AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
カメラ初心者のカメラ成長記 です。
カメラの基本には露出やF値、シャッタースピード、ISO感度など色々あります。
私もまだまだ勉強中です。
奥様から構図についてスマホで写真を撮る際の参考にしたいとの意見があったので、今回は先に写真を撮る際の構図についてお話しようと思います。
私と一緒に勉強していきましょう。
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●クローズアップフィルターの紹介は、以下をご参照ください。
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●カメラの基本と選び方については、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】カメラの基本と選び方について
●Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》は、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》
構図とフレーミングの違い
まずは構図とフレーミングの違いについて説明します。
構図
構図とは、平面上に対象を配置することを指します。
写真が綺麗に見える角度や位置、写真の余白を考えながらバランスの良い配置を作り、作品が魅力的に見えるように写真におさめた全体の形(空間)を指します。
フレーミング
フレーミングとは、英語でいうと「framing」で「縁取り」の意味です。
写真では、撮影する際に構図を決めるために画面内に入る被写体を整理する作業を指すことが多いです。
目の前にある被写体をどう写真に写し込むか、どう切り取るかを考えることを指します。
ただ漠然と撮影するのではなく、フレーミングを意識して写真を撮ることで、その人ならではの視点、意図、思いなどを反映することができ、より魅力的な写真に仕上げることができます。
よくドラマで映画監督やディレクターさんのような人が、指で四角を作って覗いているあの感じです。
構図の種類
日の丸構図
日の丸構図とは日本の国旗のように中央に被写体を置く構図で、視線を集めやすくする効果があり被写体をシンボリックに扱います。
王道といえば王道ですが、多くの人が主役を真ん中に配置するので、平凡な印象になりがちです。
日の丸構図にする場合は、背景をシンプルにしたり、ボカしたりすることで主役を際立たせるのが良いです。
写真展などでは、よっぽどの素晴らしい写真以外ではあまり使われない構図のようです。
私もカメラを購入したての頃は構図をよく知らなくて、日の丸構図ばかりで撮ってました。
三分割法
三分割法は、縦・横に全体を三分割にして、その交点に被写体を置く手法です。
また、風景写真などでは水平線を画面を横切る線を三分割法に合わせたり、人物やテーブルフォトなどではメインの被写体をライン上に配置したり、様々な被写体、場面で応用できます。
三分割法は、適度な余白ができ、画面全体をバランス良くまとめてくれるので様々な撮影シーンで使いやすい構図です。
一眼カメラやスマホでも画面上に3分割のグリッド線を表示させる設定がある機種が多いです。
補助になる線が出ていれば構図が各段に作りやすくなります。
水平・垂直をしっかり出すためにも有効なので、グリッド線表示を使える人は表示しておいた方が良いと思います。
私も最近は三分割法を意識して撮影するようにしています。
三角構図
構図を三角形のような形にする手法です。
奥行感を出したり、高さを強調する際などに使用すると効果的です。
画面下に重心があるので、安定感があり心地よく感じることができます。
また、三角形の頂点に主役を配置すると、視線を誘導する効果が得られます。
トンネル・額縁構図
トンネルや額縁のように周りが囲われている構図です。
人の目には、囲われているものに視線が誘導される「額縁効果」があります。
この効果を利用して、枠内の被写体を強調するのが目的です。
より囲われている中の被写体へ視線を誘導することで写真への没入感が高まります。
放射線構図
放射線構図とは、複数の線が一点(収束点)から放射状に伸びた構図です。
写真に奥行きや広がりを表現できるため、躍動感や迫力を与えることができます。
S字構図
S字構図とは、写真の中にアルファベットの「S」のような曲線を取り入れる構図のことです。
S字構図は、川の湾曲や曲がりくねった山道、料理の写真など、自然が生み出す曲線を際立たせたい時に活用できます。
ゆるやかに物が流れている感じや奥行きを表現できるほか、曲線の要素が写真に柔らかい印象を与えてくれます。
単調な写真になることを防いで、立体感を持たせることもできます。
対角構図
対角で分割した線上に被写体を配置する構図です。
必ずしも角を結んだ対角線上と同じ角度である必要はなく、写真の中で斜めの線を意識したものも対角線構図に含まれます。
対角構図は、写真に動きや奥行き、リズム感やダイナミック感などを表現できます。
風景では対角線上に撮りたいものを配置して立体感などを出す手法としてよく使われます。
ポートレートでは、対角線となるモチーフを人物に組み合わせることで、人物に視線誘導する使いかたをします。
対角線を意識して被写体を写すと、正面から撮った写真に比べて、より立体的に感じられます。
対比構図
対比構図は、大きさは、色、明暗、形などを使って被写体を対比させる構図です。
同じ画面に大きいものと小さいもの、明るい光と暗い光といったように対比関係にあるものを配置することで、主役をより引き立たせることができます。
対比構図の魅力は、さまざまな要素や視点から対比が組めるところにあります。
応用範囲が広い構図法で、対比する被写体に焦点を絞って表現するため、情景をシンプルに整理して描写しやすいという特徴があります
横構図と縦構図
横構図は広がりを出せますし、縦構図は高さや奥行感を出すことができます。
状況によって使い分けてください。
背景を整理
これは、ボケを活用して背景をボカして被写体を目立たせる手法です。
私はこの手法も最近よく使います。
まとめ
今回は、写真の色々な構図についてまとめてみました。
ついカメラって何となく撮影してしまいますよね。
その結果、なんだか平凡でつまらない写真を量産することになってしまうことが多いですよね。
私も以前はそうで、後から見ても何が主役か分からないし、なんかつまらない写真ばっかり撮っていました。
ちょっと構図を意識するだけで、狙った主役を強調させてり、引き立たせたりすることができます。
また壮大な景色をより広がりや奥行感を持たせることもできます。
私も最近は、これらの構図を参考にしながら撮影をしています。
今回の記事が、少しでもカメラ初心者の方の参考になれば幸いです。
これからも徐々に成長していきたいと思います。
今後も「カメラ」カテゴリーでは、私の【カメラ成長記】としてブログを随時更新していきます。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
構図を意識するだけでも、良い写真が撮れそうすね!色々種類があるのにも驚きました。すごく分かりやすくて、今後撮影の際に参考にさせていただきたく思いました。ありがとうございます😊
嬉しいコメントありがとうございます。
少しでも参考になったようで良かったです。
今後ともよろしくお願いいたします。