Sennheiser CX 400BT True Wireless 長期使用レビュー。 上位機と同じ音質でお値段手頃!

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Sennheiser CX 400BT True Wireless

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回はワイヤレスイヤホンの長期使用レビューです。

Sennheiser(ゼンハイザー)のワイヤレスイヤホン「CX 400BT True Wireless」を長期使用レビューします。

Sennheiser CX 400BT True Wireless は、当時のSennheiser3万円台の最上位機種TWS「MOMENTUM True Wireless 2」の機能省略版モデルで音質良く、セール価格がむっちゃ安くなったため大人気でした!

コスパ抜群で、今でも充分通用する高音質を誇るモデルだと思います。

   
    
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。


目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

Sennheiser(ゼンハイザー) について

Sennheiser(ゼンハイザー)は、ドイツの音響機器メーカーです。

1945年に技術者であり大学教授でもあったフリッツ・ゼンハイザー博士によって創立されました。

ヘッドホン、イヤホン、マイクなどの音響機器を扱っており、音楽制作現場や映画制作現場などのプロフェッショナル用途にも多く用いられています。

音響機器に求められる本質。それは間違いなく「音」です。

ゼンハイザーは創業当時から、この本質である「パーフェクト・サウンド」を実現していた貴重な企業だったのです。

ひとりでも多くの音にこだわる「本物」の皆様へ、他の企業では決してマネのできないプレミアムなプロダクトを開発し続けることこそが、いまも昔も、変わらず持ち続けている「パーフェクト・サウンド」というゼンハイザーの理念です。

※ゼンハイザーサウンドHPより

Sennheiser CX 400BT True Wireless の外観・付属品

外観や付属品を見ていきます。

外観

カラーは「ブラック」「ホワイト」の2色です。
私は「ブラック」を購入しました。

 
 
ケースの外観はこんな感じです。
少し厚みはありますが、小振りなケースです。

 
イヤホン本体の裏側にR、Lの表記があります。

 
ケースの裏側に充電用のUSB-C端子があります。

 
ケース裏側右の丸いボタンを押すとケースのバッテリー残量が分かります。
バッテリー残量に応じて緑→黄→赤の順でインジゲーターの色が変わっていきます。

 
その他外観です。

 

イヤホン本体は中央にゼンハイザーロゴをあしらった四角いデザインです。

  
割とコンパクトなケースなので持ちやすいです。

 
このケースは傷がつきやすいです。

引き出しに入れているのですが、引き出しの中で擦れると傷がついていきます。

ケースの傷は覚悟して、取り扱いには注意しましょう。

付属品

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • USB Type C充電ケーブル
  • イヤーピース(シリコン製) XS,S,M,L 4ペア
  • クイックガイド&セーフティガイド

付属品がどこかにいってしまったため、写真撮れませんでした…。

Sennheiser CX 400BT True Wireless の主な特徴・仕様

主な特徴

バッテリー持ち

イヤホン単体で、最長7時間、充電ケースと併用で最長20時間使用可能です。

また、15分の急速充電で60分使用可能です。

音質

いわゆるゼンハイザーサウンドと言われる高音質です。

ゼンハイザーはプロ用機器も作っているので、その音質はプロの現場の人達も認めているところです。

専用アプリ

Sennheiserの専用アプリ「Smart Control」は、最初の立ち上げ時にイヤホンの装着方法やペアリング方法、タッチ操作方法を教えてくれます。

 
「Smart Control」では、各種イヤホン設定も可能です。

 
イコライザーメニューでイコライザーの手動設定が可能です。
自分で設定した内容を保存できます。

 
サウンドチェックは、聴いている音楽を3つのオプションの中から自分の好きな音を数段階選択いきます。

 
そうすると自分好みのイコライザー設定を自動で設定してくれます。
ちなみに私の結果は以下です。
相当ドンシャリが好きなようですね(笑)。

 
イヤホン操作ボタンの設定も可能です。


主な仕様

製品名CX 400BT True Wireless
Bluetoothバージョン5.1
対応コーデックSBC、AAC、aptX 1
ドライバー7mmダイナミックドライバー
周波数特性5 Hz ~ 21 kHz
重量約6g(イヤホン/片側)
約37g(充電ケース)
再生時間
(ノイキャンON)
本体のみ:7時間
ケース込:20時間
充電端子USB Type C
充電時間約1.5時間
防水- 2
ノイズキャンセリング
外音取り込み
マルチポイント
アプリ

Sennheiser CX 400BT True Wireless の公式HP

 
1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事を参照ください。
 →【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。

2:IP等級に関しては、以下の記事を参照ください。
 →【2023年9月最新】IP等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない!? IP保護等級を解説します!

Sennheiser CX 400BT True Wireless の価格

2021年2月にAmazonのセールで、13,500円で購入しました。

これは衝撃の安さだったため、思わずポチっとしてしまいました。

2023年11月9日時点でAmazonでは16,500円です。

販売価格は23,500円だったので、これでもかなり安いですね。

Sennheiser CX 400BT True Wireless のレビュー

装着感

耳に入れて少しねじって装着するようアプリに記載があります。

その通りに装着すると装着感は凄く良いです。

ただ、イヤホン本体が角ばっているため、耳に当たる箇所が少し痛くなる時があります。

操作性

操作性はかなり良いです。

タッチした回数分だけ「ピッポッパッ」と音が鳴ってくれるので、何回タッチが反応しているか分かりやすいです。

イヤホン本体の操作に戸惑いがないです。

遅延

Youtubeの視聴だと、aptX接続だと遅延は気になりませんが、SBC・AAC接続だとほんの少しですが遅延が気になります。

Netflixの視聴でも同様で、aptX接続だと遅延は気になりませんが、SBC・AAC接続だとほんの少しですが遅延が気になります。

初期接続

  • 充電ケースから本体を取り出す
    ※2回目以降のペアリングはイヤホンを装着した状態で、左右のタッチパネルを3秒間長押しするとペアリングモードになります。
  • 端末のBluetooth設定を開く
  • CX 400BT TW をタップして、ペアリングする

音質

音質評価
  • 高音
    解像度の高い高音が出ます。
    ドラムのハイハットもしっかりリズムを刻んでいます。
  • 中音
    ボーカルはしっかり前で鳴っています。
    コーラスやドラムの定位も良いです。
    中音もしっかり伸びやかです。
  • 低音
    低音の量感はあります。
    ですがボワつきはなく、重厚で柔らかいけど締まった弾力があり、ベースラインはしっかり把握できます。
    非常に質の高い低音です。
  • 音場
    広めの音場です。
    奥行感はあり、奥にあるドラムなどの楽器はちゃんと奥まって聴こえます。
    ボーカル、各楽器の定位感が良いです。
  • 全体
    ダイナミックで弾力があり高解像度だけど、全体的に柔らかい音です。
    安心して色々なジャンルの音楽を聴けます。

    ポップスは弾力良く、楽しく聴けて気持ち良いです。

    ロックは、非常に格好良く鳴らします。
    重厚なベースラインが気持ち良い!
    全体の楽器のバランスが凄く良いです。

    ジャズは、ウッドベースの重厚で締まった響きがかなり良いです。
    ホーンの響きは良いです。
    ドラムの表現、定位感はどのジャンルも抜群に長けています。

    クラシックは、大ホールで演奏している感じです。
    弦楽器の再現性は素晴らしいです。
    ステージのどこで演奏しているかが分かります。
    クラシックをここまで鳴らせるイヤホンは稀です。
    とても気持ち良く聴けます。

    EDMは、重低音の弾力感が良いので凄くノレます。
    思わず踊りだしたくなります。

    アニソンは、元々のドンシャリにイヤホンの特性がマッチしています。
    少しだけ平面的に聴こえる曲があります。

    アコースティックは、生ギターの再現性・質感が凄く良いです。
    ピアノの音もかなり良いです。
    実はピアノの再現性は凄く難しいと感じています。
    それがこのイヤホンではビアノの再現性がかなり高いです。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
  • 再生ジャンル:ポップス、ロック、JAZZ、クラシック、EDM、アニソン、アコースティック
  • 接続機器:
    スマホ:Pixel8 Pro Bluetoothコーデック:aptX
    タブレット:iPad mini 6 Bluetoothコーデック:AAC

相性の良いジャンル

相性の良いジャンル
  • ポップス
  • ロック
  • ジャズ
  • クラシック
  • EDM
  • アコースティック

全体的にかなりの高音質で相性の悪いジャンルは、ほぼないです。

Sennheiser CX 400BT True Wireless レビュー まとめ

Sennheiser CX 400BT True Wireless をまとめると以下です。

まとめ
  • 3万円のMOMENTUM True Wireless 2と同じレベルの高音質
  • 操作性がかなり良い
  • 装着感が良い
  • アプリのサウンドチェック機能が良い
  • aptX以外のコーデックだと動画視聴時に少しだけ遅延が気になるかも
  • ケースが傷つきやすい

Sennheiser CX 400BT True Wireless は、とにかく高音質です

苦手なジャンルはほとんどなく、どんなジャンルでも高音質で鳴らしてくれます。

いや~、本当にこの価格でこの音質って素晴らしいですね!

Sennheiser CX 400BT True Wireless はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • ノイズキャンセリング、外音取り込みが不要で音質のみを追求したい人
  • 屋内でじっくりと音楽等を高音質で聴きたい人

Sennheiser CX 400BT True Wireless は、今となっては型落ちですが、その分安くなっており、ノイズキャンセリングや外音取り込みなどの機能が不要な人で高音質を求める人にとっては、とてもコストパフォーマンスの高いイヤホンだと思います。

このモデルはとにかく音質の良さ、に尽きると思います!

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Sennheiser CX 400BT True Wireless

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