Noble Audio FALCON 長期使用レビュー。今でもその音質は抜群!!

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Noble Audio FALCON

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回はワイヤレスイヤホンの長期使用レビューです。

高級ブランドNoble初のワイヤレスイヤホン「Noble Audio FALCON」を長期使用レビューします。

最初に Noble Audio FALCON を聴いたとき、これでワイヤレスイヤホンもう上がりじゃん!って思いました。

   
    
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。


目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

Noble Audio について

2013年10月にジョン・モールトン博士によりカリフォルニア州サンタバーバラに設立された、イン・イヤー・モニタータイプのイヤホンを専門とするオーディオブランドです。

会社設立以来海外で数多くの名誉ある賞を獲得するなど、世界最高峰のオーディオファン向けイヤホンブランドとして高い人気を誇っています。

特に、ジョン・モールトン博士はオーディオロジスト(聴覚学者・聴覚専門医)であることで知られており、専門家の知見を生かした製品づくりがなされています。

ジョン・モールトン博士は、ティーンエイジャーから音響に興味を持ち、Radio Shack社でカーステレオの設置業務に携わる。

聴覚学博士号を取得後、5~7年の実地研修を経て聴覚学の講師となる。

聴覚専門医として難聴の診断・治療・補聴器の調整・リハビリ・難聴の予防を行いながら、蝸牛インプラントの外科助手としても活躍する。

聴覚学に関わる分野で最も関心を寄せたのが補聴器の製造で、2008年、補聴器会社に在籍中に、会社のラボで作成したカスタム・イン・イヤー・モニターをヘッドホンコミュニティHead-fiに投稿したところ、その造形的な美しさが話題となり、“Wizard”という愛称が定着。

Wizardは、”魔法使い”という意味です。

2013年10月にイン・イヤー・モニタータイプのイヤホンを専門とするオーディオブランド「Noble Audio」を設立。

10万円以上のイヤフォンもラインナップにゴロゴロ存在する高級ブランドです。

ジョン・モールトン博士
“Wizard”こと ジョン・モールトン博士

※Noble Audio 公式HP参照

Noble Audio FALCON の外観・付属品

外観はプラスチックっぽく、シンプルでそんなに高級感がある訳ではありません。

かなりコンパクトなケースになっています。

それでは、外観や付属品を見ていきます。

パッケージ

パッケージはこんな感じです。

 
パッケージ側面に主要な機能の記載があります。

外観

私はブラックを購入しました。
ブラック以外にもホワイトもあります。

Noble Audio FALCON
Noble Audio FALCON

 

外観はこんな感じです。

Noble Audio FALCON

  

イヤホン本体の裏にR、Lと書かれています。

Noble Audio FALCON

 

本体での操作はプッシュ式のボタンで行います。
ボタン部分のロゴが光ります。

 
ケースの裏側に充電用のUSB-C端子があります。

  

かなりコンパクトなケースです。

 

付属品

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • ポーチ
  • イヤーピース(S・M・L)
  • USB Type C充電ケーブル
  • ユーザーズガイド

Noble Audio FALCON の主な特徴・仕様

主な特徴

“Wizard”ジョン・モールトンによるチューニング

新開発のドライバーの特性を生かしたアコースティックダンパーによるチューニングに加えて、DSPによるドライバーの特性の調整を実施。

物理的によるチューニングと信号処理によるチューニングを掛け合わせることで、理想的な特性を目指した、とのことです。

Qualcomm製SoC「QCC3020」を採用

送信側デバイスから親機側イヤフォンを経由して子機側までデータをブリッジして伝送する「True Wireless Stereo(TWS)」方式に加え、左右イヤフォンへそれぞれデータを伝送する「TrueWireless Stereo Plus(TWS+)」にも対応。

TWS+対応スマホと組み合わせると、接続がより安定し、音の遅延も少なくなります。

新開発の「Dual-layered Carbon Driver(D.L.C. Driver)」

FALCONで採用された「Dual-layered Carbon Driver(D.L.C. Driver)」は、高音質を標榜する完全ワイヤレスイヤホンで従来採用例が多かったグラフェン・ドライバーの欠点を克服した新しい構造のドライバーです。

ドライバーの樹脂層の上にカーボンファイバー層を重ねた特殊な二層構造となっており、グラフェン・ドライバーと比べて歪みを約1/2に低減するとともに、伸びやかな高域表現を可能にしています。

接続の安定性

Bluetoothデバイスとの接続安定性を高めるアンテナ設計技術「High Precision Connect Technology」を採用。

混雑している駅構内など電波干渉の多い状況での利用も極めて切れにくい設計になっています。

バッテリー関係

消費電力を抑えたQCC3020と、イヤフォン本体に内蔵されている高性能バッテリーにより、最長10時間の連続再生が可能。

左右のマスタースワップ機能を搭載。

電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方をマスターイヤフォンに自動的に切り替えてバッテリーの片減りを防止し、より長時間の再生が可能です。

充電ケース込みで累計で最長約40時間の音楽再生ができます。

イヤフォン本体と充電ケースは高速充電に対応。

イヤフォン本体は最大1時間で満充電、充電ケースは1.5時間で満充電できます。

充電ケースに入れたイヤフォンは満充電になると自動的にスリープモードになり、未使用時の充電ケースのバッテリー消費を抑えています。

こだわりのイヤーピース

ePro audio製の「Horn-Shaped Tips」というイヤーピースを採用。

このイヤーピースは、完全ワイヤレスイヤフォンに最適化された形状に設計されています。

普通のイヤーピースと比べ、少し平たい形状で、確かに耳穴に入れると抜けにくくなっています。


主な仕様

製品名Noble Audio FALCON
Bluetoothバージョン5.0、マルチペアリング対応
再生周波数20Hz〜20KHz
対応コーデックSBC、AAC、aptX
再生時間連続再生10時間
ケース込みで最長40時間
充電端子USB Type C
充電時間イヤホン本体:約1時間
充電ケース:約1.5時間
防水IPX7
ノイズキャンセリング
マルチポイント
アプリ

Noble Audio FALCON の価格

2020年8月にAmazonで、16,690円で購入しました。

2023年10月26日時点でAmazonでは、13,900円です。

激安ですね!

Noble Audio FALCON のレビュー

装着感

長いノズルと独自のイヤーピースでぴったりフィットします。

装着感はかなり良いです。

落ちる気配は全くありません。

初期接続

イヤホン本体をケースから取り出すと自動でペアリングモードになります。

端末側でペアリングします。

操作性

誤動作を防ぐため、タッチセンサーではなく物理ボタンでの操作になっています。

機能LR
再生する1回押す
一時停止1回押す
次の曲を再生2回押す
前の曲に戻る3回押す
電話を受ける1回押す
通話を終了1秒長押し
応答を拒否1秒長押し
音量上げる2回押す
音量下げる3回押す

アプリ

専用アプリ「Nobel Sound Suite」を使用して、イコライザ設定やボタン操作の設定などができます。

音質

音質評価
  • 高音
    はっきりくっきり聴こえます。
    ドラムのハイハットが気持ちよく鳴っています。
    結構高い音まで伸びきっていく感じがします。
  • 中音
    ボーカルは、自然に聴こえます。
    コーラスも自然に響いて聴こえます。
    ボーカルの再現性は素晴らしいです。
  • 低音
    低音は、心地よい響きです。
    ちょうど良い感じで鳴っています。
    弾力感があり、ダイナミックに鳴ります。
    そんなにモリモリ低音が鳴る感じではないですが、充分な量感はあります。
    好きな低音です。
  • 音場
    自然な感じの音場感です。
    割と近くで鳴っている感じですが、横の広がり感はあります。
    奥行き描写も感じます。
  • 全体
    全体に中高音に張りがあって、素晴らしく解像感の高い音です。
    ですが適度な柔らかさもあり、聴き疲れする感じは全くなく心地よい響きです。
    ワイドレンジで明解なメリハリ感を感じられるがナチュラルな高音質です。

    まさに魔法使いのように音質が見事にコントロールされています。
    2019年の発売ですが、本当に今聞いてもかなりの高音質です。
    ワイヤレスイヤホンの高音質化の先駆けと言って良い、今でも充分通用する高音質イヤホンです。


    JBLのダイナミック感とは違いますが、極めて明快でナチュラルな感じの高音質です。

    ポップスはとにかく楽しく聴かせてくれます。

    ロックは、ベースラインが気持ちよく鳴って、そのベースラインの上に、他楽器、ボーカルが気持ちよく乗っかっていきます。
    ギターのひずみ感もしっかり感じられ、格好よく鳴ります。
    低音は少し控えめです。

    ジャズは、とても気持ち良く鳴ります。
    ウッドベースもしっかり鳴ります。
    ドラムが少し前に出すぎな感じはしますが、ハイハットはシンバルの音はくっきり聴こえます。
    ホーンの響きも良いです。

    クラシックは、ホールの感じがよく再現されています。
    弦楽器はとても良い響きです。
    バイオリンの張り感も良い感じです。
    とても心地よくクラシックを聴けます。

    aptXならではの音のきめ細かさも感じます。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
  • 再生ジャンル:ポップス、ロック、女性ボーカル、JAZZ、クラシック
  • 接続機器:
    スマホ:Pixel8 Pro Bluetoothコーデック:aptX
    タブレット:iPad mini 6 Bluetoothコーデック:AAC

相性の良いジャンル

相性の良いジャンル
  • ポップス
  • ジャズ
  • クラシック

特に相性の悪いジャンルはなさそうです。

まとめ: Noble Audio FALCON は、さすが”魔法使い”のジョン・モールトン博士がチューニングした魔法にかかった高音質イヤホンです!!

Noble Audio FALCON をまとめると以下です。

まとめ
  • とにかく音質はかなり良い
  • コーデックが、aptXにも対応している
  • 高級ブランドのNobleなのに、1万円台の価格でかなりの高コストパフォーマンス
  • 装着感はかなり良く長時間でも聴き疲れしない
  • 持ち運び用のポーチがついている
  • バッテリーは長持ちする
  • ケースがコンパクトで持ち運びしやすい
  • ノイズキャンセリング機能はない
  • マルチポイント機能はない
  • ワイヤレス充電機能はない

Noble Audio FALCON は、さすが魔法使いこと“Wizard”ジョン・モールトンがチューニングした高音質ワイヤレスイヤホンです

かなりの高音質と感じる見事なチューニングが施されています。

Noble Audio FALCON はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • とにかく高音質のイヤホンが欲しい人
  • 高音質でも価格を抑えたい人
  • ノイズキャンセリングがなくても良い人
     ※イヤーピースの遮音性は結構高い

とにかく安価で高音質なワイヤレスイヤホンが欲しいなら、一度 Noble Audio FALCON を試してみてください。

きっとその高音質に驚かれるはずです。

きっと、「もうこれでワイヤレスイヤホンは上がりで良いじゃん!」ってなるのではと思います。

確認したらAmazonさんでまだ取り扱いあります。

残り4点ということなので、在庫あるうちにお急ぎください。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Noble Audio FALCON

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