【購入して10ヵ月使用】Google Pixel 7 Pro レビュー。 かなり完成度は高い!!

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pixel 7 Pro-back

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回は、2022年10月にGoogle様から発売されたスマートフォン Google Pixel 7 Pro をレビューします。

私は発売後すぐに購入し、 今まで約10ヵ月使用してきました。

結論から言うと Pixel 7 Pro は、OS更新も5年間あり、安心・安全で、操作性も快適で、カメラ性能も良く、おサイフケータイ対応で、本当におすすめです!

機能等は詳細に解説している記事などありますので、私なりの観点でレビューしていきます。

    
     
●Pixel 7 Proにおすすめのケース・フィルムは、以下をご参照ください。

     

●SIM フリースマホ とは? SIM フリースマホの選び方は、以下をご参照ください。

  
●Google Pixel 8 Pro のレビューは、以下をご参照ください。

   
●Pixel 9 Pro おすすめのケース・フィルムは、以下をご参照ください。

   
●Pixel 9 シリーズについての所感は、以下をご参照ください。

   
●楽天モバイルの最強プランは本当に最強なのか?は、以下をご参照ください。

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

Google Pixel 7 Pro 購入の背景

2022年10月の Pixel 7、7 Pro 発売時の Google さんのキャンペーン凄かったですよね。
私もそのキャンペーンで Pixel 7 Pro を購入しました。
色はHazelを選びました。薄いグリーンっぽい色でフレーム個所がゴールドでお洒落です。
ポップな色ではないので、全然ビジネスでも使える色です。

  • Pixel 7 Pro の価格、124,300円
  • 35,000円のストアクレジット
  • 対象端末下取り
    私はPixel 6 を61,500円で下取り
  • 10%offクーポン 12,430円
  • 割引合計 108,930円
  • 実質購入価格 15,370円

実質 15,370円 で購入できました。むちゃくちゃ安いですよね!
実際、Pixel 7 Pro を購入した際に、Googleストアで利用できる15%offクーポンがついており、
それと35,000円のストアクレジットを合わせて、実質無料で Pixel Watch を購入しました。
35,000円のストアクレジットの使い道がそれくらいしかなかったですが・・・。

Google Pixel 7 Pro の外観

Pixel6のカメラバーが黒から、Pixel 7 Pro はステンレス調加工に変更になっています。

pixel 7 Pro-back

Pixel 7 はフラットディスプレイですが、 Pixel 7 Pro はエッジディスプレイになっています。
画面の両サイドが少しカーブしています。

pixel 7 Pro-front

上面はおそらくミリ波用のアンテナと思われるものがあります。左の穴はマイク穴です。

pixel 7 Pro-top surface

 

下部は、左からスピーカー、USB Type-C端子、マイクです。

 

右面にボタン類が集約されています。左から電源ボタン、音量ボタンです。

pixel 7 Pro-right side

  

左面にはSIMカードスロットがあります。SIMスロットはSDカードには非対応です。

pixel 7 Pro-left side

Google Pixel 7 Pro 主な特徴・スペック

LTPO を採用した10~120Hz のスムーズディスプレイ

LTPOは「Low Temperature Polycrystalline Oxide(低温多結晶酸化物)」の略で、有機ELや液晶のディスプレイを駆動する技術の一つです。
こうしたディスプレイでは定期的に画面表示を書き換える(リフレッシュする)ことで動きのある画面を表示しています。
LTPO搭載のディスプレイではこの画面のリフレッシュ動作を省電力で行えるほか、表示内容に変化がない場合は最長1秒程度まで同じ画面を書き換えずに表示したままにできます。

可変リフレッシュレートの用途でLTPO技術を採用しています。

6.7インチのQHD+ディスプレイ

QHD+は2560×1440ピクセルの解像度を持つディスプレイを指します。
よくあるフルHDディスプレイは、1,920×1,080ピクセルですので、それよりは解像度が高いです。

Google Tensor G2 により、優れたパフォーマンスを実現

先代のPixel(Tensor)よりも電力効率が20%向上しています。
また、機械学習の処理が60%も高速化されています。
この辺りの進化が、「シネマティックぼかし」や「ピンぼけ写真の補正」「リアルトーン」などを実現しています。
カメラの処理速度も向上し、超解像ズームにも効果を発揮しています。

Google のプロレベルのカメラシステム

  • トリプル背面カメラ
  • 12メガピクセルウルトラワイドレンズ
  • 50メガピクセル広角レンズ
  • 48メガピクセル望遠レンズ

超解像ズームで遠くの被写体も細部までくっきり撮影

30 倍の超解像ズーム(Google Pixel 7 Pro だけの機能)で離れた場所からでも高画質の写真を撮影できます。

細部に宿る美しさを写し取るマクロ フォーカス

被写体に近づくと自動でマクロモードに切り替わります。これは結構便利です。

シネマティックぼかしで動画をドラマチックに演出

被写体に焦点を合わせたまま背景をぼかして、ドラマチックな効果を生み出します。

言葉をリアルタイムで翻訳

リアルタイム翻訳を使えば、48 の言語で実際の会話を通訳したり、リアルタイムでチャットしたり、カメラで写したメニューを翻訳したりできます。

Googleレンズアプリを使うと、外国語のメニューも日本語にカメラ上で翻訳可能です。
これは便利ですね。

以下はPCの英語ページをGoogleレンズアプリで日本語訳したものです。
一部「Apple」が「りんご」となってて笑えますね。

English page on PC
Japanese translation of English page on PC

オンラインでの保護を強化する組み込み VPN

Google One VPN が組み込まれた Google Pixel は、アプリやウェブブラウザを問わずにオンライン アクティビティを保護します。

これは公共の無料の無線WiFiスポットなどで、情報を保護する機能です。
公共の無線WiFiスポットでVPNを使わないと、悪意のある人からだと自分の情報はダダ漏れです。

スペック

カラーObsidian
Snow
Hazel
本体サイズ高さ 162.9 x 幅 76.6 x 奥行き 8.9(mm)
重さ212 g
バッテリー
と充電
標準 5,000 mAh
24 時間以上のバッテリー駆動時間
最長 72 時間のバッテリー駆動時間(スーパー バッテリー セーバー使用時)
急速充電 – 約 30 分間で最大 50% 充電3 – USB-PD 3.0(PPS)対応 Google 30W USB-C 充電器(別売り)を使用した場合
Qi 認証済み
急速ワイヤレス充電
バッテリー シェア
ディスプレイ6.7 インチ(170 mm)フルスクリーン ディスプレイ
アスペクト比 19.5:9
QHD+(1440 x 3120)LTPO OLED、512 ppi
スムーズ ディスプレイ(最大 120 Hz)
Corning Gorilla Glass Victus のカバーガラス
常に表示状態のディスプレイ(Google Pixel のスナップショット、「この曲なに?」を利用可能)
最大輝度 1,000 ニト(HDR)、1,500 ニト(ピーク輝度)
HDR サポート
24 ビット フルカラー(1,600 万色)
プロセッサGoogle Tensor G2
RAM12 GB LPDDR5 RAM
ROM128 GB / 256 GB / 512 GB UFS 3.1 ストレージ
センサー近接センサー
周囲光センサー
加速度計
ジャイロメーター
磁力計
気圧計
通信UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
5G mmWave: 対応バンド n257 / n258 / n260 / n261
Wi-FiWi-Fi 6(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz、HE160、MIMO
BluetoothBluetooth v5.2 対応およびデュアル アンテナ
Bluetooth
コーデック
SBC
AAC
aptX
aptX HD
LDAC
LC3
NFC対応
Felica対応
衛星測位GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
防塵・防水IP68 準拠の防塵、防水性能
OS
アップデート
5 年間の Google Pixel アップデート


※Google様のHPより

Google Pixel 7 Pro の正式HP

Google Pixel 7 Pro のカメラ

  • 超広角カメラ:約1200万画素 ピクセル幅1.25μm 画角125.8度 F2.2
  • 広角カメラ:約5000万画素 Octa PD Quad Bayer ピクセル幅1.2μm 画角82度 F1.85 1/1.3インチ大型センサー
  • 望遠カメラ:約4800万画素 Quad Bayer PD ピクセル幅0.7μm 画角20.6度 F3.5 5倍光学ズーム 最大30倍超解像ズーム

カメラの性能は本当に良いと思います。
綺麗に撮影できますし、望遠も光学ズームで5倍までいけます。
超解像ズームの最大30倍でもそこまで画質は劣化しません。

iPhoneのカメラだけが何故あんなにフューチャーされているのか良く分からないです。

作例をいくつか上げておきます。

 

被写体にグッと近づくと自動でマクロモードに切り替わるのも便利です。

マクロ撮影の作例を上げておきます。

pixel-7-Pro-Macro-shooting-example-1

Google Pixel 7 Pro の操作感について

SOCには、新しくGoogle Tensor G2を使用しています。
Samsungの4nmを採用してCPU関連の処理性能は僅かに強化され、GPUやAI関連は大幅に強化されています。

Snapdragon 8+ Gen 1のAnTuTuベンチマークスコア 100万オーバーにはかないませんが、Pixel 7 Pro は80万くらいは出ます。
実用上全く問題ないと思います。

AnTuTuベンチマークスコア 100万オーバーなんて、一体何に必要なのでしょうか?

このあたりのSOC性能に関しは既に性能の上限にきており、AnTuTuベンチマークスコア 100万とか120万とか普通に使用する分には全く関係ないと思います。
速度向上よりも「省電力性能」に注力して欲しいものです。

実際、Pixel 7 Pro の操作スピード等は全く問題ありません。

以下は実際に操作した動画です。サクサクです。

世界と日本のスマホOSシェア

世界ではAndroidのシェアの方が圧倒的に高いですが、日本ではiOS(Apple)のシェアが約55%になっています。
日本は異常にAppleのシェアが高い国と言えます。何でなんでしょうか・・・?

私は、iPhone 5S 以降は、AndroidのSIMフリー端末をずっと使っています。

Androidの横スワイプで前の画面に戻る操作は、慣れると便利すぎます。
たまにiPad mini 6 を使いますが、前の画面に戻る操作が面倒に感じます。

world-mobilephone-share-2023-5-1
statcounter GlibalStats のダウンロードデータより加工

  

japan-mobilephone-share-2023-1-3-1
ITmedia Mobile 2023年6月23日記事「2023年第1四半期の国内スマホ出荷数は23.7%減 iPhoneも10%超の落ち込み」よりデータ加工

   

Google Pixel 7 Pro のバッテリー持ち

バッテリー持ちは、良い方だと思います。

私の場合、1日半は確実に持ちます。
ただ、夜寝る際に毎日充電しています。

朝、100%からスタートして、メールチェック、ゲーム(モンスト、ドラクエウォーク、パズドラなどの軽いもの)を20分くらい。
X(旧Twitter)を10分くらい。ニュースを10分ぐらい。
これで夜寝る際にはバッテリー残量が、50~70%はあります。

Google Pixel 7 Pro の価格

Googleストアでの価格は、124,300円~ です。

Amazonさんでの取り扱いはないようです。
Googleさんはちょくちょくキャンペーンをやるので、そのタイミングを狙えば安く購入可能と思います。

私は、Pixel 7 Pro 発売時の Google さんの盛大なキャンペーンで、実質 15,370円で手に入れました。

まとめ:約10ヵ月使用してきましたが、全く不満ありません!

Android端末は種類の豊富さがメリットです。

ただそれだけに、どれを選べば良いのか難しい面もあるかと思います。
中華メーカーのOPPOやXiaomiも良いですが、中国製ということもありセキュリティ面で不安もあります。

GalaxyはSIMフリーモデルがあまり展開されていません。
私は現在LINEMOを契約しています。

サムスンとソフトバンクは仲があまり良くないようで、ソフトバンクの通話はVoLTEが利用できないため、私の中ではGalaxyは対象外です。

後はソニー、シャープなど国内メーカーの端末もありますが、どうもあまり魅力を感じません。

PixelならOSアップデート、セキュリティも5年間のアップデートが保証されているので安心です。
カメラ性能も良いです。
対応ケースやフィルムも多く流通しています。

日本ローカライズもしっかりしてて、おサイフケータイにも対応しているので、これは大きいポイントです。
私は、今や小銭入れは持ち歩かず、飲食店や自動販売機などでよくおサイフケータイを使用しています。

Pixel 6、6 Pro で問題だった、指紋認証の解除のしにくさもPixel 7 ではしっかり改善されています。

Pixel 6、6 Pro では、結構強く指を押し付けないと指紋認証解除されなかったんですが、Pixel 7 Proは軽く触れただけで指紋認証解除されます。
また顔認証にも対応したので、これも凄く便利です。

Pixel 8、8 pro が2023年の秋頃に発売されるかと思いますが、また盛大なキャンペーンをやらない限り、乗り換えるつもりはありません。
Pixel 7 Pro に全く不満がないからです。

Pixel 7 Pro は、安心・安全で、操作性も快適で、カメラ性能も良く、おサイフケータイ対応で、本当におすすめです!

Pixel 7 Pro に関して何か聞きたいことなどありましたら、下部のコメント欄でご連絡ください。
まだ所有していますので、できるだけ回答させていただきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

pixel 7 Pro-back

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