AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
一眼カメラはレンズを交換していろいろな画角や雰囲気などを楽しめるのが醍醐味ですよね。
Nikon Z30 キットレンズのNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRをよく使用していますが、もっと被写体に寄りたい時があります。
しかし、かなりの望遠レンズとなると大きくなるし、価格も高くなります。
そこで、DXフォーマット(APS-C)対応レンズですが、 NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR を購入してみました。
今回は、Nikon ズームレンズ NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR のレビューをします。
●Nikonカメラ Z fc のレビューは、以下をご参照ください。
→Nikon Z fc レビュー。開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】
●Nikonカメラ Z30 のレビューは、以下をご参照ください。
→Nikon Z30 レビュー 開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】
●Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f2 のレビューは、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 40mm f2 レビュー!
●NIKKOR Z DX 24mm f/1.7のレビューは、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】Nikon Z30 レンズ NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 レビュー!
●クローズアップフィルターの紹介は、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】クローズアップフィルター紹介。マクロレンズいらずで手軽にマクロ撮影!
●カメラの基本と選び方については、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】カメラの基本と選び方について
●Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》は、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】Nikon Z30 物撮りに挑戦 その1《明るさ調整》
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR レビュー 結論
Nikon ズームレンズ NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR レビューの結論は以下です。
- 価格が手頃
- ズームレンズにしては小型・軽量
- 画質が良い
- 広角から望遠を1本でカバーすることが可能
以下、レビュー結論に至った理由を説明していきます。
結論に至った理由①:コストパフォーマンス
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR は、ズームレンズにしてはお手頃な価格です。
Nikonのズームレンズは10万円以上はします。
DXフォーマット(APS-C)だからこその価格だと思います。
私はニコンダイレクトで81,400円の10%オフクーポンを使用して73,260円で購入しました。
更に7,000円のキャッシュバックキャンペーン中だったので、後から7,000円がキャッシュバックされました。
なので実質66,260円です。
2024年3月29日時点でAmazonでは72,909円(税込)です。
カメラのキタムラでは、72,180円(税込)です。
コストパフォーマンスは高いと思います。
また、新たなカメラやレンズを購入する際は、不要なカメラやレンズを買い取ってもらって購入資金を作るのも良いと思います。
カメラやレンズは資産性があるので、割と高く買い取ってもらうことが可能です。
結論に至った理由②:ズームレンズにしては小型・軽量
APS-Cの小型カメラにちょうど良い大きさで、ズームレンズにしては重量も軽く、持ち出しやすいです。
重量は約316gとズームレンズにしては軽く、長さもコンパクトな方なので手軽に持ち出せるサイズだと思います。
Z fcに装着してもそんなに違和感もない感じです。
結論に至った理由③:画質が良い
まだまだ写真の画質を語れる段階ではありませんが、普通に良い画質と感じます。
海外の有名なレビューサイト、PhotographyBlogの細かいレビューでも良い評価のようです。
以下に引用します。
- 英語をPCの翻訳機能で日本語にしたので、少しぎこちない日本語になっています。
Nikon Z DX 18-140mm F3.5-6.3 VRは、小型軽量の一体型ズームレンズで、広角の風景から至近距離や個人的な望遠撮影まで、あらゆる日常の撮影に適しています。
Nikon Z50 と合わせてレビューしました。その主なセールスポイントは、その小さなサイズと重量、効果的な内蔵手ぶれ補正、そしてその多用途性です。これはまさに、常にカメラに取り付けたままにできるレンズです。
Z DX 18-140mm は光学的には、提供されるズーム範囲を考えると驚くほど優れたパフォーマンスを発揮し、利用可能なほとんどの焦点距離にわたって中心がシャープです。周辺部の性能は中央部ほどではありませんが、控えめな価格とこのレンズが提供する多用途性を考えれば、おそらく許容できる範囲でしょう。
色収差と歪みはJPEGファイルとRawファイルの両方で適切に制御されており、7枚羽根の絞りからのボケ味は非常に素晴らしく、f/16での太陽の星は非常に明確に定義されており、フレアは、直接撮影した場合でもそれほど明白ではありません。太陽。開放で撮影すると口径食が少し重くなりますが、それが唯一の本当の不満です。
このレンズの低価格帯に対する主な譲歩点は製造品質です。プラスチック製のレンズ マウントとフィルターのネジ山に至るまで、すべてプラスチック構造になっています。
これが長期的な問題を引き起こすかどうかはまだわかりませんが、金属製の構造にこだわる人は、他のものを探す必要があります。プラスチック製のレンズに 599 ポンドは明らかに高額です。マウント。
また、Z 18-140mmには前後のレンズキャップ以外の付属品はなく、フードやケースも付属しません。
全体として、Nikon Z DX 18-140mm F3.5-6.3 VR は驚くほど優れたオールインワンズームであり、多くの妥協をすることなく、ほとんどの状況に対応できる 1 つのレンズの利点を確実に満たしています。
https://www.photographyblog.com/reviews/nikon_z_dx_18_140mm_f3_5_6_3_vr_review/
広角側で広く撮ることも可能だし、望遠側で撮影するとボケも出やすいです。
まだまだ写真の勉強中で下手な写真ですが、いくつか作例を載せておきます。
結論に至った理由④:広角から望遠を1本でカバーすることが可能
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR は、35mm換算で27mm-210mmの画角です。
割と広角から望遠まで1本でカバーできるので、旅行の際などには良いと思います。
次回の旅行の際には持っていこうと思います。
下手な写真ですが、いくつか作例を載せておきます。
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR の残念なところ
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR の残念なところは以下です。
- レンズフードが付属していない
レンズフードは別売りになっています。
私はレンズフードは購入せず、保護フィルターを購入して装着しました。
購入した保護フィルターは、「Nikon ニュートラルカラーフィルターNC 62mm」です。
Amazonで2,373円でした。
パッケージ・外観
パッケージ
ニコンダイレクトさんで購入すると梱包が丁寧で安心します。
Nikonのいつもの黒・黄色のパッケージです。
ニコンダイレクトのキャンペーンで手ぬぐいの2024年カレンダーが付いていました。
外観
レンズの外観はこんな感じです。
価格の影響だと思いますが、マウント部分はプラスチックになっています。
主な特徴
約7.8倍の高倍率ズーム
焦点距離18mmから140mm※をカバーするNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは、広角側でのダイナミックな風景撮影にも、望遠側での大きな背景ボケで被写体を際立たせた印象的なスナップを撮影するのにも最適です。
小型で軽量な汎用性の高いレンズを1本持ち歩くことにより、レンズ交換をしなくても、旅行中に出会うさまざまなシーンを簡単に捉えることができ、撮影機材を軽量化できます。
- FXフォーマット・35mm判換算で27mm-210mmレンズの画角に相当
手ブレ補正効果5.0段※のレンズシフト方式VR機構を搭載
手ブレ補正効果5.0段※(CIPA規格準拠)のレンズシフト方式VR機構を搭載。
これにより望遠時や暗いシーンなど、手ブレが発生しやすい状況でも安心して撮影できます。
- [NORMAL]モード使用時。APS-Cサイズの撮像素子を搭載したミラーレスカメラ使用時。最も望遠側で測定
携行性の高い小型・軽量ボディー
質量約315g、全長約90mm※1で、どこへでも長時間持ち歩くことができる高い機動性により、撮影中の負担を軽減します。
これはレビュー結論に至った理由②:ズームレンズにしては小型・軽量 で記載した通りですね。
- 1 レンズマウント基準面からレンズ先端まで
防塵・防滴に配慮した設計
埃や水滴の侵入を防ぐシーリングが施された防塵・防滴に配慮した設計※により、高い信頼性を実現しています。
- すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません
短い最短撮影距離
高倍率ズームレンズでありながら、広角端で0.2m、望遠端で0.4mの最短撮影距離を実現。大胆に被写体に近づけるため、テーブルフォトの撮影などでも被写体と距離を取る必要がありません。
さらに、望遠端で0.33倍の高い最大撮影倍率により被写体を大きく捉えることができるため、被写体のディテールまで背景ボケとともに描写することが可能です。
また広角側では、メインの被写体をダイナミックに表現しながら背景もしっかり収めることができます。
ピントや明るさがゆっくりと滑らかに変化する映像が得られる高い操作性
コントロールリングには、カメラからフォーカス[M/A]※[絞り値][露出補正][ISO感度]などの多彩な機能を割り当てることができ、快適でスムーズな操作を実現します。
- AF時にコントロールリングの操作でただちにMFに切り換える機能
高速かつ静かなAFで、大切な瞬間を逃さない
ニコンの Z シリーズカメラに最適化したNIKKOR Z レンズの技術により、ピントを調整する際の画角変動を最小限に抑えた、高速かつ静粛なAFを実現しています。
劇場やカフェなどの静かな環境下でも、快適に撮影が行えます。
電磁絞り機構の採用
独自の駆動機構付き絞り羽根ユニットを搭載し、ボディー側からの電気信号による高精度な絞り制御が可能です。
連続撮影時も含めて常に安定した露出制御(AE)を実現します。
非球面レンズ(2枚)の採用
片面または両面に球面でない曲面を持つ非球面レンズは、ディストーション(歪曲収差)や球面収差などさまざまな収差を効果的に補正可能です。
ディストーションは、被写体がレンズを通して結像する際、像高(画面中心からの距離)によって倍率が異なるために生じる収差(像の歪み)で、レンズ中心周辺から非球面を用いて連続的に屈折力を変化させることで補正できます。
また、非球面レンズ1枚で、複数枚の球面レンズに相当する収差補正効果が得られるため、球面レンズに比べてレンズの小型化や軽量化に大きく貢献しています。
静音性と使いやすさに優れた動画性能
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR は、静止画撮影だけでなく動画撮影でも高い操作性を追求しています。
高解像な画像はもちろん、AF機構と絞り機構にSTM(ステッピングモーター)を搭載することで、より静かなAF駆動を実現しています。
さらに、フォーカシング時に発生する画角の変化(フォーカスブリージング)に配慮した設計や、ズーミング時も狙った被写体にピントを合わせ続ける追従性に優れた高速・高精度AFにより、自在にフォーカスやズーム位置を変更することができます。
また、滑らかな絞り制御により露出が安定化し、明るさの変化が自然で、ちらつきにくい映像が得られます。
※Nikon 公式HP参照
主な仕様
製品名 | NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR |
型式 | ニコン Z マウント |
焦点距離 | 18mm-140mm |
最大口径比 | 1:3.5-6.3 |
レンズ構成 | 13群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚) |
画角 | 76° -11° 30′(撮像範囲DX) |
焦点距離目盛 | 18、24、35、50、70、100、140mm |
ズーミング | ズームリングによる回転式 |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:5.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL/SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り |
最短撮影距離 | 0.2m(焦点距離18mm)、0.22m(焦点距離24mm)、0.25m(焦点距離35mm)、0.3m(焦点距離50mm)、0.36m(焦点距離70mm)、0.4m(焦点距離100mm)、0.4m(焦点距離140mm) |
最大撮影倍率 | 0.33倍(焦点距離140mm) |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/3.5(焦点距離18mm)、f/6.3(焦点距離140mm) |
最小絞り | f/22(焦点距離18mm)、f/40(焦点距離140mm) ※カメラの露出値設定のステップ幅により、最小絞り値の表示が異なる場合があります。 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約73mm(最大径)×90mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約315g |
付属品 | • レンズキャップ62mm LC-62B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 |
※Nikon 公式HP参照
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR 公式HP
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR レビュー まとめ
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR のレビューをまとめると以下です。
- 価格が手頃である
- ズームレンズにしては小型・軽量である
- 画質が良い
- 広角から望遠を1本でカバーすることが可能である
- レンズフードが付属していない
カメラをAPS-C機を購入したので、レンズをDX専用のものにすることで軽量で安価に購入することができます。
ただ、いずれフルサイズ機を購入する予定であれば、レンズもフルサイズ用のものを買っておいた方が良いという考え方もあります。
DXレンズはフルサイズ機でも使えます。
フルサイズ機でDX/FX自動切り替え機能を使うと、ちょうどAPS-Cサイズのエリアをクロップしてそこだけ記録してくれます。
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR は、ズームレンズにしては軽量ですし、画質も良いです。
これ1本で様々な画角を使えるし、望遠にすればボケ感を楽しむこともできます。
また、Z30もZ fcもカメラボディに手ブレ補正機能がないので、レンズに手ブレ補正があるのは有難いポイントです。
旅行などでは便利な1本になりそうです。
次回の旅行の際には持っていこうと思います。
私は思い切って高いレンズを購入してしまいましたが、迷っている方は一度レンタルして使ってみてから判断するのでも良いかもしれません。
新品で購入するのが高い場合は、中古品を狙うのもアリだと思います。
レンズは中古品でも大きな問題がないためです。
私も何度かフリマサイトなどで中古品を購入しています。
また、せっかくカメラを買ったのなら基本から学んで上達したいですよね。
私もオンライン講座を受講して結構勉強になりました。
せっかくなら写真のプロに教えてもらうのが良いと思います。
これからもまだまだ写真撮影技術を向上させていきたいと思います。
これからも「カメラ」カテゴリーでは、私の【カメラ成長記】としてブログを随時更新していきます。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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