プリメインアンプ DENON PMA-2500NE レビュー。 ダイナミックな音で低音の再現性はピカイチ!!

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DENON PMA-2500NE

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

私はプリメインアンプの DENON PMA-2500NE を2018年4月に購入して今現在も愛用しています。

今回は、愛用品のプリメインアンプ DENON PMA-2500NE をレビューします。

デノン(Denon)
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目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

DENON PMA-2500NE 購入時のお話


もう随分前の2018年のことですが、今まではAVアンプのMarantz SR6004 Special(逸品館さんのカスタマイズモデル)に2chのパワーアンプMM7025 Special(逸品館さんのカスタマイズモデル)を接続して使用していました。

それでも低音の質が気に入らずプリメインアンプを導入し、CDプレーヤーはプリメインアンプに直接接続してピュア・オーディオを実現したいと思っていました。

以前はアマチュアバンドでドラムをやっていたことがあり、音楽の基本はドラムとベースだと思っています。特に低音は昔から好きでとにかくボリュームがあれば良いということではなく、締まりがあって弾力があり、歯切れのよい低音が好みです。

ということで、ビックカメラさんの名古屋駅西店に予約をして比較視聴しに行きました。

事前にスピーカーは所有しているFOCAL CHORUS 826E JAPON EDITONに近い、FOCALのスピーカー(おそらくAria936)を準備していただきました。

CDプレーヤーも所有しているSA7003 Live(逸品館さんのカスタマイズモデル)に近い10万円くらいのMarantzのCDプレーヤー(ND8006)を準備いただきました。

比較視聴したのは以下です。

  • DENON PMA-2500NE
    とにかく低音の再現性はスバ抜けてました
    LENKA の「THE SHOW」の難しいベースの音を見事に鳴らし切りました
       
  • LUXMAN L-505uXII
    最後までDENONと迷いました
    ボーカルの再現性はすごく良かったです
       
  • Marantz PMA8006
    低音がボワついてしまっていたので却下でした
  • PIONEER A-70A
    悪くはなかったのですが、特徴があまりない感じでした
    滑らかな音はしていたと思います

視聴の際に使用したCDは以下です。

  • 今井美樹 PRIDEの2曲目の「LAST JUNCTION」:リズムのよい曲でベースの歯切れの良さが分かります。
      
  • LENKA 1曲目の「THE SHOW」:途中からベースがぶわーっと入ってきて低音の制御ができているか見極めるには良い曲です。
      
  • NoraJones come away with meの1曲目の「Don’t Know Why」:これはボーカルの良さを見極めるには良い曲です。

比較視聴した中で、特にLENKAの「THE SHOW」のベースを見事に表現できたのは唯一 DENON PMA-2500NE だけでした。

ボーカルの良さだけで言えばLUXMANも良かったのですが、やはり低音の再現性はDENONさんの製品が一番優れていました。

という経緯があり、DENON PMA-2500NEを購入するに至ったわけです。

よくDENONの製品は低音の評判が良いと言いますが、実際に試聴してみてまさにその通りだと思いました。

主な特徴

DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC

DSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力信号に対応するUSB-DAC機能を搭載しています。

D/AコンバーターにはDCD-2500NEと同じ384 kHz / 32 bit対応DAC採用し、高品位なサウンドを実現しています。

プリメインアンプにD/Aコンバーターも内臓されており、DAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)などのUSBを接続して、ハイレゾ音源も再生することが可能です。

USB-DACとしても使用できるので、DAPを接続してハイレゾ音源を再生したりしています。

※DENON様のHPより

アナログモード 

アナログ音声再生時には、デジタル専用トランスへの給電を断つことによりデジタル入力回路の動作を完全に停止させた「アナログモード」で動作させることができます。

さらにFLディスプレイの表示も消灯し、純粋なアナログアンプとして動作させることができます。

アナログモードにするとデジタル回路を停止するのでアナログの音は確かに良くなります。
音の純度がより高くなる感じです。
※アナログモードに設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は使用できません。

PMA-2500NE アナログモード

※DENON様のHPより

主な仕様

■ パワーアンプ部

定格出力:80 W + 80 W (8Ω、20 Hz ~ 20 kHz、THD 0.07 %)、160 W + 160 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
全高調波歪率:0.01 % (定格出力、-3 dB時)、負荷8Ω、1 kHz 
出力端子:スピーカー AまたはB:負荷 4 ~ 16Ω、スピーカーA + B:負荷 8 ~ 16Ω 
入力感度 / 入力インピーダンス:EXT. PRE: 0.9 V / 47 kΩ、ゲイン値: 29 dB

■ プリアンプ部

入力感度 / 入力インピーダンス:PHONO(MM): 2.5 mV / 47 kΩ、PHONO(MC): 200μV / 100 Ω、
CD、NETWORK、AUX、RECORDER :135 mV / 47 kΩ (ソースダイレクトオフ)、135 mV / 23 kΩ (ソースダイレクトオン)
RIAA偏差:PHONO : ± 0.5 dB(20 Hz ~ 20 kHz)
最大入力:PHONO(MM): 130 mV / 1 kHz PHONO(MC): 10 mV / 1 kHz

■ 入出力端子

アナログ音声入力端子:アンバランス入力×4、PHONO(MM / MC)入力×1、EXT. PRE入力×1
アナログ音声出力端子:アンバランス出力(RECORDER)×1
デジタル音声入力端子:USB-B入力×1、同軸デジタル入力×2、光デジタル入力×2
その他:IRコントロール入出力×1

■ 総合特性 

S / N比(Aネットワーク):PHONO(MM): 89 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 74 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)CD、NETWORK、AUX、RECORDER: 110 dB(入力端子短絡)
周波数特性:5 Hz ~ 100 kHz(0 ~ -3 dB)
トーンコントロール:BASS(低域): 100 Hz ±8 dB、TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB

■ 総合

外形寸法(W × H × D):434 x 182 x 431 mm
質量:25.0 kg 
消費電力:310 W(電気用品安全法による)
待機電力:0.2 W
付属品:かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン、単4形乾電池 × 2、 電源コード

※DENON様のHPより

DENON PMA-2500NEの正式HP

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価格

2018年4月にビックカメラ 名古屋駅西店で193,891円で購入しました。

2023年8月4日時点でAmazonで、231,660円です。
この時は結構奮発してしまいました。

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DENON PMA-2500NE の我が家での接続状況

PMA-2500NEはパワーアンプモードも備えており、2chのパワーアンプとしても使用可能です。

ですので以前の構成通りAVアンプのMarantz SR6004 Special(逸品館さんのカスタマイズモデル)のパワーアンプとしても使用しています。
※パワーアンプモードにするには、INPUT SELECTORで「EXT・PRE」を指定します。

AVアンプのMarantz SR6004 Specialは主にブルーレイレコーダー Panasonic DMR-BW800とHDMIで、テレビ SHARP LC-60XL10と光ケーブルで接続しています。

Amazon FireTV 4K MAXは、Marantz SR6004 SpecialのHDMI端子に直接接続しています。

プリメインアンプのPMA-2500NEは、CDプレーヤー SA7003 Live(逸品館さんのカスタマイズモデル)とブルーレイプレーヤー Marantz UD-7006 Special(逸品館さんのカスタマイズモデル)をそれぞれアナログ接続(RCAケーブル接続)しています。

たまにPMA-2500NEのDACにFiiOのDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)M11SをUSB接続してハイレゾ音源を聴いたりしています。

音質評価

音質としては、比較視聴時にも思いましたが、低音の再現性は見事です。

以前のAVアンプ+パワーアンプでは鳴らしきれなかった曲の低音もばっちり再現できます。

奥行の表現もしっかりできており、ボーカルが前面に出て、楽器は後ろで鳴ってるというのが良く分かります。

人によっては「アンプによって音の違いはあるのか?」と思う人もいらっしゃるかと思いますが、色々な製品を比較視聴すると確かに違いはあります。

以前に逸品館さんに行って、「アンプの音の違いがあまり分からない」と言ったら、通常のAVアンプとカスタマイズモデルのAVアンプを続けて聴かせてくれて、あまりの音の違いにびっくりした覚えがあります。

カスタマイズモデルの音の張り感、ダイナミックさが圧倒的だったんです。

その私が珍しくカスタマイズモデルではなくメーカーの純粋モデルを選んだのですが、これは非常に優れたアンプだと思います。

このプリメインアンプを購入してからDENONさんの製品には信頼を置くようになりました。

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まとめ:DENON PMA-2500NE はかなりの高音質!

プリメインアンプ DENON PMA-2500NE は決して安くはない製品ですが、それだけにとても良い音質を奏でており、特に低音の再現性は抜群です! 購入してから5年以上経っていますが大変満足しています。

DENONさんの開発秘話などを見て、この頃からサウンドマスターによる音決めをされており、当時すごく興味を惹かれていました。

私のように特に低音にこだわりのある方は、是非店頭等でDENONさんの製品を試聴されることをおすすめします。

もちろん DENON PMA-2500NE は低音だけでなく、中高音の再現性も素晴らしいです。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

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※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

DENON PMA-2500NE

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