NDフィルターの着脱が劇的に楽になるアイテム『NDフィルターアダプターリング』【カメラ成長記】

当ページのリンクには広告が含まれています。
Introducing the ND Filter Adapter Ring Eye-catching

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。


『動画撮影時のシャッタースピードについて』の記事で、シャッタースピードを遅くするために必要なNDフィルターの話しをしました。

      
このNDフィルターって、明るい時の撮影には必要なんですが、屋内に入ったとたんに不要になるんですよね。

そうするとNDフィルターの着脱が必要になってきます。

NDフィルターはレンズにねじ込んで装着する必要があるため、着脱が結構面倒なんですね。

今回は、そのNDフィルター着脱の面倒を劇的に改善するアイテム『NDフィルターアダプターリング』を紹介します。

この記事で分かること
  • 『NDフィルターアダプターリング』 って何?
  • 『NDフィルターアダプターリング』 の使い方
  • 『NDフィルターアダプターリング』 のメリット
  • 『NDフィルターアダプターリング』 のデメリット
  • 『NDフィルターアダプターリング』 の私の使い方
目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

『NDフィルターアダプターリング』 って何?

『NDフィルターアダプターリング』 とは、レンズの先に装着してNDフィルターの着脱を蓋の開け閉めでできるものです。

蓋の開閉の硬さを調整できるレンチが付属しています

   
このように蓋が開くようになっています。

   
私はよりレンズ装着側の厚みが薄い以下のモノを購入しました。

『NDフィルターアダプターリング』 の使い方

このアダプターリングをレンズに装着して、蓋側のリングにNDフィルターを装着します。

私は先日購入した「SONY FE 20-70mm F4 G」に装着しました。

レンズフィルター径が72mmなので、72mm系の『NDフィルターアダプターリング』を購入しました。
     

蓋を開けたところ

こんな感じで蓋を開ければNDフィルターがない状態になるし、蓋を閉めればNDフィルターを装着した状態になります。

蓋を閉めたところ

      

『NDフィルターアダプターリング』 のメリット

『NDフィルターアダプターリング』 のメリットは以下です。

  • NDフィルターの着脱がアダプターリングの蓋の開け閉めでできる
       
  • NDフィルターを外した際の収納場所が不要

   
マグネット式のNDフィルターの着脱も考えたんですが、装着は便利になっても、外したNDフィルターをどこかに収納する必要があるんですね。

その収納場所を作るのが面倒だと思いました。

『NDフィルターアダプターリング』 であれば蓋を開けるだけで、どこかに収納する必要もありません。

『NDフィルターアダプターリング』 のデメリット

『NDフィルターアダプターリング』 のデメリットは以下です。

  • 通常のNDフィルター取り付け位置よりもレンズとの距離が空くので、ケラレが発生する場合がある

  
私の場合も以下のように広角側でケラレが発生しました。

  • 写真撮影でケラレが発生しましたが、動画撮影時にはケラレは発生しませんでした。
  • おそらくアクティブ手ブレ補正にしていて、約10%クロップされる影響だと思います。
ケラレとは

ケラレとは、カメラで撮影した画像の周辺に黒い影が出る現象です。

【主な発生原因】

  • レンズフードやフィルターの枠が厚い場合、超広角レンズなどで撮影すると画像の四隅に暗い影が出る
  • カメラの内蔵フラッシュを使用している場合、フラッシュの光がレンズのフードやレンズの先端でさえぎられて影になる
  • カメラの撮像素子に対して不適合なレンズを使用した場合
  • ストロボを炊いて写真を撮る際に、ストロボが届かない部分などが黒く映る
  • 写真のサイズとデータの比率が合わない場合

     

20mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルター装着状態)
24mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルター装着状態)
28mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルター装着状態)
35mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルター装着状態)
20mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルターの蓋を開けた状態)
24mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルターの蓋を開けた状態) →まだ僅かにケラレがあります
28mm(レンズ保護フィルターあり。NDフィルターの蓋を開けた状態) →ケラレがなくなりました

  

レンズ購入時にレンズ保護フィルターを装着していたので、その厚みも影響しているようです。

『NDフィルターアダプターリング』 の私の使い方

私は結局、レンズ保護フィルターを外しました。

レンズ保護フィルターの厚み分の影響がかなり大きかったようです。

     
以下のように蓋をしてNDフィルターを装着した状態だと24mmまではケラレが発生しますが、蓋を開けてNDフィルターを外した状態であれば20mmでもケラレは発生しませんでした。

20mm(レンズ保護フィルターなし。NDフィルター装着状態)
24mm(レンズ保護フィルターなし。NDフィルター装着状態)
28mm(レンズ保護フィルターなし。NDフィルター装着状態)
20mm(レンズ保護フィルターなし。NDフィルターの蓋を開けた状態) →ケラレは発生しない

一番良い方法

レンズのフィルター径よりも大きいサイズのNDフィルターを購入し、そのフィルター径の『NDフィルターアダプターリング』を購入する。

そしてレンズへの装着時は、ステップアップリングを使用する。

例えば、「SONY FE 20-70mm F4 G」に装着する場合だと、レンズは72mmのフィルター径なので、NDフィルターと『NDフィルターアダプターリング』はフィルター径82mmを購入する。

          
そして、72mm→82mm のステップアップリングを購入する。

     
そうすればNDフィルターがより大きな径になり、ケラレの発生が抑制されると思います。

私は先に72mm径のNDフィルターを購入してしまっていたので、そのままいきました。

動画撮影では20mmでもケラレは発生しなかったので、写真撮影ではNDフィルターを外した状態で使用しようと思います。

まとめ

NDフィルターの着脱が劇的に楽になるアイテム『NDフィルターアダプターリング』を紹介しました。

実際に使ってみましたが、これはかなり便利です。

NDフィルターが不要な時は、『NDフィルターアダプターリング』の蓋を開けるだけです。

『NDフィルターアダプターリング』を一度使ったら、NDフィルターをレンズにねじ込んで装着するなんて面倒すぎます。

ケラレが発生する場合もありますが、その場合にはレンズ保護フィルターを外したり、ステップアップリングを使用して一回り大きな径の『NDフィルターアダプターリング』NDフィルターを装着してください。

    
この記事が皆さんのカメラライフの参考になれば幸いです。

これからも「カメラ」カテゴリーでは、私の【カメラ成長記】としてブログを随時更新していきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
   

ソニーストア


※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。


Introducing the ND Filter Adapter Ring Eye-catching

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次