コスパ抜群! この価格で高音質 有線イヤホン Maestraudio MA910SB レビュー(4.4mmバランス接続専用)

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
Kiwi Ears Cadenza

今回は有線イヤホンのレビューをしたいと思います。

最近購入し、DAPで音楽鑑賞する際に主に愛用している「 Maestraudio MA910SB」をレビューします。

イヤホン本体はスケルトンでハート型になっていて可愛らしい見た目です。

Maestraudio のイヤホンは国産で、全て日本国内で組み上げています。

安心の made in japan です!

結論から言うと Maestraudio MA910SB は、エントリー価格帯でありながら2万円台の音質がするコスパ抜群のイヤホンです。

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
家電製品アドバイザー(AV情報家電)の資格を持つAV情報家電の専門家。
オーディオ歴40年以上。
コストパフォーマンスにこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。

イヤホン導入に至った背景


夜はスピーカーで中々、大音量で音楽・映画を鳴らせないので、夜寝る前に寝室で、一人で静かにイヤホンを使用して、大音量で音楽を聴いたり映画を観ています。

そのため、色々とイヤホンやヘッドホンを購入するに至りました。

詳細な背景はこの記事で説明しています。
高音質完全ワイヤレスイヤホン Technics AZ60 レビュー

Maestraudio MA910SB の主な特徴

4.4mmバランス接続への対応とバランス接続専用チューニング

『MA910SB』は、ブランド第1弾製品として開発したIEM「MA910S」のプラグ部を汎用性のある3.5mmアンバランスプラグから「4.4mmバランスプラグ」に変更し、更にバランス接続用にリチューニングを行い、追加補正と調整を施したブランド第2弾製品です。

4.4mmバランスプラグの採用とバランス接続用チューニングによって、4.4mmバランス出力に対応した高音質なオーディオプレーヤーやUSB-DAC製品と組み合わせ、さらなる表現力向上を可能にしました。

この価格でバランス接続専用で高音質なのは有難いです。

意外とバランス接続専用のイヤホンって少ないですよね。

小型軽量かつ広いサウンドステージを目的としたユニバーサルIEM

MA910Sシリーズは、Maestraudioブランド製品専用に開発とチューニングを行った新開発のグラフェンコートダイナミックドライバーをシングルで搭載しています。

後述のパッシブ型セラミックコートツイーターを組み合わせることにより、低域から高域まで歪み感を限りなく少なく、ナチュラルに再生することを実現しています。

また、同時に高性能音響補正デバイスである「HDSS」(※)を搭載することにより、小型の樹脂筐体では実現が難しかった広いサウンドステージを獲得しました。

MA910Sシリーズは、ジャンルを選ばず心地よいリスニングタイプの音を奏でる一方で、eスポーツや映画鑑賞などのような空間認知や表現にも適したユニバーサルIEMです。

※HDSSはTBI Audio Systems LLCの特許技術です。

新発想から生まれたパッシブ型セラミックコートツイーター「RST」

MA910Sシリーズでは新発想によって開発したパッシブ型セラミックコートツイーターである「RST」(Reactive Sympathetic Tweeter)を搭載しました。

セラミックオーディオテクノロジーにおける基幹技術とも言える積層型圧電セラミックツイーター「VST」(Vertical Support Tweeter)では、20kHz以上の高音は非常に高い直進性を持つため、ユニットの同軸化が必要でした。 

MA910Sシリーズの開発において、ユニバーサルIEMタイプの筐体に使用するために同軸上から外れても高音が効率的に前方に伝わるセラミックツイーターが必要となりました。

そこで生まれたのがシンバルやオルゴール等のように分割振動を有する「RST」です。

その原理は、ダイナミックドライバーからの音波をダイアフラムに照射して振動を誘発するものです。

管楽器に多く用いられている赤銅を基材としたダイアフラムを採用し、さらに粒立ちの良い高音を得るべくその表面に独自の特殊なセラミックコートを施しました。

ダイアフラムの寸法や材質、支持方法により音質をコントロール出来る新発想のパッシブ型セラミックコートツイーターです。

この仕組みで高音の抜けが良くて、中々の高音質を実現していると思います。

※アユート様のHPより

MA910SBの正式HP

Maestraudio MA910SB の同梱物

  • iSep01イヤーピース(S/MS/M/L)
  • イヤーフック
  • 本革コードリール
  • キャリングポーチ

MA910SBの正式HP

Maestraudio MA910SB の価格

2023年6月にAmazonで12,000円(税込)で購入しました。

2023年8月17日時点では、Amazonで10,100円です。
※Amazonの価格は日々変動することがあります。

Maestraudio MA910SB の装着感

イヤホン本体が軽くてコンパクトなため、耳への収まりは良いです。

いわゆる耳掛け式の装着です。

しっかりと耳にフィットし、ケーブルノイズを防いでいます。

Maestraudio MA910SB の音質評価

  • 高音
    高音の伸びは大変良いです。
    各楽器の高音が全て聞き取れるようなはっきりとした高音です。
    耳に刺さることはないです。ドラムのシンバルの音は明確に聴こえます。
     
  • 中音
    ボーカルは近くで浮き上がって聴こえます。
    ボーカルの距離は近くて、良い意味で適度にエコーがかかっている感じで、ボーカルが明確に聴こえます。
      
  • 低音
    低音は量感豊かではないですが、深いところまで鳴っていて、締まりのある音です。
    ベースがふにゃふにゃせずに、しっかり曲をささえている感じです。
       
  • 音場
    横方向に音場が広いです。
    奥行も感じられます。
    ボーカルの周辺にコーラスをはっきりと感じることができます。
    中々音場は広い方だと思います。
      
  • 全体
    やはり完全ワイヤレスイヤホンとは一線を画す音質の良さです。
    全体的にダイナミックな音で、解像度が高く、横への広がりを感じます。
    ダイナミックな中にも繊細さもあり、何とも完成度の高い音を聴かせてくれます。
    これはオールジャンル行けそうですね。
       
  • ロック、ポップス、EDM系はウキウキしてノリが良く聴けると思います。
      
  • ジャズも良いです。
    ホーンも程よい響きで、ピアノがキンキンせずに邪魔しないように後ろで鳴っています。
      
  • ボーカルものも良いです。
    ボーカルがしっかりと張りよく聴こえます。
    ボーカリストの息づかいも感じられます。
    耳元で囁く感じで歌うボーカルは最高です。
    すごく近くに歌い手を感じることができます。
      
  • あえて良くない点を上げるとすると、イヤホンケーブルの長さはもう少し長くても良かったかな、と思います。
    DAPとつなげているとDAPごと移動しないとほとんど身動き取れないです。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD(24-bit/48KHz)、HD(16-bit/44.1KHz)
  • 再生ジャンル:ポップス、ボーカルもの、JAZZ
  • 接続機器:
    DAP:FiiO M11S
    4.4mmバランス接続

まとめ: Maestraudio MA910SB は高コスパ!! 凄い日本製のイヤホンが出てきました。

Maestraudio MA910SB は、音質評価でも記載しましたが、音のダイナミックさと解像度の高さが特徴で、ノリ良く音楽を聴けます

DAP(Fiio M11S)で音楽を聴いたり、YouTubeを観る際は、かなりの頻度でこのイヤホンを使用しています。

何と言っても価格に対しての音質のコスパは最強です!!

価格は1万円ちょいですが、明らかに2万円クラスの音はしています。

1万円クラスでバランス接続の有線イヤホンを探しているなら、Maestraudio MA910SB は高音質でありながらリーズナブルでコストパフォーマンスは非常に高く、かなりおすすめだと思います。

最近、イヤホン界でも中華勢の進出が目覚ましいですが、日本製で凄いイヤホンが出てきたものです!

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

 

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Kiwi Ears Cadenza

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次