初めてC-PLフィルターを使ってみた。PRO1D WIDEBAND C-PL レビュー!【カメラ成長記】

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Kenko PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL

今回、初めてC-PLフィルターを使ってみました。

数あるC-PLフィルターの中から、私は Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL を選びました。

実際に自分で購入して使用したレビューなので是非参考にしてみてください。
    

●SONY α7C II のレビューは、以下をご参照ください。
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●単焦点レンズ SONY FE 50mm F2.5 G のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】単焦点レンズ SONY FE 50mm F2.5 G レビュー!

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●ズームレンズ TAMRON(タムロン) 17-50mm F/4 Di III VXD のレビューは、以下をご参照ください。
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Nikon Z30 レビュー 開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】

 

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
家電製品アドバイザー(AV情報家電)の資格を持つAV情報家電の専門家。
オーディオ歴40年以上。
コストパフォーマンスにこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。

PLフィルターとは?

PLフィルターは反射光をコントロールすることで、鮮やかな発色やコントラストが得られるフィルターです。

水面やガラス面、樹葉、建物などの表面反射を抑えたり、青空をより鮮やかにして被写体本来の色彩を引き出します。

風景写真に欠かせないフィルターです。

PLとは「Polarized Light」の略で、偏光膜に光を通すことで光の反射をコントロールして、色彩コントラストを高めます。

  • Kenko Tokina HP 参照

PLフィルターとC-PLフィルターの違いは?

CPLフィルターは「Circular Polarized Light」の略で、偏光膜の他に1/4位相差板を入れ、円偏光にすることで、オートフォーカス機能に影響を与えることがないPLフィルターです。

市場のPLフィルターはほとんどはCPLフィルターに置き換わっています。

「PL」は1980年代以前のAF(オートフォーカス)機能のないカメラに使うフィルターで、現代のAF機能が一般的なカメラに使えるようにしたフィルターが「CPL(サーキュラーPL)」です。

PLフィルターをデジタル一眼で使用すると、ハーフミラーやローパスフィルターとPLの偏光膜が干渉してしまい「露出」や「AF機能」に誤差が生じるため、デジタル一眼には「CPL(サーキュラーPL)」を使った方が良いそうです。

  • MARUMI HP 参照

C-PLフィルター の使い方

①かざす

フィルターを被写体に向けてかざし、持ち手の角度を90°の範囲内で変えてみよう。

反射部分や空が暗くなったり明るくなったりしていれば効果が出ている。

(良い効果が出た時に枠上の△マークの大まかな位置を覚えておくと良い。)

  • 表裏を間違えないよう注意

②取り付ける

フィルターの後枠をレンズにあてがい、後枠を持って時計方向に回す。

前枠を回しても取り付けられないので注意。

  • 外す時は後枠をつかみ反時計方向に回す。

③前枠を回す

前枠だけを回してPL効果を調整する(手順①で効果が出た時の位置を覚えていればそこに△マークを持ってくる)。

側面をガッチリつかむのではなく、先端部分に指を添えるように回せば、誤ってフィルターを落としてしまう心配はない。

  • Amazon HP 参照

C-PLフィルター 使いこなしのポイント

太陽を背にして90°の方向にカメラを向ける

青空を配した風景で色彩コントラストを高めるには、太陽の位置が重量。太陽を背にして撮影者との位置を結んだ直角方向、およびその左右の方向の青空に最も効果があらわれる。

  • 逆光線の時や曇天時の撮影ではわずかな効果となる。
       
  • 超広角レンズにPLフィルターをつけて空を撮ると、「空が青くなる所」と「青くならない所」が画面に入り、空がムラになったように写ることがある。偏光ムラを避けるには撮影位置を変えたり、PL効果を抑えめにして使おう。

水面に対して30~40°の角度から撮影する

水面やガラス面、葉の表面の反射を取り除くには、斜めの位置から撮影するのが効果的。

平面に対して30~40°の時が最も効果が出やすい。

  • 真正面からの撮影や金属面の反射には効果はない。
  • Amazon HP 参照

C-PLフィルター を購入した理由

C-PLフィルター を購入した理由は以下です。

  • 水面やガラスなどの光の表面反射を除去したかった
      
  • 青空の色をより濃くしたかった

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL を選んだ理由

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL を選んだ理由は以下です。

  • 保護フィルターでKenkoのPRO1Dシリーズを良く使っていて、問題なかったため

   
SONY FE 50mm F2.5 G に装着したかったので、フィルター径:49mmを購入しました。

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL 開封

パッケージ

パッケージはこんな感じです。
とてもシンプルなパッケージです。

外観

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL の主な特徴

風景写真をワンランクアップ

被写体本来の色彩を鮮やかに表現するPLフィルターは、風景写真の撮影で大活躍のアイテムです。

空気中のホコリやチリによる反射光も取り除き、空と雲のコントラストをはっきりと表現してくれます。

また、PRO1Dシリーズ共通の、面反射率1%以下のデジタルマルチコートにより光のロスを低減させたり、ガラス外周に墨塗り加工を施し内面反射を防いだりと、画質にもこだわった仕様となっています。

PLフィルターの効果①「反射除去効果」

PLフィルターがもたらす代表的な効果の1つ「反射除去効果」。

使用することで反射を除去し、海の色を鮮やかに写すことができます。

水の反射だけでなく、ガラス、葉、岩、建物、地面などの表面にも効果があります。

  • ただし金属や鏡の反射には効果がありません。

PLフィルターの効果②「色彩コントラスト効果」

PLフィルターのもう一つの代表的な効果として、「色彩コントラスト効果」があります。

太陽光が大気中の分子にあたると光の散乱が起きるが、PLフィルターを使い散乱の影響を抑えることで、空をより濃い青にして、桜や新緑、紅葉、白い雲とのコントラストを高めることができます。

広角レンズにも対応する薄枠設計

フィルターの枠が厚いと、広角レンズを使用した際に画像の四隅に暗い影(ケラレ)が出てしまうことがあります。

このケラレを防ぐため、通常枠より枠厚を薄くしたものが”薄枠”です。

操作性を高めるローレット(すべり止め)加工

前枠と後枠それぞれにローレット(滑り止め)加工を施すことで、PL効果調整時に回転させる時や、フィルター着脱時の操作性を高めています。

ガラス外周に墨塗り加工を施し、内面反射を低減

フィルターガラスの外周に墨塗り加工を施すことで内面反射を防止。

通常のフィルターに比べてフレアやゴーストの発生を軽減できます。

レンズキャップ・フード取付可能

フィルター前部にネジを設けており、フィルターを装着した状態からレンズキャップやフードの取付が可能です。

  • Amazon HP 参照

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL の主な仕様

製品名PRO1D ワイドバンドC-PL
コーティングデジタルマルチコーティング
面反射率1%以下
材質光学ガラス
ガラス外周墨塗り加工
薄枠(広角レンズ対応)
  • Amazon HP 参照

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL レビュー

「反射除去効果」

水面の反射除去効果を狙ってみました。

フィルター装着前
C-PLフィルター装着後

     
以下はC-PLフィルター装着後の作例です。

F4、1/125秒、ISO:1000、50mm
F4、1/320秒、ISO:800、50mm
F4、1/125秒、ISO:1000、50mm
F7.1、1/6秒、ISO:640、50mm
F5.6、1/160秒、ISO:640、50mm

「色彩コントラスト効果」

C-PLフィルターの効果の2つ目として、青空をより鮮やかにして被写体本来の色彩を引き出してみました。

フィルター装着前
C-PLフィルター装着後

    
以下はC-PLフィルター装着後の作例です。

F8、1/1600秒、ISO:800、50mm
F4、1/640秒、ISO:500、50mm

良い点

  • 反射除去効果」は実感できた
        
  • 「色彩コントラスト効果」は実感できた

    
想定通りの使い方はできました。

ただ、ずっとC-PLフィルターを付けっぱなしというのも少し不便な感じがします。

良くない点 

  • C-PLフィルターを付けたり外したり、が少し面倒
         

やっぱりねじ込み式なので仕方ないですが、フィルターの付け外しは少し面倒ですね。

マグネット装着方式を試してみようかなぁ~…。
       

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL の価格

2024年5月にAmazonで、4,536円(税込)で購入しました。

2024年6月4日時点のAmazonでの価格は、4,536円(税込)です。
※Amazonの価格は日々変動することがあります

まとめ

Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL のレビューをまとめると以下です。

  • 反射除去効果」は実感できた
         
  • 「色彩コントラスト効果」は実感できた
        
  • C-PLフィルターを付けたり外したり、が少し面倒

    
今回、初めてC-PLフィルターというものを使ってみました。

撮影場面によっては効果はあるし、実感できます。

ただ、ここぞ!っという撮影場面の際にフィルターをねじ込んで使用するのは少し面倒でした。

少し費用がかかってもマグネット装着式の方が使いやすかったのかなぁと思っています。

ただ、フィルター自体の使い勝手は満足しています。

初めてのC-PLフィルターとして、Kenko PRO1D WIDEBAND C-PL は、効果も実感できコストパフォーマンスも良いのでおすすめできます!!

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!


 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Kenko PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL

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