楽天モバイルの最強プランは本当に最強なのか? 楽天モバイルを契約してみた!

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AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。

米倉涼子さんの力強い声で「楽天モバ~イル!!」と叫んでいるCMをよく見かけます。

最初はその声がウザいと思っていたのが、最近はそうは思わなくなりました。

何だか不思議ですね。

耳が慣れたんでしょうか…

     
楽天モバイルがMVMOからMNOになって、最近ではその料金プランは「楽天最強プラン」と謳っています。

果たして本当に「最強プラン」なんでしょうか?

実際に契約してみたのでみていきたいと思います。

   
    

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

私の携帯通信事業者(通信キャリア)歴

私はスマートフォンは最近ずっとSIMフリー端末を使用しています。

その方が携帯通信事業者(キャリア)の乗り換えが自由にできるからです。

技適のある中華製のスマホを安く買おうと思ったら、中国サイトで購入したりしたこともありました。

その場合の中華製スマホの対応バンドは、大体ソフトバンクの対応バンドに合致していました。

なので、その際にはソフトバンク系の格安のSIMを契約したりしていました。

今までの通信キャリア歴は以下です。

  • NTTドコモ
    いわゆるガラケーの時に契約しました
  • ソフトバンク
    安いプランに釣られて契約しました
  • 楽天モバイル(MVMO時代)
    何となく安そうだったので契約しました
  • mineo(ドコモ回線)
    サービス品質が良さそうだったので契約しました
  • LINEモバイル
    使用スマホの対応バンドに合わせて、ソフトバンク回線が使いたかったので契約しました
  • 楽天モバイル(MNO)
    MNOでの通信速度を期待して契約しました
    この時はまだ屋内等での通信が弱かった
  • LINEMO
    通信速度の高速化、安定化を求めて契約しました
  • 楽天モバイル(MNO)
    最強プランに惹かれて契約しました

   
   
という感じで、何回か楽天モバイルは契約しており、今現在は楽天モバイルを使用しています。

     

大手キャリア 料金プランの全体図

大手キャリアと呼ばれるNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの料金プランの全体図をまとめてみました。

ちなみにMVMOは、昼休みや夕方などのよく利用する時間帯に通信速度が遅くなってしまうため、含めていません。

MVMOとは

MVNO(エムブイエヌオー)とは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」を意味します。

大手キャリア(MNO)と呼ばれる携帯電話会社が保有する基地局の帯域(一定時間に利用できるデータ容量)を借りて、格安SIMや格安スマホなどのサービスを提供する事業者のことを指します。

通信料金が安いのがメリットですが、

大手キャリアから回線を借りる関係上、どうしても自社の回線を優先するため、昼休み時間や終業後の夕方など、よくスマホを利用する時間帯は通信速度が遅くなってしまうのが、デメリットです。

私も楽天モバイル、mineo、LINEモバイルといったMVMOを契約していたことがありますが、やはり昼休み時間は、通信速度が遅くなり快適ではありませんでした。

   
    

MNOの料金プラン全体図

    
ドコモ、au、ソフトバンクとも、通常プランとは別にオンライン専用プランや格安プランがあり、更にauとソフトバンクはサブブランドまであります。

各社ともMVMOに負けないように格安の料金プランをいろいろと提供しよう、という意思は感じますが、いろいろなプランを導入した結果、非常に分かりにくい状況になってしまっています。

また、格安プランも自社のインターネット回線を契約して割引が適用され、割引適用後の金額が表に出て、パッとは分かりにくいです。

格安プランは、特に毎月の使用データ量が少ない人向けのプランです。

結論:楽天最強プランは最強!

まず結論を言っておくと、楽天最強プランは間違いなく最強です!

その理由は以下です。

結論
  • 料金体系が非常にシンプルで分かりやすい!
         
  • 自社のインターネットサービス契約とは関係ないプラン!
        
  • アプリ利用で国内通話が無料!
        
  • 楽天市場でのポイントが5倍になる!
       
  • クラウドストレージ50GBも無料!
       
  • その他お得な特典あり
       
  • プラチナバンド獲得!
        

  
   
その結論を順にみていきます。

楽天最強プランが最強の理由①:料金体系がシンプル

NTTドコモ、au、ソフトバンクと比べると料金体系は、最強プランのみです。

非常にシンプルで分かりやすいです。

楽天モバイル 最強プラン 料金体系

  
   
データの使用量によって料金が変化していくだけで、非常にシンプルです。

私は大体毎月3GBもあれば充分なので、税込1,078円に収まってしまいます。

LINEMOが3GBまで税込990円だったので、ほぼ同じです。

楽天モバイルの場合、20GB超えたら、いくら使っても税込3,278円がMAXです。

これは相当魅力的だと思います。

楽天最強プランが最強の理由②:自社インターネットサービスと無関係

NTTドコモ、au、ソフトバンクの格安プランの料金体系は、自社のインターネットサービスに加入が条件で割引が適用されます。

そして、その割引後の金額が大きく前に出ており、一見安く見えます。

楽天モバイルは、自社のサービス加入に関係ない料金体系なので、分かりやすいです。

逆に楽天のインターネットサービスを利用しても割引が適用されない、ということになります。

家のインターネットサービスは自分の好きなサービスを選べば良いのではないでしょうか。

我が家はOCN光を契約しています。

ドコモ:irumo

通常の基本料金体系は、以下です。

  • 3GB
    税込2,167円/月
  • 6GB
    税込2,827円/月
  • 9GB
    税込3,377円/月

  
  
これが、自社サービス利用で割引が適用されます。

  • home 5G セット割/ドコモ光セット割の利用で1,100円(税込)割引
       
  • dカード支払いで187円(税込)割引

  
 
で、割引適用後の料金体系は以下です。

  • 3GB
    税込880円/月
  • 6GB
    税込1,540円/月
  • 9GB
    税込2,090円/月


この割引適用後の料金が前面に出て、一見安く見えてしまいます。

au:スマホミニプラン

通常の基本料金体系は、以下です。

  • ~1GB
    税込3,465円/月
  • 2GB
    税込4,565円/月
  • 3GB
    税込5,665円/月
  • ~4GB
    税込6,215円/月

  
  
これが、auスマートバリュー利用で割引が適用されます。

  • 光サービス
    au ひかり(@nifty、@T COM [アットティーコム]、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net)・auひかり ちゅら・コミュファ光・eo光・Pikara[ピカラ光]・メガエッグ・BBIQ
  • ケーブルテレビ
    J:COM・提携先ケーブルテレビ
  • 光コラボレーションサービス
    ビッグローブ光・So-net光(注1)・@nifty光・@T COM (アットティーコム)ヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ
    ※So-net光S、M、Lは対象外

  
 
で、割引適用後の料金体系は以下です。

  • ~1GB
    税込2,178円/月
  • 2GB
    税込2,980円/月
  • 3GB
    税込4,378円/月
  • ~4GB
    税込4,928円/月


この割引適用後の料金が前面に出て、一見安く見えてしまいます。

ソフトバンク:ミニフィットプラン+

通常の基本料金体系は、以下です。

  • ~1GB
    税込3,278円/月
  • 2GB
    税込4,378円/月
  • 3GB
    税込5,478円/月

  
  
これが、自社サービス利用で割引が適用されます。

  • SoftBank 光
  • SoftBank Air
  • ケーブルライン
  • ひかりdeトークS(ケーブルライン)
  • NURO 光 でんわ(ケーブルライン)
  • Yahoo! BB 光シティ

  
 
で、割引適用後の料金体系は以下です。

  • ~1GB
    税込2,178円/月
  • 2GB
    税込3,278円/月
  • 3GB
    税込4,378円/月

この割引適用後の料金が前面に出て、一見安く見えてしまいます。

各社の格安プラン 比較表

各社の格安プランを比較表にまとめてみました。

各社のオンライン専用プラン 比較表

各社のオンライン専用プランを比較表にまとめてみました。

各社のサブブランドプラン 比較表

各社のサブブランドのプランを比較表にまとめてみました。

どの料金体系を見ても楽天モバイルは最強!

格安プラン、オンライン専用プラン、サブブランドの各プランを見てみても、楽天モバイルの「最強プラン」は、やっぱり最強です。

何と言っても、最大でも上限が3,278円というのが最強ですね。

どれだけ使ってもそんなに金額がいかない!という安心感があります。

楽天最強プランが最強の理由③:アプリ利用で国内通話無料

楽天Linkアプリを使って通話する分には、国内通話料は無料です。

いわゆるネット通話です。

回線が混みあっている場合は、通話品質が悪くなる場合もありますが、私が使用している限りでは全く問題ありませんでした。

他社は、通話かけ放題を付けないと、30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。

楽天最強プランが最強の理由④:楽天ポイント

楽天モバイルを契約すると楽天市場での買い物が毎日ポイント5倍になります。

楽天市場をよく利用される方には大きいですね。

ただし月間獲得上限ポイントは2,000ポイントです。

また、楽天ポイントを月々のスマホ代の支払いに使うことも可能です。

  
楽天モバイル契約直前まで、LINEMOに契約していましたが、特にソフトバンク系の特典はありませんでした。

楽天最強プランが最強の理由⑤:クラウドストレージ50GB無料

楽天モバイルを契約するとクラウドストレージサービスが、50GB無料です。

Googleフォトは、1アカウントあたり15GBまで無料です。

iPhoneの写真は、「iCloud写真」で「iCloud」に 無料で5GBまでバックアップしてくれます。

それ以上は有料になってしまいますので、50GBもの大容量が無料なのはすごく有難いですね。

これで、スマホ購入時にスマホのストレージ容量を大きくする必要がなくなります。

楽天最強プランが最強の理由⑥:お得な特典

楽天モバイルを契約すると他にもお得な特典があります。

  • NBA、パ・リーグ、ミュージックが追加料金0円で利用可能
  • 楽天マガジンが初回90日間無料
      
  • YouTube Premiumが、初回3ヵ月無料
    私は今これでYouTube Premiumを楽しんでます
      
  • huluの月額利用料が、初月無料でそれ以降は20%ポイント還元
      
  • DAZNの月額利用料が15%ポイント還元
       
  • 楽天Linkアプリ使用で、SMSも0円で利用可能
    (国内SMSはAndroidの場合に限る)

その他キャンペーン

  • 電話番号そのまま他社から乗り換え&初めて申し込みで6,000ポイントプレゼント
       
  • 楽天モバイルへ申し込み(2回線以降も対象)で、モバイルルーターを1円で購入可能!
        
  • 楽天カード同時申し込みで、最大14,000ポイント獲得
      
  • 過去に楽天モバイルを契約していた人は、他社から電話番号そのまま乗り換えで2,162ポイントプレゼント
    (データ3GB税込1,081円×2ヶ月分)
    など…

楽天最強プランが最強の理由⑦:プラチナバンド獲得

プラチナバンド

700MHz~900MHz帯のことを一般的にプラチナバンドと呼んでいます。

プラチナバンドの700MHz~900MHz帯は、1.5GHzを超える電波に比較して、コンクリート壁を透過しやすく、障害物を回り込む性質が強いといった特徴があります。

なので、ビルの内部、建物などが障害物になって電波が届きにくい場所でも、プラチナバンドの方が電波が届きやすく、つながりやすいといわれています。

利用価値が高いということから、「プラチナバンド」と呼ばれるようになりました

楽天モバイルもプラチナバンド獲得

そしていよいよ楽天モバイルも700MHz帯のプラチナバンドを獲得し、2024年6月27日に商用サービスを開始しました。

おそらくビルが多い、首都圏からの展開だと思われます。

これでビルの中や地下街でつながりにくいと言われていた楽天モバイルもつながりやすくなっていくと思われます。

私が住んでいる岐阜県はそんなに大きなビルや地下街は少ないので、問題なくつながっています。

2021年頃に楽天モバイルを契約していた際は、建物の中に入ると電波が弱くなっていたんですが、今回2024年7月現在では、その辺りも対応されているようで、建物内でも問題なくつながるようになりました。

衛星との直接通信の展開

2024年2月に、米AST SpaceMobile(以下「AST」)と共同で、衛星と携帯電話の直接通信によるモバイル・ブロードバンド通信サービスを日本国内で2026年内に提供を目指す計画を発表しています。

SpaceMobileとの連携により、地上の携帯電話網では70%程度となっている面積カバー率を100%まで向上。災害時や山間部・離島等を含む、日本全域をカバーする通信サービスを目標としています。

アップル・iPhoneもSOSメッセージと限定的な利用ながらも衛星との直接通信サービスをすでに提供済み。

ASTに関しては、AT&Tやボーダフォンといった世界を代表するキャリアだけでなく、最近ではグーグルも戦略的パートナーとして出資するようになりました。

将来的にAndroidがプラットフォームとしてASTに対応するとなれば、世界中のスマートフォンで利用できるようになります。

これが実現すれば、更に安定した通信環境が整うのでは、と思います。

楽天モバイルに懸念事項はないのか?

最強プランの楽天モバイルですが、懸念点はないのでしょうか。

懸念点を上げるとすると、やはり通信環境ではないでしょうか。

現時点では、KDDIのauネットワークのローミングを受けており、楽天モバイルのバンドの弱い部分を補完しています。

2026年9月末まではKDDIとローミングサービスの契約をしているため、当面通信面で大きな心配はないと思いますが、やはりプラチナバンドが行き届かない間は、ビルの中や地下街などで通信が弱くなることはあるのではないか、と思います。

個人的には今のところ通信の問題には直面していません。

今後いろいろな所に移動して問題があるようでしたら、追加で報告していきます。

まとめ

楽天モバイルの「楽天最強プラン」が本当に最強なのか、実際に契約して確かめてみました。

結論で言った通り、やっぱり最強だと思います!

これで通信品質が更に向上していけば、真の意味で「最強」になると思います。

「AST」と共同で、衛星と携帯電話の直接通信にも期待が膨らみます。

これからも実際に楽天モバイルを使っていて、何か変化などありましたら随時記事を作成していきます。

        
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

気になった方は以下リンクより内容を確認してみてください。

    
     
少しでも私の記事が皆さんの参考になれば幸いです。

    
「オーディオやカメラ、スマホ」などについての悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部にあります)

※いただいたコメントは全て拝見し、真剣に回答させていただきます。

    
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

   

      

 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

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