【2023年11月】Noble Audio FALCON 2　長期使用レビュー。やっぱり音質は抜群！！

今回はワイヤレスイヤホンの長期使用レビューです。

高級ブランドNobleのワイヤレスイヤホン「Noble Audio FALCON 2」を長期使用レビューします。

初代の Noble Audio FALCON があまりにも衝撃的な最高レベルの音質だったので、思わず FALCON 2 も購入してしまいました。

Noble Audio について

2013年10月にジョン・モールトン博士によりカリフォルニア州サンタバーバラに設立された、イン・イヤー・モニタータイプのイヤホンを専門とするオーディオブランドです。

会社設立以来海外で数多くの名誉ある賞を獲得するなど、世界最高峰のオーディオファン向けイヤホンブランドとして高い人気を誇っています。

特に、ジョン・モールトン博士はオーディオロジスト（聴覚学者・聴覚専門医）であることで知られており、専門家の知見を生かした製品づくりがなされています。

ジョン・モールトン博士は、ティーンエイジャーから音響に興味を持ち、Radio Shack社でカーステレオの設置業務に携わる。

聴覚学博士号を取得後、5～7年の実地研修を経て聴覚学の講師となる。

聴覚専門医として難聴の診断・治療・補聴器の調整・リハビリ・難聴の予防を行いながら、蝸牛インプラントの外科助手としても活躍する。

聴覚学に関わる分野で最も関心を寄せたのが補聴器の製造で、2008年、補聴器会社に在籍中に、会社のラボで作成したカスタム・イン・イヤー・モニターをヘッドホンコミュニティHead-fiに投稿したところ、その造形的な美しさが話題となり、“Wizard”という愛称が定着。

Wizardは、”魔法使い”という意味です。

2013年10月にイン・イヤー・モニタータイプのイヤホンを専門とするオーディオブランド「Noble Audio」を設立。

10万円以上のイヤフォンもラインナップにゴロゴロ存在する高級ブランドです。

※Noble Audio 公式HP参照

Noble Audio FALCON 2 の外観・付属品

イヤホン本体の外観は初代FALCONとほぼ同じです。

初代FALCONのコンパクトで細長いケースから、小さい固形石鹸のようなケースになっています。

それでは、外観や付属品を見ていきます。

パッケージ

パッケージはこんな感じです。

　
パッケージ側面に主要な機能の記載があります。

外観

私はブラックを購入しました。
ブラック以外にもホワイトもあります。

　

外観はこんな感じです。

　　

イヤホン本体の裏にR、Lと書かれています。
FALCON 2 なのでⅡ と書かれています。

　

本体での操作はプッシュ式のボタンで行います。
ボタン部分のロゴが光ります。

　
ケースの裏側に充電用のUSB-C端子があります。

　
ケース前面のインジケーターで4段階で充電状況を表示します。

　　

持ちやすい形状のケースです。

　

付属品

• イヤホン本体
• 充電ケース
• ポーチ
• イヤーピース（S・M・L）
• USB Type C充電ケーブル
• ユーザーズガイド

Noble Audio FALCON 2 の主な特徴・仕様

主な特徴

“Wizard”ジョン・モールトンによるチューニング

FALCONシリーズを手掛けたジョン・モールトンは、聴覚学者であり聴覚専門医です。

卓越したチューニングによってもたらされる音質は、彼の聴覚科学の豊富な知識に基づき緻密に設計されています。

Qualcomm製SoC「QCC3040」を採用

一般的なSBCだけでなく、音質に優れるAAC、さらには96kHz/24bitで転送可能なハイレゾ相当のオーディオコーデックであるaptX Adaptiveにも対応しています。

新開発の「Dual-layered Carbon Driver（D.L.C. Driver）」

初代｢FALCON｣で音質上のキーコンポーネントとして高い評価を獲得した「Dual-layered Carbon Driver（D.L.C. Driver）」を引き続き採用しています。

「FALCON 2」は、QCC3040との組み合わせによりドライバーの性能がさらに向上。

低域は20Hzから高域は24kHzまで再生することが可能です。

また、ドライバーの樹脂層の上にカーボンファイバー層を重ねた特殊な二層構造となっており、グラフェン・ドライバーと比べて歪みを約1/2に低減するとともに、伸びやかな高域表現を可能にしています。

接続の安定性

Bluetoothデバイスとの接続安定性を高めるアンテナ設計技術「High Precision Connect Technology2」を採用。

従来の2倍の電波強度を達成し、優れた接続安定性を実現しています。

バッテリー関係

消費電力を抑えたQCC3040と、イヤフォン本体に内蔵されている高性能バッテリーにより、最長10時間の連続再生が可能。

左右のマスタースワップ機能を搭載。

電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方をマスターイヤフォンに自動的に切り替えてバッテリーの片減りを防止し、より長時間の再生が可能です。

ケースのワイヤレス充電にも対応しています。

主な仕様

製品名	Noble Audio FALCON
Bluetoothバージョン	5.2、マルチペアリング対応
再生周波数	20Hz〜24KHz
対応コーデック	SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive　※1
再生時間	連続再生10時間
充電端子	USB Type C ワイヤレス充電対応
充電時間	イヤホン本体：約1時間 充電ケース：約1.5時間
防水	IPX7 ※2
ノイズキャンセリング	－
外音取込	〇
マルチポイント	－
アプリ	〇

※1：Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。

※2：IP等級に関しては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年9月最新】ＩＰ等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない！？　ＩＰ保護等級を解説します！

Noble Audio FALCON 2 の価格

2020年10月にAmazonで、16,990円で購入しました。

2023年11月1日時点でAmazonでは、9,780円です。

安っ！

Noble Audio FALCON 2 のレビュー

装着感

長いノズルと独自のイヤーピースでぴったりフィットします。

装着感はかなり良いです。

落ちる気配は全くありません。

初期接続

イヤホン本体をケースから取り出すと自動でペアリングモードになります。

端末側でペアリングします。

ペアリング方法は以下の動画を参照ください。

操作性

誤動作を防ぐため、タッチセンサーではなく物理ボタンでの操作になっています。

機能	L	R
再生する	－	1回押す
一時停止	－	1回押す
次の曲を再生	－	2回押す
前の曲に戻る	－	3回押す
電話を受ける	1回押す
通話を終了	1秒長押し
応答を拒否	1秒長押し
音量上げる	3回押す	－
音量下げる	2回押す	－

アプリ

専用アプリ「Nobel Sound Suite」を使用して、ボタン操作の設定やイコライザ設定などができます。

音質

相性の良いジャンル

高音が強調されるジャンルは少しキンキンします。

まとめ： Noble Audio FALCON 2 は、初代FALCONから中高音が進化した高音質イヤホンです！！

Noble Audio FALCON 2 をまとめると以下です。

Noble Audio FALCON 2 は、初代FALCONからワイヤレス充電など機能を向上させ、中高音に特徴を出した高音質ワイヤレスイヤホンです。

Noble Audio FALCON 2 はこんな人におすすめ

Noble Audio FALCON 2 は、機能こそ最近のイヤホンより劣ります（ノイズキャンセリングはない）が、そこら辺の安価なイヤホンと比べたらかなりの高音質です。

元々は16,990円くらいだった価格が、今やAmazonさんで1万円を切っています。

この価格ならかなりお得感があります！

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを！！

　

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。