高音質 完全ワイヤレスイヤホン Technics EAH-AZ60 レビュー

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Technics-AZ60-eyecatch

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

今回はイヤホンのレビューをしたいと思います。

私はヘッドホン・イヤホンとも複数所有していますが、最近よく愛用している「Technics EAH-AZ60」をレビューします。

最近、最新の「Technics EAH-AZ80」が発売されましたが購入しておりません。購入する機会があればあらためて紹介させていただきます。

結論を言うと Technics EAH-AZ60 は2年前の製品ですが、今でも充分通用する、とても高音質なイヤホンです。

   
    
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。

    

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

イヤホン導入に至った背景


私は普段リビングでオーディオ・ビジュアルを楽しんでいます。しかしながらリビングは家族の憩いの場所。

そう、自分だけの場所ではないのです。

映画や音楽などできるだけ大音量で鳴らしたいのですが、奥様が事あるごとに「うるさい!」と言うので、それなら自分だけの世界で大音量で映画や音楽を聴くために、イヤホンやヘッドホンを導入しようとなりました。

今は寝る前に自分の寝室でひっそりとヘッドホンやイヤホンを耳にセットして、タブレットやスマホで映画を観たり、音楽を聴いたり、YouTubeを観たりしています。

主な特徴

独自の音響構造により臨場感溢れるリアルな高音質を実現

テクニクスのHi-Fiオーディオ機器の開発で培った音響技術を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

以前からテクニクスのオーディオ製品は好きです。

かつては、テクニクスのカセットデッキやCDプレーヤーを愛用していました。

業界最高クラスのノイズキャンセリング性能

「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載し、業界最高クラス*のノイズキャンセリング性能を実現しています。

※国内のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。 2021年8月14日時点、Technics社調べ。

※どうやらBOSEやAppleのイヤホンの方がノイズキャンセリング機能は優秀なようです。私はいずれも所有していませんので実際のところは分かりませんが、他者のレビューではそのような評価でした。

「マルチポイント」、「マルチペアリング」機能に対応

Bluetoothの「マルチポイント」、「マルチペアリング」機能に対応し、最新のBluetooth Ver.5.2規格対応で、最大10台まで登録可能です。

独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジー搭載

通話中の周囲のノイズと発話者の声を判別し、ノイズを低減することにより、快適な通話を実現しています。

※Technics様のHPより

独自のアプリにも対応しています。

●初期画面はこんな感じで、イヤホンのバッテリー充電状況などが分かります。


●アンビエントのボタンを押すと、ノイズキャンセリングや外音取込量のレベル調整が可能です。

この画面で、ノイズキャンセリング、オフ、アンビエントを設定できます。
 

●カスタムボタンを押すと、デフォルトでサウンドモードの設定がいくつかあり、またイコライザーで自分好みに音の調整が可能で、保存も可能です。

 

●また、「設定」ー「タッチセンサーのカスタマイズ」で、タッチセンサーのカスタマイズ設定が可能で、自分の好みに操作を割り当てることが可能です。私はデフォルトのまま使用しています。

主な仕様

製品名Technics EAH-AZ60
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC、LDAC 1
ドライバー直径8mm 密閉型ダイナミック型
重量約7g(イヤホン/片側)
約45g(充電ケース)
再生時間
(イヤホン本体)
約7.0時間(ノイズキャンセリングON、AAC)
約7.5時間(ノイズキャンセリングOFF、AAC)
再生時間
(イヤホン本体+充電ケース)
約24時間(ノイズキャンセリングON、AAC)
約25時間(ノイズキャンセリングOFF、AAC)
短時間充電時再生時間15分充電、約70分(ノイズキャンセリングON、AAC)
15分充電、約80分(ノイズキャンセリングOFF、AAC)
充電端子USB Type C
充電時間(25 ℃)イヤホン:約2.0時間
充電ケース:約2.5時間
イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.5時間
防水IPX4 2
ノイズキャンセリング
外音取り込み
マルチポイント
ワイヤレス充電
アプリ
付属品USB充電ケーブル:約0.2m
(入力:USB Type-A 形状、出力:Type-C 形状)
イヤーピース:XS1、XS2、S1、S2、M、L、XL 各2個
(Mはイヤホンに装着)

※Technics様のHPより

Technics AZ60の正式HP

1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。

2:IP等級に関しては、以下の記事をご参照ください。
【2023年9月最新】IP等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない!? IP保護等級を解説します!

 

価格

2021年12月にAmazonで28,000円で購入しました。

2023年8月9日時点で、Amazonでブラックが21,698円で、シルバーが17,680円です。
シルバーはこの価格なら断然お買い得ですね。
※Amazonの価格は日々変動します。

レビュー

音質

  • 高音は、芯があるしっかりした高音が出ます。でも決して耳に刺さることはありません。
    しっかりと伸びた高音でドラムのハイハットの音もしっかりと聴こえます。
      
  • 中音は、ボーカルがしっかりとはっきり聴こえます。
    コーラスの声もその位置が分かります。
    ボーカル、コーラスの定位感が良いです。
      
  • 低音は、弾むような弾力性のある低音です。
    量感は充分ですが多少膨らみ気味です。もう少し締まりが欲しいところです。
      
  • 音場は、割と広いです。
    左右の広がりがあります。
    奥行は程よくあります。
    立体的に鳴っている感じを受けます。
      
  • 全体の音の傾向として、とにかく明瞭感があり明るい音質で良いです。
    音にダイナミック感や弾力感がほどよくあり、ノリが良いです。
      
  • ポップスは、程よく弾んでおり、ノリ良く聴けます。
    相性は非常に良いと思います。
      
  • ロックは、ギターの歪感がよく表現されており、格好良いです。
    ロックだと低音の膨らみ気味も気になりません。
    ドラムの音も生々しく聴こえます。
    ポップス同様ノリ良く聴けます。
      
  • ジャズは、ウッドベースにもう少し締まり感は欲しい感じがします。
    ただ低音の量感は良くでており、人によってはこれで十分ではないでしょうか。
    ホーンも明瞭に聴こえます。
    ドラムのハイハットやライドシンバルも明瞭感があって良いです。
      
  • クラシックは、膨らみ気味の低音は心地よく聴こえます。
    奥行感の表現がもう少し欲しいところです。
    左右の広がりはあります。
    全体的に明瞭感があり、バイオリンなど弦楽器の高音の伸びも気持ち良いです。
    明瞭感が高いがゆえに、重々しい感じや悲しい感じの楽曲も少し明るく聴こえてしまいます。
      
  • EDMは、低音の量感は充分で迫力を感じます。
    明瞭感があり、ノリ良く踊れそうです。
       
  • アニソンは、最近のアニソンとは相性が良いです。
    ボーカルがはっきり聴こえ、ノリが良いです。
    明瞭感もあるので楽しく聴けます。
      
  • アコースティックは、ギターの音が生々しいです。
    ギターの弦がこすれる音も実際の音に近く聴こえます。
    ボーカルも明瞭に聴こえます。
音質評価の環境
  • 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD(24-bit/48KHz)、HD(16-bit/44.1KHz)
  • 再生ジャンル:ポップス、ロック、ジャズ、クラシック、EDM、アニソン、アコースティック
  • 接続機器:
    スマホ:Pixel7 Pro Bluetoothコーデック:LDAC
    タブレット:iPad mini 6 Bluetoothコーデック:AAC

相性の良いジャンル

  • ポップス
  • ロック
  • ジャズ
  • EDM
  • アニソン
  • アコースティック

ほぼ、どのジャンルも鳴らせます。

明瞭度が高く、明るい音なので、全体的にどのジャンルも明るい傾向に聴こえます。

イヤホンの取り出し・収納

イヤホンはケースから取り出しやすく、マグネットの力も適度にあるので、軽くしまえばパチッとケースに収まります。


まとめ:Technics EAH-AZ60 は、今でもかなりの高音質!!

完全ワイヤレスイヤホン Technics EAH-AZ60 は、発売当時は各所でその音質・機能を絶賛されていました。

Technics EAH-AZ60低音の量感充分で少し締まりの欲しい鳴り方で、音楽ジャンルの相性が決まる感じがします。

また、私は以前からTechnicsの音質が好きだったこともあり購入しました。

かつてはTechnicsのカセットデッキやCDプレーヤも所有していました(年代がバレてしまいますね)。

Technics EAH-AZ60評判通りの高音質で、今現在もその音質は色褪せることはありません

一般的にワイヤレスイヤホンよりも有線イヤホンの方が高音質だと言われています。Bluetooth伝送の際に音声が圧縮されてしまうからです。

ただ有線イヤホンといっても、低価格のものから高価格のものまでたくさん存在しており、製品により音質も様々で「有線イヤホン」という言葉で単純にひとくくりにはできません。

私もかなりの数の有線イヤホン・ヘッドホンを持っていますが、Technics EAH-AZ60下手な有線イヤホンよりも高音質だと思います。

現時点でも充分通用する音質だと感じています。

世間では最新機種のレビューしかあまり上がってきませんが、今回は自分の愛用品であるイヤホンの Technics EAH-AZ60 をレビューさせていただきました。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

 

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

Technics-AZ60-eyecatch

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