませんね。

SONY NW-WM1AM2NW-WM1ZM2 と中身はほぼ同じで、シャーシ素材の違いが大きな違いです。
(NW-WM1ZM2は金メッキを施した無酸素銅削り出しシャーシを採用しているのに対し、NW-WM1AM2はアルミ削り出し素材です)

サイズも全く同じですが、重量が大きく違います。シャーシ素材の違いが重量に顕著に出ています。
(NW-WM1ZM2が490gに対し、NW-WM1AM2は299gです)

それでも SONY NW-WM1AM2 の音質は凄まじく良く、一聴した瞬間に感動すら覚えました。

CD音源を収めたmicroSDカードでも音楽を聴きましたが、今まで聴いたことのない高音質に驚きました。

下手なピュアオーディオシステムよりも良い音がします。

そして、どんなジャンルも鳴らせるオールラウンダーです。

デメリットとしては、DAPにしてはずっしりとした重量感があります。
(299gの重量があり、重量級スマホiPhone15 Pro Maxの221gよりもかなり重い)

しかしながら、私は外に持ち出さないので全く問題ありません。

外に持ち出す人は服のポケットには入らないと思うので、鞄に入れて使用することになると思います。

SONY NW-WM1AM2 は、かなりこだわり抜いた音楽再生専用設計になっているので、スマホで音楽を聴くのとは全く違い、かなりの大きな音質差を感じます。

車で例えると、軽自動車と高級スポーツカーくらいの差があります。

音質は FiiO M11S に比べても音の広がり・立体感や音の深み、滑らかさのレベルがまるで違います

あらためて FiiO M11S を聴いてみても確かに高音質なんです。

でも、その後に SONY NW-WM1AM2 を聴いてしまうとまるで音のスケール感が違います。

これは本当に凄いです!

SONY NW-WM1AM2 は、価格が16万円ほどするのでコストパフォーマンスが高いとは言えないんですが、それでもこの価格を出す価値は間違いなくあると思います。

お金に少し余裕のある人は是非ともこの凄さを試してみていただきたいです。

これからは、SONY NW-WM1AM2 をメインのDAPとして使っていこうと思います。

今後の有線イヤホンのレビューも SONY NW-WM1AM2 で行っていきます。

高分子コンデンサーが馴染むんでウォークマンが本来持っている音質性能を最大限発揮できるようになるのに、エージングが200時間くらい必要とのことなので、エージング終了後にあらためて音質の変化をレビューさせていただきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

ソニーストア

  

 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

SONY NW-WM1AM2

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