AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
いよいよDisney+(ディズニープラス)が、DTS:Xに対応するようです。
DTS:Xは今までディスクデバイスしか対応していなかったので画期的です!
2024/4/16のPHILE WEBの記事で発表がありました。
記事によると、Disney+(ディズニープラス)は米国時間の4月14日、IMAX Corporation、DTS(Xperi)との連名で、同サービス初のDTS:X音声のIMAX Enhanced対応コンサート作品として、クイーンのライブ映画『QUEEN ROCK MONTREAL』を2024年5月15日にグローバルで配信開始することを明らかにしました。
また同時に、マーベル映画18作品においても、DTS:X音声でのIMAX Enhanced配信をスタートするそうです。
Disney+では、ソニー、ハイセンス、シャープ、シャオミなどのDTS:X対応Android/Google TVデバイス、およびデノン、マランツ、JBLなどのDTS:X対応AVアンプにて、リリース開始からすぐにDTS:X音声のIMAX Enhancedコンテンツを体験できるとしています。
なお、日本語吹き替えなど英語音声以外での対応は、現時点では不明とのことです。
対応作品のひとつである『QUEEN ROCK MONTREAL』は、ロックバンド・クイーンが1981年に開催したライブの模様を収めた映像作品です。
我々クイーンファンにとっては伝説のライブとして有名です。
2024年にIMAXフォーマットにてデジタル・リマスターと劇場公開が行われ、IMAX独占作品としては記録破りの成功を記録したと謳われています。
また、DTS:X音声でのIMAX Enhanced対応が発表されたマーベル映画18作品は以下のとおり(アルファベット順、括弧内は邦題)。
『Ant-Man and the Wasp』(アントマン&ワスプ)
『Ant-Man and the Wasp: Quantumania』(アントマン&ワスプ:クアントマニア)
『Avengers: Infinity War』(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
『Avengers: Endgame』(アベンジャーズ/エンドゲーム)
『Black Panther』(ブラックパンサー)
『Black Panther: Wakanda Forever』(ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー)
『Black Widow』(ブラック・ウィドウ)
『Captain America: Civil War』(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)
『Captain Marvel』(キャプテン・マーベル)
『Doctor Strange』(ドクター・ストレンジ)
『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス)
『Eternals』(エターナルズ)
『Guardians of the Galaxy (Vol. 2)』(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス)
『Guardians of the Galaxy (Vol. 3)』(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3)
『The Marvels』(マーベルズ)
『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(シャン・チー/テン・リングスの伝説)
『Thor: Ragnarok』(マイティ・ソー バトルロイヤル)
『Thor: Love & Thunder』(ソー:ラブ&サンダー)
※以下、2024/5/16追記
dts Japanは、5月15日16時よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて、IMAX Enhanced対応コンテンツ全19作品が立体音響フォーマットのDTS:Xで楽しめるようになったことを発表しました。
今回新たに世界的ロックバンド「クイーン」が1981年にカナダ・モントリオールで開催したライブの模様を収めた映像作品「QUEEN ROCK MONTREAL」が配信されます。
DTS:Xによる初のコンサート配信作品となります。
これは観なきゃ!だわね。
- IMAX Enhanced(アイマックスエンハンスド)とは、IMAXの映像とサラウンドを家庭で楽しめる4K HDR+音声認定規格です。IMAXの特徴である「大画面」「高画質」「高音質」を備え、極上のホームシアター体験を提供することを目的としています。
Disney+では対象の映画をIMAX版拡大アスペクト比で視聴することができます。
Disney+のIMAX Enhanced作品では、1.90:1の拡大アスペクト比を採用しています。これは、映像がワイド表示されるものの画面の高さいっぱいに表示されないという、多くの映画でよくみられる一般的なワイド画面とは異なります。
IMAX版拡大アスペクト比では、通常と比べて最大26%増で元の映像が表示されるため、大迫力の映像と臨場感を楽むことができます。
●ディズニープラス(Disney+) を Amazon Fire TV、Fire TV Stick で観る方法は、以下をご参照ください。
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●Hulu/ディズニープラス のセットプランの解説は、以下をご参照ください。
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→ディズニープラス コンテンツ紹介 『SHOUGUN -将軍-』ハリウッド初の本格戦国スペクタクル!!
●ディズニープラス コンテンツ紹介 『マーベルズ』は、以下をご参照ください。
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→4Kテレビがなくてドルビーアトモスの音声再生には Disney+ がおすすめ!
●ディズニープラスが迫力満点で視聴できるサウンドバー JBL BAR 1000 のレビューは、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際使ってみて本当に購入価値あるのか?
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→【JBL BAR 1000】 NHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応方法
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー リアスピーカーのセッティングについて!
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 音質向上 6つの方法
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際の音質はどうなのか?
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DTS:X って何?
DTS:Xは、オブジェクトベースの3次元サラウンドに対応したサラウンドフォーマットです。
家庭用として最大32chサラウンドまでのサラウンドに対応します。
天井スピーカーを設置しなくても、適切な立体音響を実現できるという特徴があります。
空間を縦横無尽に動き回るような、これまで体感したことのない臨場感を実現することができる立体音響テクノロジーです。
オブジェクトごとに音量を調整可能な規格のため、映画で聴こえにくい人のセリフの音量のみを大きくし、聴こえやすくすることが可能です。
●各種音声フォーマットについては、以下をご参照ください。
→【2023年8月最新】ドルビーアトモスとは? DTS-Xとは? など 各種 音声フォーマット形式 を解説します。
Disney+(ディズニープラス)に加入するなら
Disney+(ディズニープラス)は、私が加入した時から料金体系が変更になっています。
現在の料金体系は以下の2つです。
- ディスニープラス スタンダード
- ディズニープラス プレミアム
元々は1つのプランしかなく、月額990円でした。
なので私は加入したのですが、2023年11月1日に料金プランが変更されました。
私の加入プランは自動的に「ディズニープラス プレミアム」に変更になりました。
現時点でのプランを説明します。
- ディスニープラス スタンダード
1080p Full HD、5.1サラウンドまで対応、2台まで同時視聴可能
月額 990円(税込)
年額 9,900円(税込)
- ディズニープラス プレミアム
4K UHD & HDR、ドルビーアトモスまで対応、4台まで同時視聴可能
月額 1,320円(税込)
年額 13,200円(税込)
どちらのプランも年間プランで16%以上お得になります。
どちらのプランも途中で広告が入ることはありません。
詳細までは不明ですが、おそらく「ディズニープラス プレミアム」のみが、DTS:Xに対応と思われます。
Disney+(ディズニープラス)に加入するなら、「Hulu/ディズニープラス のセットプラン」が断然お得です!
以下の2つのプランから選べます。
- Hulu | Disney+ スタンダード セットプラン
hulu 最高画質 4K UHD
最高音質 5.1サラウンド
同時視聴 最大4台(一部作品を除く)
Disney+ 最高画質 1080P Full HD
最高音質 5.1サラウンド
同時視聴 2台
月額費用:1,490円
- Hulu | Disney+ プレミアム セットプラン
hulu 最高画質 4K UHD
最高音質 5.1サラウンド
同時視聴 最大4台(一部作品を除く)
Disney+ 最高画質 4K UHD & HDR
最高音質 ドルビーアトモス
同時視聴 4台
月額費用:1,740円
ドルビーアトモスを味わうなら断然「Hulu | Disney+ プレミアム セットプラン」がお得です。
それぞれ独占配信の作品が多く、配信タイトルが被りにくいのでセットで契約して損することはありません。
Disney+プレミアムプラン+420円で、Huluまでも利用できる大変お得なサービスです。
↓
もちろん、Disney+(ディズニープラス)単体での加入もOK!
Huluにあまり興味のない方は、もちろんディズニープラス単体での契約でもOKです。
プランは以下です。
- ディスニープラス スタンダード
1080p Full HD、5.1サラウンドまで対応、2台まで同時視聴可能
月額 990円(税込)
年額 9,900円(税込)
- ディズニープラス プレミアム
4K UHD & HDR、ドルビーアトモスまで対応、4台まで同時視聴可能
月額 1,320円(税込)
年額 13,200円(税込)
ディズニープラス単体での契約は以下から。
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DTS:Xを再生するのに最適な環境
通常は、DTS:Xに対応したAVアンプが必要です。
しかし、今ではDTS:Xに対応したサウンドバーも出ています。
私の持っているJBL BAR 1000 は、DTS:Xに対応しています。
しかも JBL BAR 1000 で映画等を観ると部屋が映画館になります。
お気軽にDTS:X対応コンテンツを観るなら、テレビ+DTS:X対応サウンドバー(JBL BAR 1000)がおすすめです。
サウンドバーでも JBL BAR 1000 は、リアル7.1.4チャンネルなので、バーチャルサラウンドを謳っているサウンドバーとは迫力が全く違います。
●JBL BAR 1000 のファーストインプレッションは、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 開封、ファーストインプレッション!
●JBL BAR 1000 でNHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応は、以下をご参照ください。
→【JBL BAR 1000】 NHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応方法
●JBL BAR 1000 のリアスピーカーのセッティングについては、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー リアスピーカーのセッティングについて!
●JBL BAR 1000 の更なる音質向上策は、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 音質向上 6つの方法
●JBL BAR 1000 をしばらく使ってみてのレビューは、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際使ってみて本当に購入価値あるのか?
●JBL BAR 1000 の実際の音質は、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際の音質はどうなのか?
●映画館のJBLサウンドの考察は、以下をご参照ください。
→映画館で映画鑑賞 「ミッション・インポッシブル デットレレコニング PART ONE」 映画館の音質考察
まだ4Kテレビではない環境でのドルビーアトモス再生に Disney+は良い!
我が家はサブスクの動画配信サービスは、Amazon Prime Video、Netflix、ディズニープラスに加入しています。
また、我が家のテレビは完全な4Kテレビではありません。いわゆる疑似4Kテレビ(SHARP LC-60XL10)で4K30Pまでしか対応していません。
Amazon Prime Videoでは、接続先が4K60Pに対応していないとドルビーアトモス再生が出来ない仕組みになっています。
そのため我が家では、Amazon Prime Videoでは、ドルビーアトモスの音声のみ再生ができません。
ディズニープラスとNetflixは、ドルビーアトモスの音声のみ再生は可能です。
ただし、我が家は4Kテレビではないので、Netflixは、スタンダードプランにしています。
なので、Netflixではドルビーアトモス再生は出来ないのです。
したがって、我が家では残った ディズニープラス のみが、4Kテレビ以外でドルビーアトモスの音声再生ができるサブスク動画配信サービスです。
Disney+(ディズニープラス)は、Amazon Prime Videoのように、接続先環境のチェックはないので、4Kテレビじゃなくてもドルビーアトモスの音声再生が可能です。
ディズニープラスの魅力
ディズニープラスでは、以下のジャンルが観れます。
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィック、スターが生み出す映画・ドラマ・アニメーション。
スター・ウォーズやマーベル作品のファンなら加入して損はないと思います。
スター・ウォーズ作品は、アニメ版を除いてほとんどがドルビーアトモス化されています。
映画では公開されていない、独自のスターウォーズのスピンオフなど、オリジナルコンテンツも結構あり、楽しめます。
2023年8月23日からは、オリジナルコンテンツ「スター・ウォーズ:アソーカ」がディズニープラス で独占配信されています。
また、アクション系の映画が好きな方には、アベンジャーズや、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、マイティー・ソーなどのマーベル作品も見放題でかなり楽しめます。
また、ディズニープラスでしか観れない作品も結構あり、続々と作品も追加されていくので飽きることはありません。
ディズニープラスでしか観れない作品の例
- ロキ
- ホークアイ
- ボバフェット(スターウォーズ)
- ワンダヴィジョン
- SHOUGUN -将軍-
- …
ディズニープラスはアプリもあるので、スマホやタブレットでの視聴も可能です。
まとめ
いよいよ2024年5月15日から、Disney+(ディズニープラス)がDTS:Xに対応します。
私は、Fire TV Stick 4K Max とサウンドバー JBL BAR 1000 でDisney+(ディズニープラス)を視聴しています。
JBL BAR 1000 はリアスピーカーを後ろに設置できるので、リアル7.1.4チャンネルを実現できます。
リビングが映画館になり、そりゃ臨場感たっぷりですよ!!
皆さんも是非、ドルビーアトモスやDTS:Xに対応した『Disney+(ディズニープラス)』で臨場感たっぷりのサラウンド環境を味わってみてください!
それでは楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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