AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
2024年1月30日放送の「マツコの知らない世界」で、珍しくオーディオ系のネタをやってました。
「スピーカーの世界」という番組後半のタイトルでした。
そこで紹介されたスピーカーをまとめてみました。
紹介者
飯田 有抄さんという方が色々なスピーカーを紹介されていました。
東京藝術大学出身で、音楽の歴史・背景・楽曲の魅力を紹介する仕事をしているそうです。
番組のテーマ
『「推し活」するならアーティストのこだわり・息遣いをスピーカーを通して聴きませんか?』というテーマです。
スピーカーは空気の震えを感じて全身で音楽を体感できる、という主張です。
この主張は私も理解できます。
イヤホンやヘッドホンよりもより立体的にアーティストを感じることができます。
スピーカーの方がより演奏会場の臨場感に近いイメージを再現できます。
ちゃんとしたシステムで再生すると、スピーカー周辺に演奏ステージが浮かび上がってきます。
これはイヤホンやヘッドホンでは中々体感できません。
今は小型で個性的なデザインでリーズナブルな製品も増えてきているとのことです。
前段で紹介されていたスピーカー
Marshall Emberton Ⅱ
ギター等のアンプで有名なマーシャル製のスピーカーです。
聴いたことはないですが、ギターサウンドの再現性は高そうです。
アラジン ランタンスピーカー
トースターやストーブで有名なアラジンです。
アウトドアのライトとしても使えます。
我が家ではアラジンのトースターを使ってます。
このトースターは火力が強く、パンをこんがりふっくら焼くことができて美味しいです。
また、料理に使える「グリルパン」が付いていて、我が家ではこれでいつも魚を焼いています。
ガスコンロについている魚グリルで魚を焼くと後始末が大変ですが、アラジントースターで魚を焼くと後片付けが簡単でお気に入りです。
SONY HT-AX7
ソニーから2023年に発売されて話題になった、自宅で簡単に3Dオーディオが楽しめるスピーカーです。
パーソナルスペースでサラウンド環境を気軽に構築するにはおすすめです。
Bang&Olufsen Beosound Emerge
Bang&Olufsenは、北欧のお洒落さもありながら音質も追及しているメーカーです。
名古屋のBang&Olufsenショップで別のパッシブスピーカー製品を聴いたことがあります。
とにかくボーカルの再現性が凄かったです。
ムジカノート ツイーターユニット
これは、通常のスピーカーの上に載せて、超高音を補完するスーパーツイーターというものです。
いわゆるハイレゾ音源でもそうですが、人間に聴こえない20kHz以上の高音を再生し、倍音などを感じることができるものです。
アナログレコードのような臨場感あふれる深みのある音にしてくれます。
フォステクス サブウーハー
いわゆる超低音を再生するスピーカーです。
紹介者の飯田 有抄さんは、サブウーハーを机の下の足元に置いていました。
我が家では、JBL BAR 1000のサブウーハーがあります。
フィディリティムサウンド
紹介者の飯田 有抄さんが、PCスピーカーのようにiMacの横に置いて使っていました。
フルレンジスピーカーなので、定位感が良いのが特徴です。
パラダイム Persona B
飯田 有抄さんの仕事部屋のメインスピーカーだそうです。
165万円もします。
パラダイムはカナダのメーカーでスピーカーメーカーとして40年以上もの歴史を持ち、北米では第3位の販売実績を誇ります。
創業当時からカナダの国立研究所(NRC)と連携して、それによって得られる音と人間の聴覚に関する信頼性の高い研究データと深い知見に基づいてすべてのスピーカーを開発しているそうです。
振動板として理想的なベリリウムという素材にこだわり、全てのスピーカーユニットにベリリウムという金属を使用しているパラダイムでもただ一つの非常に珍しいブックシェルフスピーカーです。
搭載する全てのスピーカーユニットを純度99.9% Truextentベリリウム振動板のみで構成するという他に類を見ないスピーカーです。
ベリリウムは、アルミやチタンといった金属とは違い、残響音が残らずスッと減衰するため、余計な音を消して音が濁らずに透明感あふれる美しい本来の音楽を楽しめます。
日本では、株式会社PDNという代理店が取り扱いしています。
構成: 2ウェイ・バスレフ型
クロスオーバー: 2kHz
周波数特性:60Hz – 45 kHz ±2dB
ドライブ・ユニット:1xφ25㎜ Truextent®ベリリウムドーム型/1xφ178㎜ Truextent®ベリリウムコーン型
インピーダンス:8Ω
推奨アンプ出力:15-250W
最大入力:150W
質量:14kg
寸法:435 × 225 × 330mm
Personaシリーズのスピーカーは、「Persona Custom」といって、自分の好み、インテリアに合わせて”キャビネット”、”バッフル”、”ユニット”、”音響レンズ”、”サランネット(オプション)” の色を選ぶことができるようです。
簡単に持ち運べる 「小型化」スピーカー
KREAFUNK aGO mini
かなり小型のモノラルスピーカーです。
かなり高音よりの音のようです。
MUZEN OTR Metal Bluetoothスピーカー
FMラジオも再生可能(約5時間)
マツコ:KREAFUNK aGO miniと比べると、こっちの方が音が割れない~。
キッチン・風呂でも 「防水機能付き」スピーカー
JBL Charge5
パッシブラジエーターを使用しており、重低音を楽しめるモデルです。
マツコ:いいね~。全然違う! 低音好きな人が聴く音。若い人だったらこれで充分じゃない?
Bang&Olufsen Beosound A1 2nd Gen
丸型になっており、音の広がりを楽しむモデルです。
マツコ:ストリングスとかの再現はJBLよりこっちの方が凄い! 原曲にはJBLよりもこっちの方が近い。
寝室・キャンプにも 「ライト付き」スピーカー
BALMUDA The Speaker
再生する音に合わせてライトが点滅します。
形状からして、音質はそんなに期待できなさそうな感じがします。
Tivoli Audio REVIVE
寝室のライトとしても使えます。
また、スマホのワイヤレス充電も可能です。
よりアーティストの魅力に没入! パッシブスピーカー
パッシブスピーカーとはスピーカーにアンプが内蔵されておらず、鳴らすには別途アンプが必要なスピーカーです。
いわゆる「Bluetoothスピーカー」にはアンプが内蔵されています。
DENON RCD-N12
次のフィディリティムサウンドのパッシブスピーカーの再生に使用していたアンプです。
フィディリティムサウンド NC7v2_MW
本体にギターにも使われるメープル材を使用しています。
声のざらつきや楽器のノイズまで伝えるフルレンジのスピーカーです。
【試聴】Everything I’ve Got Belongs to You セシル・マクローリン・サーヴァント(2018)
マツコ:すごいいいわ!
【試聴】木枯らしに抱かれて/小泉今日子(1986)
マツコ:こういう音楽を聴くのに合ってる。昭和ポップスを聴くには良い。声が凄いね~! 凄い良かった!
パラダイム PERSONA 7F
構成 | 3ウェイ・バスレフ型 |
クロスオーバー | 2.4kHz/450Hz |
周波数特性 | 24Hz – 45 kHz ±2dB |
ドライブ・ユニット | 1xφ25㎜ Truextent®ベリリウムドーム型 |
1xφ178㎜ Truextent®ベリリウムコーン型 | |
2xφ215㎜ X-PAL™コーン型 | |
感度 | 92dB |
インピーダンス | 8Ω |
推奨アンプ出力 | 15-500W |
最大入力 | 350W |
質量 | 65kg |
寸法 | 1320 × 300 × 520mm |
価格は、何と528万円です!
ツイーターとミッドレンジユニットにベリリウムという金属を使用している珍しいスピーカーです。
さらにディファレンシャル駆動のリニアリティを徹底的に追及した小口径のロングスローウーファーを2基搭載することで、ベリリウム振動板の透明感あふれる中高域表現を支える、正確かつハイスピードな低域再生を実現しています。
ベリリウムは、アルミやチタンといった金属とは違い、残響音が残らずスッと減衰するため、余計な音を消して音が濁らずに本来の音楽を楽しめます。
このスピーカーの再生には、型番までは分かりませんがESOTERICの製品が使われていました。
ESOTERICは、ティアックの高級オーディオブランドです。
【試聴】グスターヴ・ホルスト 組曲「惑星」より木星
マツコ:凄いですわ!
【試聴】ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 第1楽章
マツコ:ストリングス凄いわ! 本当に何十人が演奏しているのが分かる。音が団子にならずにバラバラに聴こえてくる。
【試聴】ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 第4楽章
マツコ:普段CDで聞き逃すような音も聴こえるね。パーカッションの小さい音も聴こえる。普通だと消されて聴こえないもんね。
【試聴】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47 第3楽章
マツコ:(同席していた代理店の人に)ちょ~だい! 弦楽器がそこで弾いているみたい。
最後に
いやぁ~、パラダイム Persona は凄そうですね!
是非、試聴してみたいもんです。
高くて買えないけど…。
私はBluetoothスピーカーは、AnkerのSoundcore Motion+ の音が好きです。
JBLのようなダイナミック感のある音が出てきます。
それでいて、JBLとは違い小さいながらもステレオ構成になっています。
●こちらの記事もご参照ください。おすすめのイコライザー設定も記載しています。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
コメント