Anker Soundcore Motion+ を3年使用した私がレビュー。 Ankerらしい低音重視のダイナミックな音質でコスパは高いです!!

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Anker Soundcore Motion+-eyecatch2

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回はワイヤレススピーカーのレビューをしたいと思います。

とかくワイヤレススピーカーは低音がスカスカで中高音が抜けた感じの音が多いのですが、Anker Soundcore Motion+ は色々とネットで聴き比べた中では、低音が充実しておりダイナミックな音質で最も自分好みの音でした。

Anker Soundcore Motion+ は、Ankerらしく低音重視でダイナミックで迫力のある音質で、価格と音質のバランスが良く、1万円以内の価格では個人的には最もおすすめだと思います!

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

ワイヤレススピーカー導入に至った背景


イヤホン・ヘッドホンのレビューの際に、夜はスピーカーで中々、大音量で音楽・映画を鳴らせないので、夜寝る前に寝室で、一人で静かにイヤホン・ヘッドホンを使用して、大音量で音楽を聴いたり映画を観ています。

そのため、色々とイヤホンやヘッドホンを購入するに至りました。と書いてきました。

ただ、イヤホンやヘッドホンも装着に少々手間がかかるし、横に寝て装着しにくいんですよね。

それで、ワイヤレススピーカーをベッドサイドに置いて、音楽・映画・YouTubeなどを気楽に聴きたかったので購入を検討したという背景です。

実際のことを言うと、奥様が寝室に移動するまでの時間までが限度なので、そんなには使用していなかったりします…。

外観・付属品

外観はスピーカーの前がパンチングメタルで覆われていて、高級感は出ています。

それでは、外観や付属品を見ていきます。

外観

私はブラックを購入しました。
ブラック以外にもブルー、レッドと全3色展開となっています。

Anker Soundcore Motion+-blue
Anker Soundcore Motion+-red

上部に操作ボタンがあります。
左から、BASS UP、音量マイナス、再生・ポーズ、音量プラス、Bluetoothペアリング ボタン です。

Anker Soundcore Motion+2

  

右面に電源ボタンとコネクター類の蓋があります。

Anker Soundcore Motion+3

  

コネクター類の蓋を開けると、USB-C端子と有線接続用の3.5mmのオーディオ入力ジャックがあります。

Anker Soundcore Motion+4

 

左面には何もありません。

Anker Soundcore Motion+5

 

背面には、パッシブラジエーターがあります。

Anker Soundcore Motion+6

 

付属品

  • Soundcore Motion+×1
  • USB-C & USB-A 3.0 ケーブル×1
  • AUXケーブル×1
  • クイックスタートガイド×1
  • 18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)

主な特徴・仕様

主な特徴

ハイレゾ対応

AUXケーブル接続によりハイレゾ音源も再生することが可能なBluetoothスピーカーです。
(50Hzから40kHzまでの広域に対応)

また、Bluetooth接続時もQualcomm aptXにより遅延が少ない高品質なサウンド再生が可能です。

  • aptX で接続してもハイレゾ音源の再生はできませんので注意してください。
    aptX は、SBCよりも少し音質が良くて低遅延というだけです。
    ハイレゾ音源の再生には有線接続が必要です!

30Wのオーディオ出力

2つの超高周波ツイーターとネオジウムウーファー、パッシブラジエーターを搭載しており、最大30Wの豊かなサウンドを部屋いっぱいに響かせます。

BassUpテクノロジー

Soundcore独自のBassUpテクノロジーにより、低音をより力強く、より鮮明に響かせます。

これはかなり低音がブーストされます。

小音量で聴く際などに有効です。

完全ワイヤレスステレオペアリング

ワイヤレスステレオペアリング機能で、2台のSoundcore Motion+をペアリングすれば、2台をステレオでの再生が可能です。

1台でもステレオにはなっていますが、2台接続するとより音の広がりが出ます。


主な仕様

製品名Soundcore Motion+
サイズ約257 x 79 x 81 mm
重量約1050g
コーデックSBC、AAC、aptX
連続再生時間最大12時間
充電端子USB Type C
充電時間約4時間
再生周波数帯域50Hz~40kHz
Bluetooth規格5.0
オーディオ出力30W
防水規格IPX7
(※一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない)

※Anker様のHPより

Anker Soundcore Motion+ の正式HP

価格

2020年8月にAmazonで、9,999円で購入しました。

2023年9月19日時点でAmazonでは、9,999円です。
※Amazonの価格は日々変動します。

3年前と価格は変わってないんですね…

レビュー

アプリ(soundcore)

アプリで各種設定が可能です。

soundcore app 1

 

アプリから電源オン・オフ、再生・ポーズ、曲送り、ボリューム調整 などの操作可能です。

soundcore app 2

イコライザーはいくつかのプリセットがあります。

soundcore app 3
soundcore app 4
soundcore app 5
soundcore app 6
soundcore app 7
soundcore app 8

自分好みにイコライザーの調整が出来るのは、有難いですね。
私は以下の弱ドンシャリ設定にしています。
この設定でよりダイナミックで中々良い音になりますよ!

soundcore app-custom

音質(ワイヤレス)

  • 高音
    程よく出ています。
    全く刺さりのない、柔らかい高音です。
    このあたりはイコライザーの調整でどうにもなりますが。
  • 中音
    ダイナミックな中音です。
    ボーカルは、はっきりくっきり聴こえます。
    ボーカルに広がりを感じます。
    中音も柔らかさがあります。
  • 低音
    低音は結構ダイナミックに鳴ります。
    イコライザーの設定次第ですが、柔らかい低音なのですが、ボワつくことはなく、締まりがあります。
    中低音がダイナミックで好みの音質です。
    JBLのダイナミックさにも通ずるところがあります。
  • 音場
    割と広めです。横への広がりがあります。
    全体にふわっと広がります。
  • 全体
    Ankerらしく低音重視のダイナミックで柔らかみのある音です。

    全体に弾力感のある楽しい音です。

    ジャズも良いですね。
    ウッドべースがしっかり感じれます。
    トランペットもくっきり聴こえます。
    ハイハットは小気味よい感じです。

    クラシックはちょっと音が詰まった感じがします。
    さすがに広大なホール感まではいかないですね。
    でも、全体にふわっと音は広がります。

音質(有線)

Soundcore Motion+ は、有線接続できるケーブルが付属しています。

そこで有線でも聞いてみました。

Bluetoothコーデックの縛りがなくなるので、有線の方が音質は向上します。

有線接続だと、ハイレゾ対応になります。

より高音がくっきり出ます。

音により締まりが出て、ノイズ感が減り、全体の音のきめ細かさ、クリアさが増します。

ボーカルはよりくっきりし、コーラスの広がり感も増します。

低音はより深くなり、引き締まり感が増します。

ワイヤレスで聴いていた時の音の粗さがなくなります。

より高音質で聴くなら、有線接続の方がおすすめです。

実際の音はどうか?

私の設定したイコライザーでYouTubeのフリー音源を空気録音したので、参考にしてみてください。

  • スマホ:Pixel 7 Pro から Soundcore Motion+ にaptxでワイヤレス接続した音です

是非、イヤホン・ヘッドホンで聴いてみてください。

 

●音質評価の環境

音源Amazon Music Unlimited
ULTRA HD 24-bit/48KHz
再生ジャンル:ポップス、ロック、女性ボーカル、JAZZ、クラシック
接続
機器
スマホ:Pixel7 Pro
Bluetoothコーデック:aptX
有線接続
FiiO M11S

相性の良いジャンル

  • ポップス
  • ロック
  • EDM
  • ジャズ

音の遅延

SBCは最も遅延の大きいコーデックなので、SBCでどれくらい遅延があるのか検証してみました。

YouTubeを観てみましたが、若干遅延はありますが、ほとんど違和感はなかったです。
 

まとめ: Anker Soundcore Motion+ は1万円以内の価格では、音質が良く最もおすすめです!

Anker Soundcore Motion+ をまとめると以下です。

まとめ
  • ダイナミックで迫力のあるサウンドを楽しめる
  • aptxに対応しているので、SBCよりも高音質・低遅延での再生が可能
  • アプリにも対応してり、イコライザーで自分好みの音の設定が可能
  • バッテリー持ちは良い(最大12時間)
  • 有線接続のハイレゾ対応でより高音質再生が可能
  • 有線接続は音は良いが接続が多少面倒
    (再生機器側とスピーカー側の両方の接続が必要)
  • 風呂場の中での使用はちょっと微妙
    (IPX7なので問題ないかと思いますが、風呂場で使うならIPX8のものをおすすめします)
  • 重量は1kg超えなので、若干重い

Anker Soundcore Motion+ は、1万円前後で色々なワイヤレススピーカーをネット上で聴き比べましたが、ダイナミックで迫力ある音で個人的には一番音質は良いと思います。

 

Anker Soundcore Motion+ はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • ロックやポップス、ジャズの好きな人
  • ダイナミックで迫力のある音が好きな人
  • 予算1万円以内でコスパに優れたワイヤレススピーカーを探している人
  • 自分好みにイコライザーで音を調整したい人
  • 小音量でもしっかり低音を鳴らしたい人
  • そんなにスピーカーを外に持ち歩かない人

 

今回はワイヤレススピーカーAnker Soundcore Motion+ をレビューしました。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

     

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Anker Soundcore Motion+-eyecatch2

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