イヤーピース SpinFit W1 レビュー。フィット感抜群で音質も向上!

当ページのリンクには広告が含まれています。
SpinFit W1

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。

有線イヤホン用として、Hi-Fi有線イヤホン向けイヤーチップというのがあります。

SpinFit W1 がそうです。

ということで私も試したくなり購入してみました。

私は、「M 1ペア」を購入しました。

サイズの展開は、SS、S、MS、M、L です。

PIXEL様のHPより画像引用

今回はイヤーピース SpinFit W1 をレビューします。

 
イヤーピース COREIR-コレイル- BRASS のレビューは、以下をご参照ください。
イヤーピース COREIR-コレイル- BRASS レビュー 中高音が煌びやかに!!

●イヤーピース AZLA SednaEarfit MAX のレビューは、以下をご参照ください。
イヤーピース AZLA SednaEarfit MAX レビュー 抜群のフィット感!!

   
    
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

SpinFit について

SpinFit(スピンフィット)は、2009年に台湾で設立されたカナル型イヤホン用のイヤーピースブランドです。

高品質なシリコン素材と特許技術を採用し、特許取得の360°回転する独自のクッション構造により、指向性の強い高音域の改善と遮音性向上による低音域不足の改善、快適な装着感で長時間のリスニングも可能となります。

低コストかつ簡単な愛用イヤホンのアップグレード方法として、世界中の多くのリスナーから愛されています。

SpinFit W1 レビュー 結論

結論としては、SpinFit W1 は、良い意味で使用前に比べて良い変化をもたらします。

SpinFit W1 レビューの結論は以下です。

  • 装着感が良く遮音性が高くなる
      
  • 全体に音質が向上する

上記の結論に至った理由を説明していきます。

結論に至った理由①:装着感の向上

SpinFit独自の「3Dクッション構造(特許取得済)」により、0度~40度までイヤーチップが動き、外耳道に合わせて最適な角度でフィットする、とのことです。

それにより、自身の耳専用にカスタマイズしたかのような優れたフィット感を実現しています。

実際に耳に装着してみると、装着感はかなり良いです。

耳にスポっと吸着される感覚です。

装着感が安定しない有線イヤホンの装着感を向上させるには良いと思います。

耳にはめただけで遮音性がより高くなるのを感じました。

また、長時間装着していても耳が痒くなることはありませんでした。

結論に至った理由②:音質の向上

SpinFit W1 を使用した音質の向上は以下です。

私は、有線イヤホンの qdc SUPERIOR に装着してみました。
 

  • 低音の重厚感が増し、キレが良くなる

ノーマルのイヤーピースよりも低音の重厚感が増して、低音のキレが良くなりました。
ベースラインがよりキレ良く、しっかりと聴き取ることができました。
また、ドラムのタムを叩く音に、より張り感を感じました。
   

  • 高音中心に全体にクリア感が増す

高音にクリアさが増しました。
またボーカルにもクリアさが増して、より明瞭に聴こえるようになりました。
全体的に音のクリア感・明瞭感が増しています。
  

音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD(24-bit/48KHz)、HD(16-bit/44.1KHz)
  • 再生ジャンル:ポップス
  • 接続機器:
    有線イヤホン:qdc SUPERIOR
    DAP:SONY NW-WM1AM2

 
●有線イヤホン qdc SUPERIOR のレビューは、以下をご参照ください。
qdc SUPERIOR レビュー。話題になっているイヤホンを実際に使ってみた!

●SONY NW-WM1AM2のレビューは、以下をご参照ください。
【2024年1月】 メイン昇格DAP SONY NW-WM1AM2 レビュー 開封、ファーストインプレッション。これは凄いです!

SpinFit W1 の残念なところ

SpinFit W1 の残念なところは以下です。

  • イヤホンのステム部が短いイヤホンだとイヤーピースが外れやすいかも
      

SpinFit W1 は、割と長めの軸になっているため、イヤホンのステム部が短いとしっかりとはまらずに抜けやすいかもしれません。

価格

私は、2024年2月にフジヤエービックでM1ペアを1,243円で購入しました。

2024年2月16日時点では、Amazonで1,380円です。
※Amazonの価格は日々変動することがあります

パッケージ・外観

パッケージ

パッケージは小さく、シンプルな感じです。

外観

イヤーピースの外観はこんな感じです。

  
この内側のギザギザになっている部分が、ダブルウェーブ加工です。

 
qdc SUPERIOR に装着した感じ

主な特徴

ダブルウェーブ加工

イヤーチップ軸の内側と外側で、硬度の異なるシリコンをウェーブ状に形成する世界初・業界初のSpinFit独自の技術です。

軸の内側は適度な硬さを持ち、イヤホンのステム部をしっかりホールドします。

また、広めに設計された開口部により、音楽の細かなディテールの再現や楽器の繊細で豊かな表現力を引き出し、低音域から高音域まで伸びのある音質を実現しています。

快適な装着感・没入感と臨場感のある音空間を両立しました。

カスタマイズしたような快適なフィット感

SpinFit独自の「3Dクッション構造(特許取得済)」により、0度~40度までイヤーチップが動き、外耳道に合わせて最適な角度でフィットします。

自身の耳専用にカスタマイズしたかのような優れたフィット感です。

医療用グレードのシリコン採用

高耐久性かつ、よりアレルギーが起きにくい医療用グレード※ のシリコン素材を採用しています。

低刺激性で長時間使用していても痒みが生じにくく肌に優しい設計です。

耳へぴったり吸い付くような装着感は高い遮音性と快適な装着感を提供します。

  • 医療安全性規格ISO10993認証取得

全5サイズ展開で快適なフィッティングを実現

従来の3サイズ(S/M/L)に、新たにMS/SSサイズが加わり、全5サイズ(SS/S/MS/M/L)展開へと変更になりました。

これまでの1パッケージ3サイズ入りのパッケージ構成から、サイズごとに購入可能なシングルパッケージへと刷新しています。

サイズごとにカラーが異なるデザインで、サイズ判別の視認性に優れます。

1パッケージに1ペアずつのパッケージ構成になっています。

  • PIXEL様のHPより

SpinFit W1の正式HP

まとめ:装着感と音質向上のバランスが良い!

SpinFit W1 は、装着感の向上と音質の向上のバランスが良い有線イヤホン向けのイヤーピースです。

装着感がより良くなるため、遮音性も向上します。

しっかり耳にフィットし、ずれ落ちる感じは全くありません。

音質の向上も低音のキレやクリアさの向上など、私の好きな方向への変化なので好感が持てます。

中々良いイヤーピースだと思います。

SpinFit W1 は、約1千円強の価格で、SpinFitの中では安価な方の部類に入るかと思います。

割と手が出しやすく、音質・装着感とも良い方向へ向上させてくれるので、1万円以上の有線イヤホンを持っている方にはおすすめできます。

また、たまたま qdc SUPERIOR は良かったですが、イヤホンのステム部の短い有線イヤホンだけはイヤーピースが抜けやすい可能性があるので注意が必要かもしれません。

最後にイヤホンの装着は耳にしっかりフィットさせないと本来の音質にはならないので、注意してください。

イヤホンは耳にしっかりフィットさせないと低音がスカスカになって、「何じゃ、こりゃ!」となりかねません。

イヤホンやイヤーピースの本当の音質は、しっかり耳にフィットさせてから評価してください。

そのためにも自分の耳にしっかりフィットするイヤーピースのサイズを選んでください。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

SpinFit W1

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次