AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
今までしばらく HUAWEI Band 8 をずっとつけてました。
ところが、本体のアップデートをしたら、スマートバンド本体から良く使う「屋外ウォーキング」のメニューが消えてしまいました。
スマホの「Huawei ヘルスケア」アプリからは起動できるのですが、なんだか不便だなぁと思い、Amazfit Balance を購入しました。
Amazfit Balance は、すごく評価の高かったAmazfit GTR4の後継機種です。
今回はスマートウォッチ Amazfit Balance をレビューします。
実際に自分で購入して使用したレビューなので是非参考にしてみてください。
Amazfit Balance を購入した背景
先述しましたが、 Amazfit Balance を購入した背景は以下です。
- HUAWEI Band 8 のアップデート後、ワークアウトメニューから「屋外ウォーキング」が消えた
- あらたまって外出する際にスマートバンドだと少し見栄えがしない
→ちょっとした散歩程度なら全然OK!
購入時に比較検討した機種と選定理由
購入時に比較検討した機種は以下です。
- Amazfit Balance
- Amazfit Active
- HUAWEI WATCH GT 4
選定にあたって重視したポイントは以下です。
- 価格
価格は安いに越したことはありませんが、機能とのバランスで考えます
- ワークアウト・睡眠測定の精度
ワークアウトや睡眠の測定精度が高いものが良い
- 装着感
夜付けたまま寝るので装着感の良いものが良い
- ファッション性
HUAWEI Band 8は少し見栄えが良くなかったのとディスプレイが小さく見にくかったので、ディスプレイサイズが大きく見栄えの良いものが良い
- バッテリー性能
頻繁に充電したくないので、最低1週間はバッテリーが持つものが良い
【候補機種と選定ポイントの比較】
比較機種 | 価格 Amazon | 測定精度 | 装着感 | ファッション性 | バッテリー性能 |
---|---|---|---|---|---|
Amazfit Balance | 39,900円 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
Amazfit Active | 19,900円 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
HUAWEI WATCH GT 4 | 30,800円 | 〇 | △ | ◎ | ◎ |
◎の一番多い、Amazfit Balance を選びました。
価格はAmazonでスマイルセールをやっており35,910円になっていたので、それも大きかったですね。
Amazfit GTR4 からの進化点
Amazfit GTR4からの主な進化点は以下です。
- ディスプレイサイズが大きくなった
- mazfit GTR4の1.5倍のディスプレイの明るさになった
- 温度センサーが搭載された
- DND(通知や振動をしないように制限する機能)が搭載された
- 体組成計機能が搭載された
- レディネススコア機能が搭載された
- 重量が若干軽くなった(-2g)
開封
パッケージ
パッケージはこんな感じです。
外観
カラーは、ミッドナイトとサンセットグレーの2色です。
私はサンセットグレーを購入しました。
色の他にストラップの素材が違います。
ミッドナイトはリキッドシリコンストラップで、サンセットグレーはナイロンストラップです。
本体の右側に物理ボタンが2つあります。
上は回転式になっていて、プッシュもできます。
下のボタンはプッシュ式です。
本体裏面は、非常に綺麗な処理をされており、充電用の接点端子があります。
充電は専用のクレードルで行います。
この充電用接点端子に付属の充電ケーブルをマグネットで装着して充電します。
割としっかりとマグネットで吸着するので気づいたら充電端子がはずれてた、なんてことも起こりにくいです。
付属品
- 専用充電器
- 取扱説明書
主な特徴
心とからだを整えるバランスウォッチ
人生、仕事、身体、心の調和を見つける。
これがあなたのガイド。これがバランス。
体と心の健康
体脂肪率や骨格筋をはじめとする8つの指標を、手元でかんたんに測定できます。
マインドフルネス
同じことに悩み続けるような負担は、レディネス・スコアの低下につながる可能性があります。Amazfit Balanceには、心を落ち着かせ、考えすぎないようにするための機能が搭載されています。
AIパーソナル・トレーナー
Zepp Coachは日々のパフォーマンスに基づいて、トレーニングスケジュールを週ごとに調整します。オーバートレーニングを避けるための休息や、適切なトレーニングのステップアップまで提案します。
さらにランニング向けのZepp Coachでは、現在のランニングレベル、目標とするレースの日付と距離、およびレースの目的に基づいて、ベストパフォーマンスに導くランニングプランを提供します。
ワークアウト機能
150種類以上のスポーツから選択可能です。
筋力トレーニングモードでは、25種類のエクササイズを自動検出3。回数、セット数、休憩時間を記録できます。
トレーニング後は、Zeppアプリでどの筋肉を鍛えたのかまで表示します。
高精度なGPS測位
6つの衛星測位システムからのデュアルバンド測位(L1およびL5信号)をサポートしており、搭載された円偏波GPSアンテナは、高層ビルやアウトドア環境の中でも、驚くほど正確な位置測位を実現しています。
通常は円偏波GPSではなく、垂直偏波を使用しているそうです。
ディスプレイ
ラウンドタイプの高解像度1.5インチ大型HD AMOLEDディスプレイは、多くのスクエアタイプよりもディスプレイ比率が高く、最大1500nitの明るさでどんな環境でも優れた見やすさを保ちます。
最大1500nitは、かなり明るいです。
晴れた屋外でも見やすいです。
豊富なウォッチフェイス
200種類以上のウォッチフェイスから選択可能です。
追加可能なアプリ
瞑想やヨガ、仕事の効率化、多様なリマインダーなど、役立つミニ・アプリをインストールすることが可能です。
通話も可能
スマートウォッチでBluetooth通話も可能です。
ロングバッテリー
充電なしで最大2週間バッテリーが持ちます。
主なスペック
サイズ | 46x46x10.6mm(心拍ベース除く) |
---|---|
本体素材 | アルミニウム合金製ミドルフレーム、繊維強化ポリマー製ボトムシェル |
バンド素材 | ミッドナイト:リキッドシリコン サンセットグレー:ナイロン |
バンドサイズ | リキッドシリコン:140mm-215mm ナイロン:150mm-210mm |
バンド幅 | 22mm |
重量 | ナイロン:約45g、リキッドシリコン:約52g(バンドの重さを含む) 約35g(バンド除く) |
ディスプレイ | 1.5インチAMOLED 解像度:480×480 PPI:323 |
バッテリー容量 | 475 mAh(標準値) |
充電端子 | 磁気充電ポート |
充電時間 | 約2時間 |
通信規格 | 2,4 GHz, BT 5.0, BLE |
動作温度 | -10℃ ~+ 45℃ |
防水性能 | 5ATM ※ |
ミニアプリ | 〇 |
オフライン音声アシスタント | 〇(日本語非対応) |
Alexa(日本語対応) | 〇 |
表面温度測定 | 〇 |
搭載OS | Zepp OS 3.0 |
対応OS | Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
通知へのクイック返信 | 通話、SMS、LINEなど ※Androidのみ |
Amazon Alexa | 〇 |
ウォッチ音楽保存 | 〇 |
スマホ音楽再生 | 〇 |
- 5ATMは、ISOによって定義された防水規格(ISO 22810)です。 これは、デバイスが室温で10分間、50mの静水圧シミュレーションに耐えられることを示すもので、水深50mで防水性があることを意味するものではありません
※Amazfit様のHPより
価格
2024年4月に、Amazonのスマイルセールをやっており35,910円(税込)で購入しました。
2024年4月23日時点では、Amazonで39,900円(税込)です。
※Amazonの価格は日々変動することがあります
Amazfit Balance レビュー
操作感
かなりヌルヌル動作します。
以下は実際に操作した動画です。
Zeppアプリについて
Zeppアプリで色々な管理が可能です。
本当にいろいろな設定が可能で、機能豊富なアプリです。
- 初期画面はこんな感じです。
- 一番上のレディネスをクリックすると以下画面に遷移します。
更に個々に詳細画面に遷移します。
・歩数をクリックすると以下画面に遷移します。
- 睡眠をクリックすると以下画面に遷移します。
結構詳細な睡眠データが取得できます。
睡眠スコアは参考になります。
- 下部の運動をクリックすると以下画面に遷移します。
- 下部のプロフィールをクリックすると以下画面に遷移します。
- マイデバイスをクリックすると以下画面に遷移します。
- 健康状態の監視を押すと以下画面に遷移し、健康状態のモニタリング設定ができます。
一番下の「血中酸素自動モニタリング」はバッテリー持続時間を大幅に減らすので、オフにしています。
- 通知とリマインダーを押すと以下画面に遷移します。
- アプリの通知でアプリごとの通知有無の設定が可能です。
- 起立のリマインダーで定期的に運動のお知らせのリマインダー設定ができます。
- App Storeでミニアプリのダウンロードが可能です。
- スマートウォッチの設定メニューで、各種スマートウォッチの設定ができます。
様々な設定ができるので、購入したら自分でいろいろと試してみてください。
- 「アプリ一覧の管理」や「ショートカット カード」で表示の有無や並び順の変更が可能です。
〇の中のマイナスを押すと削除されます。
右の三本線をつかんで順番の変更が可能です。
- プロフィール画面の一番下の設定メニューで各種設定が可能です。
装着感
本体が軽いため、装着感は良いです。
手に持つと本当に軽く感じます。
そのまま寝ても全く気になりません。
また、バンドはマジックテープでくっつくので装着はしやすいでです。
防水性能
防水性能は5ATM(5気圧)です。
5ATM防水に関して、HUAWEI Band 8の説明に以下の記載があります。
「ISO 22810:2010規格の5ATM防水レベルに準拠しているため、50メートルの静水圧で10分間耐えることができますが、水深50メートルの水中における防水性を保証するものではありません。プールや海岸での水泳など、浅い水域での活動に使用できます。シュノーケリング、ダイビング、ホットシャワー、温泉やサウナ、高速流水を伴う水中や水深が深いところでの活動には使用しないでください。海水で使用した後は、必ず真水で洗い流し、水分をしっかりと拭きとってください。」
プールくらいは問題ないようですが、高速流水や水深の深さには注意が必要です。
ハンドソープで手を洗うくらいは全く問題ありませんでした。
バッテリー持ち
公称値では、以下です。
- 最大14日間
- ハードな使用:最大 7 日間
- 省電力モード:最大 25 日
- 時計モード:最大 50 日間
- 高精度GPSモード:最大26時間
- 省電力GPSモード:最大52時間
私の使用感は以下です。
通知は、電話、Kakao Talk、メルカリ、+メッセージ のみ。
1日に数回通知が来る程度です。
前日の夜に充電して100%の状態にして、翌日の夜の時点でバッテリー残量が94%でした。
1日あたり6%程度の消費なので、14日くらいはバッテリー持ちそうですね。
かなりバッテリー持ちは良いと思います。
しかしながら、健康状態の監視で「血中酸素自動モニタリング」をONにするとそこまでバッテリーは持たない可能性があります。
実際の運用としては、バッテリー残量が10~30%になった時点で入浴時に充電しています。
計測精度
睡眠の計測結果を見る限り、計測精度はかなり高いと思います。
私が特に気にするのは睡眠の計測精度ですが、かなり正確だと思います。
私は夜中に何回かトイレに行くのですが、その回数もしっかりと記録されており、その時間も記録されていました。
バンドの交換
クイックリリース機能がついているのでバンドの脱着は簡単です。
一般的なバンド幅22mmのものを購入すればどれでも装着可能です。
Amazfit Balance の良い点
- ウォッチデザインはお洒落でセンスが良い
- ディスプレイサイズが大きくて見やすい
- ディスプレイサイズの割には本当に軽くて常時装着していても全く違和感がない
- 画面がかなり明るく、日中の屋外でも見やすい
- ナイロンバンドはサラサラしているのでベトつかなくて良い
- 睡眠モニタリングの精度はかなり高い
- 動作はヌルヌルで快適
- バッテリーは1週間以上は余裕で持つ
- スポーツモードが豊富
- 5ATM防水である
- レディネス機能で自分の精神結構状態がモニタリングできる
Amazfit Balance の良くない点
- Suica決済機能がない
まとめ: 今までで最高の神スマートウォッチ!!
実はAmazfitのスマートウォッチは今回で2台目です。
最初は、初代のAmazfit GTを購入しました。
そのデザインに一目ぼれでした。
Amazfitのスマートウォッチはデザインが結構良いんですよね。
Amazfit Balance は、今までいろいろなスマートウォッチやスマートバンドを使用してきましたが、そのなかで一番最高のスマートウォッチです。
デザイン良し、軽さ良し、ディスプレイサイズ良し。ディスプレイの見やすさ良し、装着感良し、計測精度良し、バッテリー持ち良し!と全てがかなり次元が高いです。
今までもPixel Watch2など良いスマートウォッチもありましたがバッテリー持ちがイマイチだったり、HUAWEI Band 8は屋外での視認性がイマイチだったり、ほんのちょっとのことが気になっていました。
もっとも重視している睡眠計測精度もかなり良く、深い眠り、REM(レム睡眠)の割合を%で表してくれます。
また、覚醒回数・心拍数・呼吸の質・呼吸数・仮眠まで計測し、それぞれの詳細データも取得できるので、毎朝睡眠状態をチェックしています。
歩数の精度も高いと思います。
Amazfit Balance は、名前の通り「心と体のバランス」をとり、全体の機能のバランスにも優れた神スマートウォッチだと思います!
価格は少し高いですが、それを補って余りあるので購入価値は大あり だと思います!
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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