【カメラ成長記】写真撮影のポジション(位置)とアングル(角度)について、まとめてみた!

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AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。

カメラ初心者のカメラ成長記 です。

前回、写真の構図についてまとめてみました。

今回は写真を撮る際のポジションとアングルについてお話しようと思います。

私と一緒に勉強していきましょう。

 

●写真の構図については、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】写真の構図について、まとめてみた!

●カメラの基本と選び方については、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】カメラの基本と選び方について

●Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》は、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》

●Nikonカメラ Z30 のレビューは、以下をご参照ください。
Nikon Z30 レビュー 開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】

●Nikonカメラ Z fc のレビューは、以下をご参照ください。
Nikon Z fc レビュー。開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】

●ズームレンズ NIKKOR Z 24-70mm f/4 S のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-70mm f/4 S レビュー!

●ズームレンズ NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】ズームレンズ NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR レビュー!

●Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f2 のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f2 レビュー!

NIKKOR Z DX 24mm f/1.7のレビューは、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】Nikon Z30 レンズ NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 レビュー!

●クローズアップフィルターの紹介は、以下をご参照ください。
【カメラ成長記】クローズアップフィルター紹介。マクロレンズいらずで手軽にマクロ撮影!

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

ポジション(カメラを構える位置)とは

カメラを構える位置(高さ)をポジションといいます。

カメラの角度は関係なく、位置(高さ)のみのことです。

人の目線より高いポジションを『ハイポジション』、目線より低いポジションを『ローポジション』、目線と同じ高さを『アイレベル』といいます。

また、ウエストの高さのポジションを『ウエストレベル』といいます。子供の目線と同じくらいの高さになります。

GOOPASS様より画像引用

ハイポジション

人の目線より高い位置に構えて撮ることを「ハイポジション」といいます。

ハイポジションは、写真の奥行きや空間を強調できるのが特徴です。

GOOPASS様より画像引用

 

私は初詣の人混みの中で、カメラを上にあげバリアングルモニターを下に向けて人混みの上から神社を撮影したことがあります。

ハイポジションのメリット

ハイポジションは、人が普段見ている風景とは異なる位置の写真が撮れるため、新鮮な印象を与えられます。

また、ハイアングル(カメラを上から下に向けて構える)との相性が良く、被写体や景色全体を上から見渡す写真に仕上げることが可能です。

ハイポジションは俯瞰的な写真が撮れるので、人が密集する場所等で撮影すると、混沌とした様子を分かりやすく表現することができます。

ハイポジションのデメリット

ハイポジションのデメリットは雑多な印象を与える点です。

特に広角レンズで撮影すると、主役の被写体が分からないごちゃごちゃした写真になりがちです。

アイレベル

人の目線と同じ位置に構えて撮ることを「アイレベル」といいます。

普段自分が見ている景色を、そのまま表現したいときに最適なポジションです

GOOPASS様より画像引用

アイレベルのメリット

アイレベルでは、見慣れたアングルの写真が撮影できるため、安心感や安定感を表現できます。

標準画角のレンズ(35~50mm)で人物等を撮影すると、見る人が、被写体の恋人や家族になったような感覚になる写真が撮れます。

アイレベルのデメリット

普段と同じ視点となるため、客観性が強まるため感動を与えるには他に工夫が必要になります。

ボケを利用したり遠近感を強調したり、色や被写体にインパクトのあるものを選ぶと退屈になりません。

ローポジション

人の目線より低い位置に構えて撮ることを「ローポジション」といいます。

GOOPASS様より画像引用

ローポジションのメリット

ローポジションでは、虫や小動物から見たような非日常の意外性のある世界観を表せます。

地面すれすれから10cmくらいの高さで撮影すると効果的です。

ローポジションのデメリット

ローポジションは、景色全体の奥行き、建物と地面にあるものとの高低差を表現しにくいのが欠点です。

ただし、道の奥行きなど前後の奥行きは出せるので、工夫して撮影すれば面白い作品が作れます。

アングル(カメラを構える角度)とは

カメラを構える角度を「アングル」といいます。

アングルはカメラの位置と関係なく、あくまで「角度」のみのことです。

カメラを上から下に向けて撮影することを『ハイアングル』、カメラを被写体に対して水平に構えることを『水平アングル』、カメラを下から上に向けて撮影することを『ローアングル』といいます。

GOOPASS様より画像引用

ハイアングル

カメラを上から下に向けて撮影することを「ハイアングル」といいます。

ハイアングル撮影では、チルト式やバリアングル式など、可動式の背面液晶モニターが備わったカメラを使用するのがおすすめです。

モニターを見えるように動かしながらライブビュー撮影できるため、無理な体勢を取らずに撮影ができます。

  • ライブビュー撮影とはファインダーを使わずに、液晶モニターに写った映像を見ながら撮影する方法のことです。
GOOPASS様より画像引用

ハイアングルのメリット

地面の写る範囲が広がり、奥行を表現しやすいアングルです。

俯瞰気味に角度をつけると観察している視点になり、見ているものを客観的に説明した写真になります。

人や動物に対しては撮影者の優位性を写真に含められます。

料理やスイーツを被写体にするテーブルフォトではハイアングルが一般的です。

ハイアングルでは食べ物の美味しさが伝わりやすいといわれています。

ハイアングルのデメリット

ハイアングルはカメラから同じ高さで撮影するので、平面的になりやすいのがデメリットです。

手前にあるもので前ボケを作ると、立体感が出るのでおすすめです。

水平アングル

水平とはその名の通り、カメラを地面と水平に構えて撮影することです。

ポジションを工夫して変化をつけて撮影することが使いこなしのポイントです。

GOOPASS様より画像引用

水平アングルのメリット

水平は、写真のバランスが取りやすいほか、その場にいるかのような臨場感を与えてくれます。

いつもの視点なので写真に安定感を出せます。

被写体との関係も対等であるイメージをつけやすいアングルです。

水平アングルのデメリット

水平で撮影した写真は面白みに欠けるのが欠点です。

特に広角レンズを使って水平で撮る場合はスマホのカメラの画角に近いため、記録用になんとなく撮ったような写真になりがちです。

背景をぼかしたり、色のコントラスト(明度や彩度または色の対比)を強調したり、ちょっとした工夫があると個性が出せます。

ローアングル

カメラを下から上に向けて撮影することを「ローアングル」といいます。

カメラを上に向けるため、空が多く入って開放感を表現しやすいアングルです。

人や動物に対しては尊敬のイメージとなります。

ローアングル撮影では、チルト式やバリアングル式など、可動式の背面液晶モニターが備わったカメラを使用するのがおすすめです。

モニターを見えるように動かしながらライブビュー撮影できるため、無理な体勢を取らずに撮影ができます。

GOOPASS様より画像引用

ローアングルのメリット

ローアングルは、写真を主観的に見せてくれるのが特徴です

そのため、主役を強調した写真が撮れます。

広角レンズを使うと遠近感が強調されるので、いつも見ている街角に不思議な雰囲気や迫力を加えることが可能です。

また、被写体を上に見上げるため、「爽やかさ」や「希望」など前向きなイメージを表現したい場合にも最適です。

ローアングルのデメリット

広角レンズを使ってローアングルで撮影する場合、写真の歪みが大きくなるので注意が必要です。

また、高い建物がすぼまって写る点に注意しましょう。

まとめ

今回は、カメラのポジション(構える位置)アングル(角度)について説明しました。

撮影したい被写体を見つけたらカメラを構える前にどこから狙うかを考えます。

ポジションとアングルを別々に考えることが大事です。

明確なルールはないようですが、はじめにポジションを決めて、そこからアングルを決めるのがおすすめだそうです。

カメラのポジションやアングルが変わればレンズの画角が同じでも無限のバリエーションで撮影ができます。

これが作品のオリジナリティにつながっていきます。

ポジションは作品の世界観、アングルは雰囲気や関係性を表現するのに有効です。

また、構図とも密接に関わってきます。

同じ場所からの撮影でも高さ角度が違うだけで、写真から受ける印象は結構変わってきます。

ついカメラって何となくパッと構えて撮影してしまいますよね。

その結果、よくある普通の写真になってしまうんですね。

前回学んだ構図と合わせて、ポジションとアングルも意識して色々と組み合わせることで写真のバリエーションがどんどん広がっていきます。

『ローポジション』+『ローアングル』『ローポジション』+『ハイアングル』など…。

   
その上で更に三分割法を組み合わせるなど…。

あまり良い作例がなくて申し訳ありません。

お互い、もう平凡な写真からサヨナラしましょう!

今回の記事が、少しでもカメラ初心者の方の参考になれば幸いです。

これからも徐々に成長していきたいと思います。

今後も「カメラ」カテゴリーでは、私の【カメラ成長記】としてブログを随時更新していきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

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※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • カメラ成長記、またまた面白かったです!参考なります。目の高さで、まっすぐしか、考えたことありませんでした、、少し知識があるだけでも、いい写真が撮れるかも!今後もまた色々紹介してくださいねw

  • コメントありがとうございます。
    励みになります。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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