今も使用しているDAP ONKYO DP-X1A レビュー。 クリアーな音質は最高!!

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DP-X1A-eye-catch

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回はDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)のレビューをしたいと思います。

DAPは他にもPioneer XDP-30R と FiiO M11S を所有しています。

その中で今回は「ONKYO DP-X1A」をレビューします。

ONKYO DP-X1A は、2.5mmのバランス接続端子もあり、クリアな音質で高音質なDAPだと思います。

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

DAP導入に至った背景


夜はスピーカーで中々、大音量で音楽・映画を鳴らせないので、夜寝る前に寝室で、一人で静かにイヤホンを使用して、大音量で音楽を聴いたり映画を観ています。

そのため、イヤホンやヘッドホンを購入するに至りました。
その際に少しでも良い音で聴きたいと思い、DAPの導入を検討しました。

名古屋 大須のe☆イヤホンさんに行き、色々なDAPとヘッドホンの組み合わせで試聴し、ONKYO DP-X1A とヘッドホンはゼンハイザーのHD 599 を購入しました。

ONKYO DP-X1A は、AndoroidベースでYouTubeやAmazon Music も視聴可能です。
そこもONKYO DP-X1A を選択した大きな理由です。

夜寝る前にベッドでYouTubeやAmazon Music を視聴したかったからです。

ONKYO DP-X1A の外観

非常に美しい外観です。

上面に3.5mmのアンバランス接続端子と2.5mmのバランス接続端子があります。

 

底面にMicro USB-B端子があります。ここからOTGデジタル出力も可能です。

 

右面です。右から電源ボタン、早送り、再生・ポーズ、巻き戻し、MicroSDカードスロットが2つ。

 

左面にはボリュームのダイアルがあります。

 

背面に現代アートのような丸みのあるくぼみがあり、美しいデザインです。

ONKYO DP-X1A の主な特徴・仕様

最高水準のDAC&アンプと高度な回路設計で、あらゆるハイレゾ音源を高音質再生

ハイレゾ音源を余すところなく楽しめるよう、多くのハイレゾ音源配信サイトで採用されている再生フォーマットに対応しています。
最大11.2 MHzまでのDSD再生に加え、最大384 kHz / 24 bitのWAV、FLAC、ALAC、AIFFなど、ハイレゾ音源をはじめクラス最高水準の再生対応力を備えており、幅広い音源をいつでもどこでも高音質で堪能できます。
また、高音質出力を実現する2.5 mm 4極バランスヘッドホン出力端子を搭載し、さらに3.5 mm 3極ヘッドホン出力やMicro USB-B / OTGデジタル出力、ワイヤレス再生にも対応。
さまざまなヘッドホンや周辺機器で楽しむことができます。

DP-X1A-High resolution playback compatibility table

 

「MQA」に対応

MQA Limitedが開発元になった「MQA」の再生に対応。MQAはスタジオマスターと同じ高音質を再現しながら、ストリーミングやダウンロードが容易に行えるほど小容量のファイルにすることができ、高音質と利便性を両立した革新的な技術です。
またレコーディングスタジオの認証を取得しており、アーティストがスタジオで収録し、認めた音を忠実に再現します。

最大464GBストレージまで拡張可能

64GBの内蔵メモリに加え、microSDカードスロット(2基搭載)を利用すれば、最大464GBまで拡張可能です。
連続再生時間も最大16時間*1を実現しており、膨大な音楽データも、気軽に持ち歩いて楽しむことができます。

*1:FLAC 96kHz / 24bit アンバランス再生時。

最高水準のDACとアンプを2基ずつ搭載

ESS社製のDAC「ES9018K2M」とアンプ「SABRE 9601K」をそれぞれ2基ずつ搭載し、超高解像度再生を実現しています。
ポータブルオーディオ機器としてはクラス最高水準のDACとアンプを使用しながら消費電力にも配慮した、コンポーネントオーディオの思想を受け継いだ設計です。

Twin DAC、Twin Headphone AMPによるベストマッチピンアサインと、シンメトリー回路設計による最短かつ同距離設計により、微細なバランス表現をコントロールしています。

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ノイズを極限まで低減する、独立オーディオ回路設計

コンポーネントオーディオ同様にオーディオ部(DAC&アンプ)とCPU部を完全に分離。
さらにスイッチング電源回路とオーディオ回路を十分に離して配置するとともに、回路やICチップごとの電源構成や配線の細部に至るまで徹底した「クローズドループ設計」により、デジタルノイズを極限まで低減しています。

好みに応じてセレクトできる2つのバランス駆動

2.5 mm 4極端子によるバランス出力をサポートしており、一般的な「BTL駆動」とオンキヨー独自の「ACG(アクティブコントロールGND)駆動」を選択可能です。
「ACG駆動」は、バランス駆動の特殊な方式で、COLD側アンプの増幅能力を使ってGNDをアクティブにドライブし、揺らぎのない理想的なGNDをキープすることに特化します。
通常のアンバランス駆動に対して、高いセパレーション性だけでなくバランス駆動で得られるパワーアップ分を、“安定性”強化に使うことにより、非常にクリアで実在感のあるサウンドが得られます。

主な仕様

製品名DP-X1A
OSAndroid OS 5.1
ディスプレイ4.7型(1,280×720)静電容量タッチスクリーン
内蔵メモリ64 GB(システム領域含む)
拡張メモリmicroSDスロット x 2(最大 200 GB x2, SDXCに対応)
Wi-Fi802.11 a / b / g / n / ac (Wi-Fi Direct / WPS)
Bluetooth®プロファイル: A2DP / AVRCP / HSP / OPP / HID / PAN
コーデック: SBC / aptX
オーディオ形式DSD(DSF/DSDIFF)/ FLAC / ALAC / WAV / AIFF / MQA / Ogg Vorbis
MP3 / AAC
再生対応
サンプリング周波数
および量子化ビット数
44.1 kHz / 48 kHz / 88.2 kHz / 96 kHz / 176.4 kHz / 192 kHz / 352.8 kHz / 384 kHz (16 bit / 24 bit / 32 bit)(32 bit float / integerは24 bitにダウンコンバートして再生)
DSD 2.8 MHz / 5.6 MHz / 11.2 MHz (1 bit), PCMに変換して再生
対応プレイリスト方式M3U / PLS / WPL
対応ビデオ形式H.263 / H.264 AVC / H.265 HEVC / MPEG-4 SP / VP8 / VP9
対応静止画形式JPEG / GIF / PNG / BMP / WebP
実用最大出力75 mW + 75 mW (Unbalanced /JEITA)
150 mW + 150 mW (Balanced /JEITA)
歪率0.006 %以下
S / N比115 dB以上
再生周波数帯域20 Hz ~ 80,000 Hz
インピーダンスUnbalanced: 16 Ω ~ 300 Ω / Balanced: 32 Ω ~ 600 Ω
入出力端子2.5 mm 4極バランスヘッドホン出力(Line outモード対応)(先端からR- R+ / L+ L-)
3.5 mm 3極ヘッドホン出力(Line outモード対応)
Micro USB-B / OTGデジタル出力(充電・データ転送兼用)
ゲイン切替えLow2 / Low1 / Normal / High
再生時間約16時間(96 kHz/24 bit FLAC アンバランス再生時)
寸法(HxWxD) mm129.0 mm x 75.9 mm x 12.7 mm
重量205 g
付属品Micro USBケーブル(1.0 m)充電・データ転送用※

※On The Go デジタル接続時は別売りのMicro USBケーブルが必要となります

※ONKYO様のHPより

ONKYO DP-X1A の価格

2017年7月頃に名古屋 大須のe☆イヤホンさんで確か6万円くらいで購入しました。

2023年9月1日時点でAmazonでは、中古品しかなく、24,800円です。
※Amazonの価格は日々変動します。

ONKYO DP-X1A の音質評価

高音
クリアな澄んだ高音がスッキリ伸びています。非常に質の高い高音です。

中音
ボーカルはクリアにはっきり聴こえます。

●低音
スッキリして芯のある低音です。無駄に低音を膨らますことなく、しっかりベースラインを感じることができます。

●音場
横の広がりはあります。奥行もほどほどに感じられます。

●全体
非常にクリアな音質で、スッキリ美音系のサウンドです。
しかしながらノイズ感は少なく、音の芯はしっかりしている高音質サウンドです。
素直にイヤホン・ヘッドホンを駆動し、イヤホン・ヘッドホンの音質特徴をそのまま再現してくれます。

●音質評価の環境

音源Amazon Music Unlimited
ULTRA HD 24-bit/48KHz
再生ジャンル:ポップス
接続
イヤホン
ヘッドホン
3.5mm アンバランス
Kiwi Ears Cadenza
2.5mm バランス
Pioneer SE-MHR5

 

まとめ:今でも現役 スッキリ・クリアーな美音系で高音質を味わえます!!

ONKYO DP-X1A は、デザインが秀逸で美しいです。

ただ、その反面角が尖っており、ベッドで寝ながら裸で運用すると、このまま顔に落としたらと思うと、少々危険を感じます(笑)。

中々良いケースもなく、今まで裸で使用しています。

大きさの割にずっしりとした重量感があり、角が尖っていて持ちにくさはあります。

また、すべすべな質感なので手には馴染みにくい感じはあります。

入手してから約6年が経過しているので、さすがに最近はバッテリーの持ちが少し悪くなってきました。

しかしながら、その音質は非常にクリアーで美音系の音を奏でてくれます。

音楽再生専用設計になっていますので、スマホで音楽を聴くのとは違い、大きな音質の差を感じます。

ONKYO DP-X1A は、ONKYOさんのHPを見る限り、まだ現役で販売終了にはなっていないようです。

しかし、ネットを見ると中古品しかないようなので、新品での流通はもうないのかもしれせん。

というか2022年にオンキヨーホームエンターテイメントが自己破産し、パイオニアと合併し、社名をオンキヨーから、オンキヨーホームエンターテイメントへと変更し再生を図っているところです。

なので、新製品を出していない、もしくはHPの更新がされていない、というのが正解なのかもしれません。

しかしながら製品は悪いことはなく、非常にクリアーな高音質で、今なら相当コストパフォーマンスは高いと思います!

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

DP-X1A-eye-catch

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