
AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。
久し振りにヘッドホンの記事です。
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』の購入は結構前で、正確な記録がないのですがおそらく2017年頃だと思います。
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』は、初代から25年以上の歴史のあるロングセラー商品です。
こんなにも長く愛され続けているには、理由があります。
私は自宅で音楽を聴くリスニング用途でヘッドホンを使用しています。
音質を中心に徹底レビューしていきます。
また、以前レビューした「Sennheiser(ゼンハイザー) HD599」とも比較していきます。
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 の価格
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 の音質
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 の装着感
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 の特徴
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 の外観
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD599 との比較
- Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 はどんな人におすすめか



レビュー 結論:極めて質の高い低音で高音質
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』 は、DJ定番モデルでプロフェッショナル愛用モデルですが、低音の質は凄く高く、かなり高音質なヘッドホンです。
またこの音質でありながら、価格も2万円以内とお手頃です。
とにかく低音が好き、低音にこだわりがある、という人には是非一度聴いてほしいヘッドホンです。
理由①:価格が手頃
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』 の価格は、2025年2月7日現在 Amazonで19,000円(税込)です。
私が購入した時点で確か1万円ちょいくらいだったと思いますが、少し高くなってるんですね。
今ではめちゃくちゃ安い!っていう感じでもないですが、音質を考えるとお値打ちと言えます。


理由②:音質はかなり良い!
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』は、密閉型です。
ヘッドホンにはオープン型、セミオープン型もあります。
オープン型は低音が出にくく、セミオープン型は低音と高音がバランス良く出るのが特徴です。
密閉型は中高音が出にくい特徴があるのですが、『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』 は中高音もしっかり出ています。
市販品の多くはデザイン優先で作られたモデルが多く、音質の良くないものも多いのが現状です。
ヘッドホンで高い音質を求めるのであれば、『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』や「Sennheiser(ゼンハイザー) HD599」のようなロングセラー商品に着目してみてください。
音質
- 高音
程よい高音です。
スーッと伸びていく感じではなく、適度な高音が鳴っています。
決してキンキンすることなく、刺さることもありません。
低音に比べると少し高音が弱く感じますが、明瞭度が高く、
しっかり高音を聞き取ることが可能です。
- 中音
フラットな中音です。
ボーカルの定位は抜群に良いです。
女性ボーカルでもキンキンすることもありません。
- 低音
実に質感の高い低音です。
決して不自然に膨らんだり、ボワつくこともありません。
締りがあってキレがあり、ダイナミックで迫力のある低音です。
大好きな低音です。
- 音場
特に広くも狭くもないですが、イヤホンで聴くよりは広く感じます。
そもそもスピーカーの音場にはどんなヘッドホン・イヤホンも敵いません。
- 全体
実にフラットな感じですが、とにかく低音の質感が物凄く高いです。
かといって低音過多では決してなく、中高音のバランスも良いです。
バスドラやベースラインをしっかり確認できます。
- ポップス
音にダイナミックさ、パワフルさがあり、聴いていて気持ち良いです。
- ロック
気持良く重厚なロックを聴けます。
ドラムの音も生々しいです。
ロックに必要な低音の重厚感を感じられ、音のパワフルさもあり、実に相性が良いです。
- EDM
EDMには重要な重低音が実にスムースにダイナミックに出てきます。
ベースとバスドラのリズムが気持ち良いです。
相性は良いです。
- アニソン
録音の質が良くない曲が多いアニソンなので、その分再生のハードルは高いです。
(どうしても録音音質がそのまま出てしまうため)
中高音に癖がないので録音音質そのままを素直に聴けます。
ボーカルははっきり聴け、ダイナミック感・パワフル感があるので楽しく聴けます。
- ジャズ
ウッドベースの響きに緩みがなく実に気持ち良いです。
ドラムのブラシの音もしっかり聴こえて、ホーンの音にも張りを感じられ、
気持ち良いです。
ノラ・ジョーンズのボーカルにも圧倒されます。
- アコースティック
アコースティックギターの響き、エコー感がちゃんと再現されています。
ボーカルものはアコースティックギターとのバランスも良いです。
引き締まったベースもしっかり感じられます。
- クラシック
実にサラリとクラシックを鳴らしてくれます。
小ホールでの演奏という感じです。
クラシックには低音が重要なんですが、見事です。
また弦楽器の響きも良く、楽器の定位感も良いです。
奥行き感はもう少し欲しいところです。
- Youtube
人のしゃべる声は良く聴こえます。
人の声に芯を感じられ聴きやすいです。
- 映画(スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け)
低音のダイナミック感とパワフルさが全体の臨場感を増してくれます。
セリフも明確で芯を感じられます。
全く問題なく映画の世界に没入できます。
低音のベースがしっかりしていて、音に芯がある感じなので、どんなジャンルでも非常に聴きやすいです。
モニター用途にも向いているし、楽しく音楽を聴くのにも向いています。
音の好みは人それぞれなので、あくまで参考までに。
相性の良いジャンル
- ポップス
- ロック
- EDM
- アニソン
- ジャズ
- アコースティック
- クラシック
特に不得意なジャンルはないと思います。
- 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD(24-bit/48KHz)、HD(16-bit/44.1KHz)
- 再生ジャンル:ポップス、ロック、EDM、アニソン、ジャズ、アコースティック、クラシック
- 再生映画:スターウォーズ スカイウォークの夜明け(ディズニープラス)
- 接続機器:
DAP:SONY NW-WM1AM2





装着感について
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』 の側圧はかなり高いです。
耳をすっぽり覆うのではなく、耳の上に乗せるオンイヤー型という形状なのであえて側圧を強くしていると思われます。
なので長時間のリスニングには向いていないかもです。
その反面ヘッドホン自体が非常に軽い(140g)ので、頭への負担はそんなにないです。
特徴
用途に合わせた3つのモデル
HD25は用途に合わせて3つのモデルがあります。
- HD25
今回レビューしているモデル
- HD25 Light
シンプルなヘッドバンドと両側出しコード
- HD25 Plus
HD25と同様の片出しコード・スピリットヘッドバンドで、予備ケーブル、予備イヤーパッド、キャリングポーチ、カールコードが付属する


長く使える
2000年代からDJモニターのスタンダードとして定着し、DJ専用というイメージもありますが、テレビの撮影・収録現場など音響のプロフェッショナルも愛用しているモデルです。
サードパーティからも多くの交換パーツがラインナップされており、ケーブルの断線やイヤーパッド等の劣化にも対応できます。












その他特徴
- 軽量なアルミ素材のボイスコイルにより実現した高感度
- 非常に高い音圧レベルにも対応
- 片出しで取り外し可能な堅牢なケーブル
- 片耳での使用が可能な回転式ハウジング
- ケーブルストッパーネジ規格:トルクスの6番(T6)
仕様
製品名 | HD25 |
---|---|
構造 | ダイナミック・密閉型 |
再生周波数特性 | 16Hz~22kHz |
ドライバーサイズ | 30mm |
感度 | 120db |
負荷定格 | 200mW |
公称インピーダンス | 70Ω |
イヤカップ形状 | 耳あて型(オンイヤー) |
入力コネクター | 3.5mmステレオ |
ケーブル | 着脱式、片出し、1.5mストレート |
重量 | 140g(ケーブル・プラグ含んで166g) |
付属品 | 6.3mm変換アダプター |


外観
デザイン性は高くなく、無骨でシンプルな外観です。
この無骨で頑丈そうな外観がまた良いんです。









DJに人気の回転式ハウジングは、もともと屋外での放送収録用途としての機能だったそうです。


Sennheiser(ゼンハイザー) HD599 と比較
音質の比較
HD25 と比較すると HD599 の方がソフトな低音です。
HD599 はオープン型で、元々低音が出にくい特徴があるので仕方ない面もあります。
でも決して HD599 の低音は弱いわけではありません。
実にしっかりと低音は鳴ってます。
HD599 の低音の方がパワフルでダイナミックで締りがあって迫力があります。
低音好きなら HD25 の方がおすすめです。
逆にオープン型は高音再生には向いているので、HD599 の高音は実に気持ちよく鳴っています。
装着感の比較

形状的には HD599 がインイヤー型で、HD25 がオンイヤー型です。
なので HD599 の方が装着感は良いです。
HD599 の標準イヤーパッドもベロア調なので、耳当たりも気持ち良いです。
HD599 の方が何時間も装着していられる装着感です。
HD25 は側圧が強いので、長時間の装着には向きません。
外観の比較
比較するとこんな感じです。

イヤーカップの大きさが大きく違います。
比較結果
どちらもロングセラーモデルで、音の好み次第でどちらを選んでも後悔することはないと思います。
低音重視で、音に パワフル・ダイナミックさ・迫力 を求めるなら 『HD25』
柔らかい音で長時間ゆったりと聴きたい場合は、『HD599』
という感じでしょうか。

Sennheiser(ゼンハイザー) HD25 はこんな人におすすめ
- とにかく質の良い低音が聴きたい人
- ダイナミックな音が好きな人
- 出てくる音に集中して聴きたい人
- モニター用のヘッドホンを探している人
- DJ用のヘッドホンを探している人


まとめ
『Sennheiser(ゼンハイザー) HD25』 は結論で述べた通り、低音の質は凄く高く、かなり高音質なヘッドホンです。
とにかく低音が好き、低音にこだわりがある、という人には是非一度聴いてほしいヘッドホンです。
またこの音質でありながら、価格も2万円以内とお手頃なのも魅力です。
また、同じSennheiser(ゼンハイザー) のHD599 との比較も行いましたが、どちらもロングセラーになるのが分かる音質でした。
締りがあって迫力のある音なら『HD25』、柔らかい音で長時間聴きたい人には『HD599』 という感じがしました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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