Nikon Z fc レビュー。開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】

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Nikon Z fc

カメラ初心者である私のカメラ成長記です。

私と同じくカメラ初心者の方と一緒に成長できたらと思います。

私は最初のカメラとして Nikon Z30 を購入して写真メインで使用しています。

ただ、Nikon Z30 のレビューでも触れた通り液晶画面での撮影は屋内では問題ないですが、明るい屋外だと画面が見にくかったり、ピントが合っているかの確認がしにくかったりしました。

そこで、ファインダーのあるカメラを試してみたいと思い、Nikon Z fc を追加購入しました。

今回は、Nikon Z fc をカメラ初心者の観点でレビューしていきます。

 

●Nikon Z30のレビューは、以下をご参照ください。
Nikon Z30 レビュー 開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】

●カメラを購入した際の必要なアクセサリーは、以下をご参照ください。
 →【カメラ成長記】Nikon Z30 カメラを買ったら必要なアクセサリー!

●クローズアップフィルターの紹介は、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】クローズアップフィルター紹介。マクロレンズいらずで手軽にマクロ撮影!

●カメラレンズNIKKOR Z 40mm f2 のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f2 レビュー!

●カメラレンズ NIKKOR Z DX 24mm f/1.7のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon Z30 レンズ NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 簡易レビュー!

●カメラの物撮りの明るさ調整に関しては、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》

●Ulanzi カメラショルダーバッグに関しては、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Ulanzi カメラショルダーバッグ レビュー!

●カメラの基本と選び方については、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】カメラの基本と選び方について

      
●カメラ旅行計画は、以下をご参照ください。

      

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
家電製品アドバイザー(AV情報家電)の資格を持つAV情報家電の専門家。
オーディオ歴40年以上。
コストパフォーマンスにこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。

Nikon Z fc を購入した理由

Nikon Z fc を購入した理由は以下です。

  • ファインダーのあるカメラが欲しかった
  • Nikonのレンズを活かすためNikonのカメラを選んだ
  • 持ち出しやすさを優先し、軽量なAPS-Cカメラが良かった
  • 何とも言えないクラシカルなデザインが良かった
      
  • ニコンダイレクトの訳ありアウトレットでお手頃価格であった

この中でも最も大きな理由は、①のファインダーのあるカメラです。

Z 30 には満足しているのですが、やはり明るい屋外などで液晶画面を見ずらい時があり、そういう際にファインダーがあったらどうなんだろう?って思っていました。

それで、たまたまニコンダイレクトの訳ありアウトレットでお手頃価格でNikon Z fc があったので、このチャンスを逃したらいけない、と思い購入しました。

Nikon Z fc 開封

通常のNikonのパッケージと違い、お洒落な色味の箱です。

 
蓋を開けると、カメラ本体と付属品が見えました。

 
箱の中身は以下です。
Z30と違い、バッテリー充電器が入ってました。

Nikon Z fc という製品名について

Z fc」という製品名ですが、それぞれに意味があります。

  • Z:Zマウントのカメラということを表しています
      
  • f:精密機器の感触と高画質の「融合」を示す「fusion」の「f」を表しています
      
  • c:全ての人にこの伝統を受け継ぐカメラをより「casual」に使ってほしいというニコンの願いを表しています

  
Nikon Z fc は、まさにこの製品名に込められた思いそのものである、と使ってみて感じます。

デザインはクラシカルですが、中身は最新の技術が詰め込まれており、まさに新旧が「融合」しています。

そしてそのクラシカルで可愛らしいデザインの通り、カジュアルに気軽に持ち出したくなるデザインになっています。

そのデザインに惹かれてカメラを気軽に持ち出して使っていただき、私のようにカメラに興味を持ち始めた人の最初の入り口になってくれれば良いな、と思います。

Nikon Z fc の主な特徴

ミラーレスとニコンの伝統的なデザインの融合

Nikon Z fc の最大の特徴は、このデザインにあると思います。

かつての大人気フィルムカメラで「ニコンFM2」というカメラがあり、そんな写真撮影の楽しみを象徴するFM2にインスパイアされた外観デザインになっています。

モニター背面に採用した革シボ風の加工もフィルムカメラを想起させます。

一つ一つのダイヤルは、アルミ削りだしで丁寧に作り込み、天面の表示は全て刻印されています。

1970-80年代のカメラに使用されていたNikonの古い刻印ロゴや、円形の接眼目当てを採用し、細部までこだわり抜かれています。

Nikon New FM2
  • Amazonの画像より引用

自分の好みに色を変えられる、プレミアムエクステリア

好みやライフスタイルに応じてボディーの人工皮革部分の張替ができる「プレミアムエクステリア」が用意されています。

プレミアムエクステリアは全部で5色:チョークブルー、マスタードイエロー、オリーブグリーン、ウォルナットブラウン、ミッドナイトグレー。

このうちチョークブルーは、受付終了しているようです。

私は、ニコンダイレクトの訳ありアウトレットで、たまたまチョークブルー張替済品を入手することができました。

  • このサービスはZ fc専用の有料サービス
  • チョークブルーは受付終了しています(2024年1月16日)

インフォ画面のカラーカスタマイズが可能

2024年3月6日公開のファームアップで、インフォ画面の表示設定色変更機能にカラーバリエーションが追加されています。

プレミアムエクステリアのカラーオプションをベースにした選択肢が用意されており、カラーコーディネートが楽しめます。

ファームアップが継続的に行われているのは、Nikonの良いところだと思います。

カメラ起動時のアニメーション表示を追加

2024年3月6日公開のファームアップで、カメラ起動時に Z fc のコンセプトに合ったアニメーションが表示されるよう設定されました。

アニメーションは、インフォ画面のカラー設定と連動して背景色が変わる Z fc のロゴを表示したパターン、プレミアムエクステリアで自分好みのカメラに仕立てる楽しさを表現したパターン、上面のダイヤルを操作する楽しさを表現したパターン、光が取り込まれていくことを電飾のように表現したパターンの4種類がランダムに表示されます、

プレミアムエクステリアで自分好みのカメラに仕立てる楽しさを表現したパターン
上面のダイヤルを操作する楽しさを表現したパターン
光が取り込まれていくことを電飾のように表現したパターン

基本的な設定が一目で確認できる3つのダイヤル

ボディーの天面にシャッタースピード、ISO感度、露出補正の3つのダイヤル、そしてF値を表示する小窓を搭載しています。

これらがあることで、上部を見ると一目で基本的なカメラ設定を視認することができます。

手応えのあるダイヤル操作は、一つ一つの設定を丁寧に調節し、シャッターをきるという撮影スタイルを楽しませてくれます。

このダイヤルもお気に入りのポイントです。

オートモード時に露出補正が可能

Zシリーズカメラで初めてオートモード時の露出補正機能を搭載しています。

オートモード時の基本設定を用いながら、露出補正ダイヤルで画像の明るさんの調整が可能です。

露出補正なし
+1.3段補正

撮影気分が⾼まる電子ビューファインダー(EVF)

EVFは、約236万ドットの有機ELパネルでシャープでクリアーに見えます。

EVFには画像モニターと同じ設定状態を表示するため、ファインダーから目を離すことなく素早く設定を変更できます。

Zシリーズで初のバリアングル式画像モニター

Z30もバリアングル式モニターでしたが、Nikon Z fc がZシリーズでは初の採用のようです。

私のようなカメラ初心者には使いやすい機能だと思います。

専用画面・タッチ操作で簡単な「⾃分撮りモード」

自由な角度にセットできる画像モニターを正面に向けると、自分撮り専用画面が表示され、画像モニターにタッチしてセルフタイマー(10秒/2秒)と露出補正※の設定が行えます。

静止画撮影時にはタッチAF/タッチシャッターも有効。

動画撮影時にもタッチAFが有効なので、自由な位置にピントを合わせることができ便利です。

動画撮影専用のAF-Fモードは、自分撮りモードでも活用できます。
「自分撮りモード」時にはシャッターボタン、動画撮影ボタン以外のボタンやマルチセレクターなどがロックされるため、不用意にボタンなどに触れても誤作動のおそれがなく、カメラをしっかり握って撮影できます。

  • 露出補正ダイヤルが「C」に設定されているとき

ファインダーから目を離さずに設定できる  メニュー表示

撮影の最中に新しいアイデアが浮かんだときなどには、iボタンでタッチ操作可能なiメニューを呼び出し、メニューの深い階層に潜りこむまでもなく、カメラの設定をより素早く直感的に変更できます。

iメニューは画像モニターおよび電子ビューファインダー(EVF)で確認可能で、目を離さずに設定を変更できます。

これは便利だと感じています。

長く安心して使える⾼い信頼性

Nikon Z fc はスタイリッシュなだけでなく、高い堅牢性と耐久性を備えています。

ボディーはマグネシウム合金製で衝撃に強く、背面には軽さと高い剛性を両立した素材を採用しています。

また高精度・高耐久のシャッターを搭載しており、カメラに実装した状態で10万回におよぶテストをクリアーしているとのことです。

このこだわりがNikonの好きなところです。

⾼感度⾼画質ISO 100-51200

Z fcの最高常用ISO感度は51200※。

高感度性能が優れた撮像素子と、上位機種にも採用している画像処理エンジン EXPEED 6のノイズ低減よって、静止画、動画を問わずノイズを効果的に抑制し、細部や質感も鮮明に描写できます。

また、暗いシーンでもブレの少ない写真が撮影可能で、スマートフォンでは実現できなかった高画質が容易に得られます。

© Yansu Kim

クリエイティビティを発揮しやすい20種類の[Creative Picture Control]

静止画、動画で独創的な表現を可能にする、下記20種類の[Creative Picture Control]を搭載しています。

効果の度合い(適用度:0~100・10ステップ刻み)も調整可能。

最終アウトプットを電子ビューファインダーや画像モニターで確認しながら多彩な画づくりを選択できるため、思い描いている仕上がりを簡単に実現できます。

ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン

この辺りはZ30と同じです。

付属品

  • Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25
  • バッテリーチャージャー MH-32
  • ストラップ AN-DC27
  • ボディーキャップ BF-N1
  • 接眼目当て DK-32

※Nikon Z fc 公式HP参照

Nikon Z fc 公式HP

  

  • Nikon 公式動画より

Nikon Z fc の主な仕様

製品名Nikon Z fc
型式
型式レンズ交換式デジタルカメラ
レンズマウントニコン Z マウント
有効画素数
有効画素数2088万画素
画像素子
画像素子23.5×15.7mmサイズCMOSセンサー、APS-Cサイズ/DXフォーマット
総画素数2151万画素
レンズ
交換レンズ・Z マウント用NIKKORレンズ
・F マウント用NIKKORレンズ
 (マウントアダプターが必要、一部機能制限あり)
手振れ補正
手振れ補正レンズシフト方式(VRレンズ使用時)
記録形式/記録方式
記録画素数・撮像範囲[DX(24×16)]の場合:
5568×3712ピクセル(サイズL:20.7M)
4176×2784ピクセル(サイズM:11.6M)
2784×1856ピクセル(サイズS:5.2M)
・撮像範囲[1:1(16×16)]の場合:
3712×3712ピクセル(サイズL:13.8M)
2784×2784ピクセル(サイズM:7.8M)
1856×1856ピクセル(サイズS:3.4M)
・撮像範囲[16:9(24×14)]の場合:
5568×3128ピクセル(サイズL:17.4M)
4176×2344ピクセル(サイズM:9.8M)
2784×1560ピクセル(サイズS:4.3M)
・動画の画像サイズを3840×2160に設定し、動画モード中に静止画撮影した場合:3840×2160ピクセル
・動画の画像サイズを3840×2160以外に設定し、動画モード中に静止画撮影した場合:1920×1080ピクセル
画質モード・NEF(RAW):RAW 12ビット/14ビット
・JPEG:JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
・NEF(RAW)+JPEG:RAWとJPEGの同時記録可能
ピクチャーコントロールシステムオート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能
記録媒体SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
対応規格DCF 2.0、Exif 2.31
ファインダー
ファインダー電子ビューファインダー、0.39型XGA OLED、約236万ドット、明るさ調整可能(オート、マニュアル7段階)、カラーカスタマイズ可能
視野率上下左右とも約100%(対実画面)
倍率約1.02倍(50mmレンズ使用時、∞、-1.0m-1のとき)
アイポイント接眼レンズ最後尾から19.5mm(-1.0m-1のとき)
視度調節範囲-3~+3m-1
アイセンサーファインダー表示と画像モニター表示の自動切り換え
シャッター
シャッター電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター
シャッタースピード・シャッタースピードダイヤル使用時:1/4000~4秒(1ステップ)、Bulb、Time、X(フラッシュシンクロ)
・メインコマンドダイヤル使用時:1/4000~30秒(1/3ステップ、撮影モードMでは900秒まで延長可能)、Bulb、Time、X(フラッシュシンクロ)
フラッシュ同調シャッタースピードX=1/200秒、X=1/200秒以下の低速シャッタースピードで同調、オートFPハイスピードシンクロ可能
レリーズ機能
レリーズモード1コマ撮影、低速連続撮影、高速連続撮影、高速連続撮影(拡張)、セルフタイマー撮影
連続撮影速度・低速連続撮影:約1~4コマ/秒
・高速連続撮影:約5コマ/秒
・高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒
※ ニコン試験条件での最大撮影速度
セルフタイマー作動時間:2、5、10、20秒、撮影コマ数:1~9コマ、連続撮影間隔:0.5、1、2、3秒
オートフォーカス
方式ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF)、AF補助光付
検出範囲‐4.5~19EV
※ ローライトAF無効時:‐3~19EV
※ 静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100、f/1.8レンズ使用時、常温20℃
レンズサーボ・オートフォーカス:シングルAFサーボ(AF-S)、コンティニュアスAFサーボ(AF-C)、AFモード自動切り換え(AF-A)(静止画モードのみ)、フルタイムAF(AF-F)(動画モードのみ)、予測駆動フォーカスあり
・マニュアルフォーカス(M):フォーカスエイド可能
フォーカスポイント209点
※ 静止画モード、撮像範囲APS-Cサイズ/DXフォーマット、シングルポイントAF時
AFエリアモードピンポイントAF(静止画モードのみ)、シングルポイントAF、ダイナミックAF(静止画モードのみ)、ワイドエリアAF(S)、ワイドエリアAF(L)、ワイドエリアAF(L-人物)、ワイドエリアAF(L-動物)、オートエリアAF、オートエリアAF(人物)、オートエリアAF(動物)
フォーカスロックAE-L/AF-L(プロテクト)ボタン、またはシングルAF サーボ(AF-S)時にシャッターボタン半押し
動画機能
測光方式撮像素子によるTTL測光方式
測光モードマルチパターン測光、中央部重点測光、ハイライト重点測光
記録画素数/フレームレート(記録レート)・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p
・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p
・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
※ 120p:119.88fps、100p:100fps、60p:59.94fps、50p:50fps、30p:29.97fps、25p:25fps、24p:23.976fps
※ 標準/★高画質選択可能(3840×2160、1920×1080 120p/ 100p、1920×1080スローは★高画質のみ)
最長記録時間29分59秒
ファイル形式MOV、MP4
映像圧縮方式H.264/MPEG-4 AVC
音声記録方式リニアPCM(動画記録ファイル形式がMOVの場合)、AAC(動画記録ファイル形式がMP4の場合)
感度・M:ISO 100~25600(ステップ幅:1/3ステップ)、感度自動制御(ISO 100~25600)が可能、制御上限感度が設定可能
・P、S、A:感度自動制御(ISO 100~25600)、制御上限感度が設定可能
・オート:感度自動制御(ISO 100~25600)
モニター
モニターバリアングル式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット、視野角170°、視野率約100%、 明るさ調整可能(マニュアル11段階)、カラーカスタマイズ可能
インターフェース
USBType-C端子
HDMI出力HDMI端子(Type D)装備
外部マイク入力ステレオミニジャック(φ3.5mm)、プラグインパワーマイク対応
Wi-Fi(無線LAN)
方式/規格・準拠規格:IEEE802.11b/g/n/a/ac
・周波数範囲(中心周波数):2412~2472MHz(13ch)、5180~5700MHz
・出力(EIRP):8.1dBm(2.4GHz)、7.9dBm(5GHz)
・認証方式:オープンシステム、WPA2-PSK
・通信距離(見通し):約10 m※
※電波干渉がない場合。通信距離は遮蔽物や電波状態などにより影響されます。
Bluetooth
通信方式Bluetooth標準規格 Ver.4.2
通信距離(見通し)約10 m※
※電波干渉がない場合。通信距離は遮蔽物や電波状態などにより影響されます。
電池寿命
撮影可能コマ数静止画モード:撮影可能コマ数
・モニターモード[ファインダーのみ]時:約310コマ
・モニターモード[モニターのみ]時:約360コマ
動画モード:動画撮影可能時間
・モニターモード[ファインダーのみ]時:約80分
・モニターモード[モニターのみ]時:約80分
寸法・質量
寸法(幅×高さ×奥行き)約134.5×93.5×43.5mm
質量約445g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)、約390g(本体のみ)

※Nikon Z fc 公式HP参照

Nikon Z fc 公式HP

Nikon Z fc の価格

2024年2月にニコンダイレクトで、訳ありアウトレットのチョークブルーのボディを100,000円(税込)で購入しました。

アウトレットはいつも在庫がある訳ではないので、見つけたらラッキーです。

  • 訳ありアウトレットとは、開封済品または店頭展示品、初期不良などをニコンのサービス機関で修理調整したアイテムです。新品水準並みの品質を確認しています。

Nikonの3年保証も付いてきます。

2024年3月12日時点でAmazonでは、ボディのみで118,000円(税込)です。

レンズキット NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRは、134,707円、
Special Edition キット NIKKOR Z 28mm f/2.8 SEは、147,000円です。
※Amazonの価格は日々変動します

ニコンダイレクトでは、ボディのみで129,800円(税込)です。

  
また、新たなカメラやレンズを購入する際は、不要なカメラやレンズを買い取ってもらって購入資金を作るのも良いと思います。

カメラやレンズは資産性があるので、割と高く買い取ってもらうことが可能です。

Nikon Z fc ファーストインプレッション

外観

カラーは、シルバーとブラックの2種類あります。

私はシルバーにプレミアムエクステリアの「チョークブルー」を購入しました。

  • 自分が好きな形
    クラシカルなデザインでお洒落に感じます。
    ファインダーのアイカップも丸くてデザインとマッチしています。
     
  • 上部のダイヤルが何とも格好良い
    ダイヤルを回す感覚が懐かしくもあり、回した時のカチカチっという感触が良いです。
     

操作性
 

  • コンパクトで操作性が良い
    撮影モードダイヤルやシャッターボタンへもアクセスしやすいです。
     
  • 使いやすいバリアングル液晶画面
    液晶画面の画質もまあまあ良く、自由に液晶画面が回転するので使いやすいです。
     
  • 上部のダイヤルが使いやすい
    上部に3つダイヤルがありますが、それぞれ使いやすいです。
    特に露出補正がダイヤル一つで調整できるのは、Z30の2つのボタン・ダイヤル同時押しでの調整に比べるとかなり使いやすく感じます。

 

画質

まだ初心者なので映像関係については造詣が深くはありませんが、なかなか綺麗だと思います。

これはレンズの性能にも関係してくるので何とも言えませんが…

初心者のつたない撮影例を添付しておきます。

以下は、NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 レンズで撮影しました。

 
以下は、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR レンズで撮影しました。

バッテリー持ち

液晶画面を使用せずにファインダー撮影する場合は、バッテリー持ちは結構良いと感じます。

1泊2日の旅行で予備バッテリーを2つ持っていったのですが、実際は1つのバッテリーで2日間使用してもバッテリーのメモリは1つも減りませんでした。

Nikon Z30 だとファインダーがなく液晶画面を使用するので結構バッテリー持ちは悪いと思っていたのですが、同じバッテリーを使用している Nikon Z fc の方が明らかにバッテリー持ちが良いと感じます。

Nikon Z fc の良くないところ

  • グリップがない
    Nikon Z fc は、クラシカルなデザインを採用しており、そこがお洒落で良いのですが、その反面グリップのない平坦なデザインのため、重いレンズを装着した際などは多少カメラを持ちにくく感じます。
    このカメラを使用する際は発想をガラッと変えて、左手でレンズをガシッと下から持って、右手を添える形での撮影スタイルの方が良いでは、と思います。
      
  • バッテリー蓋の質感があまり良くない
    バッテリーの蓋は軽く、プラスチック的な感じがするので質感は今一つと感じます。
    バッテリーの蓋を開ける機会は撮影時ほどは多くないので、まだ良いですが。
      
  • カメラ前面にあるカスタムボタンは、ちょっとした拍子に手で押さえてしまうことがある
    自分の好みの機能を割り当てることのできるカスタムボタンが前面にあるのですが、コンパクトさの裏返しで、つい手で押してしまうことがあります。

 
グリップに関しては、後付けのグリップも販売されているので、それを装着するのもアリだと思います。

私はチョークブルーのボディを購入したので、ブラックのグリップは合わないかなと思っているのと、せっかくのデザインを維持したい、という理由でつけていません。

Nikon Z fc の良いところ

  • 何と言ってもクラシカルなデザイン
    クラシカルでありながら細部にまでこだわって作られており、洗練された感じもします。
    カメラ上部のアルミ削り出しのダイヤルも上質感を出しています。
      
  • 軽量である
    一見、見た目は重たそうですが、Z30のキットレンズ(16-50 VR)をZ fc につけても600mlのペットボトル1本くらいの重さです。
    最初カメラを持った瞬間、軽っ!と思いました。
    Nikon Z fc は、ボディのみで445gです。
    Z30のキットレンズ(16-50 VR)は、約135 gです。
    合計で約580gで、600mlのペットボトル約600gとほぼ同じ重さです。
    Z 30はベースプレートなどを装着して少し重くなっていた影響もあるかもしれません。
      
  • DXフォーマットのレンズはお手頃な価格のものが多い
    いわゆるAPSCフォーマット用の純正レンズは比較的安価なものが多いので初心者には助かります。
      
  • バリアングル液晶画面は使いやすい
    かなりローポジションやハイポジションで撮影する際など、液晶画面が自由に角度を変えれるのは便利です。
      
  • シャッター音が良い
    好みの問題ですが、Z 30とはまた違ったシャッター音で好きです。
    割とメカニカルな音がします。
    実際のシャッター音を録画したものを後に貼りつけておきます。
      
  • 操作性が良い
    操作性のところでも触れましたが、カメラ上部のダイヤル操作ですぐに露出補正できるのは便利です。
      
  • 充電器が付属している
    なぜかZ30には充電器が付属していませんでしたが、Nikon Z fc には付属していました。
    私はZ30購入時にサードパーティー製の2つ同時充電できるものを購入しましたが、最初から付属しているのは有難いポイントです。

 
Nikon Z fc のシャッター音です。
Z30のマイクで撮影したので、音質は今一つかもしれません。

 
  
参考までに Nikon Z30 のシャッター音です。
Z fc とは全く違うシャッター音です。
Z fc のマイクで撮影したので、音質は今一つかもしれません。

まとめ:やっぱりファインダーを覗いて撮るのは良いですね!

Nikon Z fc は、何と言ってもデザインが秀逸だと思います。

発売当初は、生産が追い付かないほどの人気だったようです。

やはりこのデザインに惹かれる人は多いのでしょうね。

Nikon Z fc は、詳細な部分もしっかりとこだわって作らており、堅牢なマグネシウム合金製のボディアルミ削り出しでちゃんと刻印されたダイヤルなど質感も高く仕上がっています。

黒いダイヤルに白い刻印がまた良い感じなんですよね。

フラットグリップにするためにバッテリー位置なども細かく調整しているそうです。

それでいて中身の性能もしっかりしており、写真の描画性能も良いと思います。

中身は同じAPS-C機のZ50やZ30とほぼ同じようです。

スマホで撮影する写真とは違う、何とも立体感や深みのある表現が出来ます。

比べてしまうとスマホの写真はなんか平面的に感じてしまいます。

最近、テレビの屋外ロケやYouTubeなどを観てると、一体どんなカメラを使っているんだろう?とか気になってしまいます。

今までは音(オーディオ)にしか興味がなく、映像にはかなり鈍感でした。

その私がカメラに興味を持つことによって、映像にも関心を持つように変化してきました。

自分でも驚いてます。

いやぁ~、映像の世界も入ってみると深いですねぇ。

こだわるとキリがないのは、オーディオと通じるものがあります。

そして今回、初めてファインダー付きのカメラを購入したのですが、ファインダーって見やすいんですね。

明るい屋外でもしっかりと撮影対象を見ることができます。

ピントが合っているかどうかも液晶画面だけよりも断然分かりやすいです。

ファインダーを覗いてるとやっぱり写真を撮ってる感がありますね。

私は普段、車の運転をする際には眼鏡をかけています。

眼鏡なしで運転免許更新ができるギリギリの視力(0.6~0.7)です。

遠くが良く見えないんです。

なので眼鏡をかけた状態でファインダーって覗けるのかなぁ、と心配してたんですけど全く問題なくファインダー覗けました!

これなら今後のカメラ ライフも安心です。

しばらくZ30Z fc を併用していこうと思います。

今後、動画撮影する際にはZ30をメインで使用していこうと思います。

とはいってもZ30 もまだ写真メインで使っていきますが…。

まだカメラ初心者なので、これから色々な撮影手法など学んでいきながら、まだまだ成長していきたいと思います。

カメラって勉強すればするほど奥深いですね。

私はまだ、カメラの入口に立った、というくらいの立ち位置です。

フルサイズのカメラにも興味はありますが、私のカメラの腕がもっと上がってから考えます。

私は思い切ってカメラを購入してしまいましたが、迷っている方は一度レンタルして使ってみてから判断するのでも良いかもしれません。

   
また、せっかくカメラを買ったのなら基本から学んで上達したいですよね。

私もオンライン講座を受講して結構勉強になりました。

せっかくなら写真のプロに教えてもらうのが良いと思います。

同じくカメラ初心者の方と一緒に成長していければ、と思います。

これからも「カメラ」カテゴリーでは、私のカメラ成長記としてブログを随時更新していきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!


※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。


Nikon Z fc

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