【2023年9月最新】 メイン使用のDAP FiiO M11S レビュー クリアでダイナミックな音質は最高です!!

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FiiO M11S

今回はDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)のレビューをしたいと思います。

今メインで使用しているDAPは、 FiiO M11S です。

今回はメイン使用DAP「FiiO M11S」をレビューします。

FiiO M11S は、3.5mmアンバランス接続端子の他に、2.5mmと4.4mmの2つのバランス接続端子があり、クリアな音質で高音質なDAPだと思います。

今は、4.4mmバランス接続端子のみのDAPが多くなっており、2.5mmのバランス接続端子も付いているのは、以前から所有している2.5mmのバランス接続対応ヘッドホンも使用でき有難いです。

FiiO-M11S-eyecatch
目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
家電製品アドバイザー(AV情報家電)の資格を持つAV情報家電の専門家。
オーディオ歴40年以上。
コストパフォーマンスにこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。

DAP導入に至った背景


夜はスピーカーで中々、大音量で音楽・映画を鳴らせないので、夜寝る前に寝室で、一人で静かにイヤホンを使用して、大音量で音楽を聴いたり映画を観ています。

そのため、イヤホンやヘッドホンを購入するに至りました。

その際に少しでも良い音で聴きたいと思い、DAPの導入を検討しました。

FiiO M11S は、ONKYO DP-X1A のバッテリー持ちがさすがに悪くなってきたので購入しました。

ONKYO DP-X1A は、スリープ状態にしておくと1日でバッテリーが切れてしまいます。

都度電源を落とす必要があります。

また、ONKYO DP-X1A を購入した時点で、FiiOのDAPも比較視聴しており、中々FiiOのダイナミックな感じの音も捨てがたいものがありました。

その時の良かった印象が強かったため、今回はFiiOの製品を選びました。

また、YouTubeも高音質で観たく、ディスプレイが大きいものが良かったので、それも大きな選択の要因でした。

FiiO M11S は、5インチのディスプレイ、Andoroid 10ベースでYouTubeやAmazon Music も視聴可能です。

SoCは、Snapdragon 660 を搭載しており、動作もサクサクです。

夜寝る前にベッドでYouTubeやAmazon Music を視聴しています。

FiiO M11S の外観

外観は質実剛健で、いかにも頑丈そうです。
ディスプレイも大画面(5.0インチ)で操作しやすいです。

上面には端子類は何もありません。

FiiO-M11S-top

 

底面に右から4.4mmバランス接続端子、2.5mmバランス接続端子、USB-C端子、3.5mmアンバランス接続端子があります。

FiiO-M11S-bottom

 

右面です。右からMicroSDカードスロット、早送り、再生・ポーズ、巻き戻しボタン。

FiiO-M11S-right

  

左面です。右からカスタマイズボタン、ボリューム、電源ボタン。
ボリュームは上下をカチカチっと押すことでボリュームの調整ができ、回転式よりも操作しやすく感じます。

カスタマイズ可能なショートカットボタンにより、従来複雑だった操作をワンクリックで好みに合わせて実行することができます。

  • ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動
  • ワンクリックで再生中の曲を削除
  • ワンクリックでフィルターの切替え
  • ワンクリックでEQの切替え
  • ワンクリックでUSB DACモードに移行
  • ワンクリックでBluetooth受信モードに移行
FiiO-M11S-left

 

背面にはFiiO や ハイレゾのロゴなどがあります。

FiiO-M11S-back

  

ONKYO DP-X1A と比較すると大きさはこんな感じです。

M11S-DP-X1A-1
M11S-DP-X1A-2

ONKYO DP-X1A とほぼ同じ大きさですが、厚みは FiiO M11S の方があります。

柔らかめのTPU素材と思われるクリアケースが付属しています。

ONKYO DP-X1A では、中々よいケースがなかったので、これは有難いポイントです。

ケースに入っていると手に馴染みやすいです。

また、画面保護フィルムが最初から貼られているのも、別途購入の必要がなく親切です。

FiiO M11S の主な特徴・仕様

ESS Technology製ハイスパフォーマンス2ch DACチップ「ES9038Q2M」を左右独立構成で搭載

 

M11s-001

M11Sは、ESS Technology製ポータブル向けDACチップ「ES9038Q2M」を採用しています。
これによりM11SはPCM384kHz、DSD256(USB入力のDoP再生時はDSD128まで)の再生に対応しています。

さらに、左右のオーディオチャンネルにそれぞれ1基ずつの「ES9038Q2M」を搭載するデュアル構成とし、本来1基で左右チャンネルを再生可能なDACチップの能力をすべて片チャンネルのためだけに使用しています。

第4世代FPGA+フェムト秒クロック水晶発振器を駆使した「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム」採用

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M11Sでは、上位モデルM11 Plus ESSと同様のFPGAを中心としたデジタル領域信号処理回路+フェムト秒クロック水晶発振器による「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム (DAPS) 」を採用しています。

SoCから送られたデジタルデータはFIIO独自のPLL技術を搭載したFIIO独自開発の第4世代FPGAを経由し、FPGA内でデジタルオーディオ信号としてDACが最も真価を発揮しやすいよう緻密に信号処理されます。

DAPSに組み込まれた44.1kHz系専用/48kHz系専用の2基の超低ジッター・フェムト秒クロック水晶発振器によって、デジタルオーディオ回路部全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇るD/A変換を実現しています。

670mW(32Ω・バランス出力時)もの強力な駆動力を実現しながら、最新世代にふさわしい低ノイズを両立した、新ヘッドホンアンプ回路

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M11Sは、FIIOと米THX社との協力体制で培った経験を活かしてFIIOが新たに開発した新世代ヘッドホンアンプ回路を搭載しています。

クラスを超えた670mW(32Ω・バランス出力時)もの強力な駆動力を発揮するとともに、1.9uVというFiiO歴代DAP製品のなかでも有数の低ノイズフロアを実現しています。

従来比で62%の低ノイズ化を達成したとのことです。

高感度のIEMとの組み合わせにおいても、十分な低ノイズで音楽の美しさを引き出します。

最新の音楽フォーマット「MQA」のフルデコード機能

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M11Sは、マスターレベルのサウンドを実現する新世代の音楽フォーマット「MQA」のフルデコードに対応しており、アーティストが意図したとおりに音楽を鑑賞することができます。

USB DACやBluetoothトランスミッター/レシーバーとしても活躍。5つのリスニングモードで外部機器と柔軟に接続可能

M11s-012-1

M11Sは使用シーンや接続したい機器にあわせて5つのリスニングモードを搭載しています。

音楽再生に特化したPure Musicモードのほか、無線/有線接続などシーンにあわせて使い分けが可能です。

  • Androidモード:GMS対応で、Google Play Store経由でサードパーティ製アプリケーションを利用可能です。
    (サードパーティー製アプリケーションは動作保証の対象外となります)
      
  • Pure musicモード:他のアプリケーションの動作を止め、音楽再生に特化させることで音質を極限まで高めます。
      
  • Bluetooth受信モード:Bluetoothレシーバーアンプとしてスマートフォンその他のBluetoothデバイスと自由につなげることができます。
      
  • USB DACモード:コンピュータ等をソース機器として利用することができます。
       
  • AirPlayモード:iPhone/iPad/その他のMac製品と高品位なワイヤレスネットワーク接続をすることができます。

主な仕様

DACチップES9038Q2M×2
最大対応サンプリングレート/ビットレートPCM:384kHz/32bit
DSD:DSD256/1bit(内部データ再生、USB入力のASIO Native再生時)、DSD128(USB入力のDoP再生時)
SoCクアルコム社製Snapdragon 660
BluetoothチップWCN3990(BT5.0)
対応Bluetoothコーデック受信時:SBC/AAC/LDAC
送信時:SBC/AAC/aptX/aptX-HD/LDAC/LHDC
ディスプレイ5.0インチIPSディスプレイ、720P
メモリー/内蔵ストレージ3GB/32GB
拡張ストレージ対応microSDカード:1スロット(最大2TB対応)
充電方法QC3.0/QC4.0、PD2.0/PD3.0急速充電対応
バッテリー5300mAh
バッテリー持続時間約15時間(シングルエンド)
充電時間約3時間(QC急速充電)
サイズ125.2 X74 X18.5mm
重量約271g
付属品スクリーンプロテクター(出荷時にM11S本体に貼り付け済み)
クリアケース
USB3.0ケーブル
保証書
クイックスタートガイド

※株式会社エミライ様のHPより

FiiO M11Sの正式HP

FiiO M11S の価格

2023年5月に楽天市場で、74,400円で購入しました。
その時ちょうど楽天ポイントが、12,629円分あったのでそのポイントを利用して購入しました。

2023年9月2日時点でAmazonでは、70,690円です。
※Amazonの価格は日々変動します。

FiiO M11S の音質評価

  • 高音
    非常に素直に上まで伸びています。クリアで鮮明で刺さりのない芯のある高音です。
    ドラムのシンバルもはっきり聞こえ、気持ちよくビートを刻んでいて音楽に楽しく乗れます。
      
  • 中音
    ボーカルには張り感があり、クリアではっきりとした芯を感じます。楽器の前でしっかり歌っている様子が感じられます。
      
  • 低音
    芯のある引き締まった低音です。
    しっかりベースラインを感じられ、ONKYO DP-X1A と比較するとより弾力感のある低音です。
    でも決してボワつくことはないです。
    ベースやバスドラムの音が他の音に埋もれないので、しっかりとしたベースラインを刻んだ上で他楽器とボーカルが鳴っており、聴いていて安心感があり、楽しく音楽を聴けます。
      
  • 音場
    音場は割と広いです。
    横、上下、奥行き感も感じられます。
      
  • 全体
    現代的な美音系のサウンドですが、しっかりとした芯のある感じです。
    ONKYO DP-X1A と比較すると、より弾力感があり、ダイナミックな音です。
    ボリュームを上げていっても決してキンキンすることなく気持ちよく音楽に没入させてくれます。
    出力に余裕があり強力にイヤホン・ヘッドホンを駆動しており、ドライブの余裕感が感じられます。
    どんなジャンルでも気持ちよく鳴らしてくれます。
    駆動力は高そうです。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
  • 再生ジャンル:ポップス、ジャズ、ボーカル
  • 接続イヤホン・ヘッドホン:
    3.5mm アンバランスKiwi Ears Cadenza(有線イヤホン)
    2.5mm バランスPioneer SE-MHR5(有線ヘッドホン)
    4.4mmバランスMaestraudio MA910SB(有線イヤホン)

 

まとめ:価格の割にはかなりの高音質!! コストパフォーマンスは高いです!

FiiO M11S は、2022年9月2日に発売された割と新しめのDAPです。

FiiOの中では最もスタンダードなモデルです。

デメリットとしては、DAPにしてはずっしりとした重量感(271gの重量があり、重量級のスマホiPhone 14 Pro Maxの240gよりも重い)があります。

しかしながら、私は外に持ち出さないので全く問題なしです。

FiiO M11S は、最新の音楽再生専用設計になっているので、スマホで音楽を聴くのとは違い、かなり大きな音質の差を感じます。

FiiO M11S は、比較的新しい製品ということもあり、バッテリー持ちは優秀です。

1日1時間くらいの使用で1週間くらいは余裕で持つ感じです。

音質はONKYO DP-X1A に比べてもよりクリアーで現代的な美音系の音作りでありながら、ダイナミック弾力感のある音でかなり高音質です。

FiiO M11S は、DAPの中では比較的低価格な部類ですが、かなり高音質であり、コストパフォーマンスは高いと思います!

しばらくは、FiiO M11S をメインのDAPとして使っていこうと思います。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

  

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

FiiO M11S

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