AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
私は、Beats Fit Pro を2022年4月に購入して約1年半使用しています。
そんな長期に渡って使用している私が Beats Fit Pro をレビューします。
「Beats Fit Pro」は、Apple傘下のBeats製品ということもありApple製品との親和性が高いですが、Androidにも対応しています。
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。
Beats Fit Pro の外観・付属品
それでは、外観を見ていきます。
外観
イヤホンケースは平べったい形状です。
イヤホンは、イヤフィンが特徴の形状です。
イヤホン本体には、R、Lの記載はありません。
ケースから取り外す際に気を付けましょう。
ケースの裏側にUSB-Cの充電端子があります。
付属品
- Beats Fit Pro
- ポケットサイズの充電ケース
- 3サイズのイヤーチップ
- USB-C – USB-C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
Beats Fit Pro の主な特徴・仕様
主な特徴
快適な装着感
Beats Fit Proの柔軟なウィングチップは耳の形に合わせてフィットするので、快適で安定した着け心地です。
イヤーバッドを軽く後ろにねじって、ウィングチップを耳の上部分にはめると、しっかりと快適に装着できます。
私の耳にはあまり合わないようで、ウイングチップが耳に当たって少し痛いです。
Apple H1チップ搭載
Apple H1チップで自動デバイス切り替え、オーディオ共有、「Hey Siri」ハンズフリー音声アシスタント
ダイナミックヘッドトラッキング
ダイナミックヘッドトラッキングによる空間オーディオをサポートしているので、音楽、映画、ゲームを臨場感あふれるサウンドで楽しめます。
ダイナミックヘッドトラッキングはジャイロスコープと加速度センサーを使って、動きに合わせてサウンドを調整することで、音に包まれているような体験を生み出します。
しかし、実際に体感しましたが、顔を向けた方向から音が聞こえる感じになるだけで、それほどまでの感動はありませんでした。
アクティブノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの効きはそれなり、といった感じです。
私は外で使用しないので、ノイズキャンセリングはそんなに重視していません。
主な仕様
製品名 | HD 599 |
---|---|
サイズ:イヤーバッド | 長さ:3 cm 幅:2.4 cm 高さ:1.9 cm |
サイズ:充電ケース | 長さ:6.2 cm 幅:6.2 cm 高さ:2.85 cm |
重量 | イヤホン:5.6g、充電ケース:55.1g |
バッテリー | ANCをオンにすると最大6時間 充電ケースを使用した場合はさらに18時間 ANCをオフで最大7時間 |
防水性能 | IPX4(生活防水程度) |
対応Bluetoothコーデック | AAC、SBC |
※Beats様のHPより
Beats Fit Pro の価格
2022年4月にAmazonで22,310円で購入しました。
2023年9月29日時点でAmazonでは、22,545円です。
※Amazonの価格は日々変動します。
Beats Fit Pro のレビュー
装着感
私の耳にはあまり合っていません。
私の場合は、フィット感がいまいちです。
イヤーフィンをまわしてはめても、そこの部分が痛いです。
ノイズキャンセリング
普通だと思います。
そんなに強烈でもないし、そんなに効かないわけでもない感じです。
音質
- 高音
あまり得意ではなさそうです。
ちょっと詰まった感じになります。
- 中音
特に特徴はないです。
至って普通ですが、ボーカルはしっかりと聴こえます。
- 低音
低音の量感は結構あります。
このイヤホンはBeatsらしく、低音重視型だと思います。
- 音場
割と狭めな感じです。
奥行もあまり感じません。
- 全体
Beatsらしく低音重視の音作りです。
低音の量感たっぷりの響きは良いと思います。
低音好きな人には好まれそうな音作りです。
- 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz
- 再生ジャンル:ポップス、ロック、女性ボーカル、JAZZ、クラシック
- 接続機器:iPad mini 6 AAC接続
相性の良いジャンル
- ロック
- EDM
低音が重要なジャンルが合ってます。
空間オーディオと合わせて、映画鑑賞には相性が良いと思います。
まとめ
Beats Fit Pro をまとめると以下です。
- 重低音が効いている
- 音質は普通に良い
- Appl製品との相性が良い
- 高音はあまり出ていない感じがする
- 音質に対して価格は高め
Beats Fit Pro は、音質は普通に良いのですが、とにかく低音重視の音で、高音の伸びやかさには欠けています。
この価格を出すのであれば、私はJBL Tune BeamやTechnics AZ60 をおすすめします。
iPad mini 6 を購入してから Beats Fit Pro をしばらく使っていましたが、今は JBL Tune Beam か Technics AZ60 を主に使用しています。
空間オーディオも過度な期待は禁物です。
私も空間オーディオを目当てにこのイヤホンを購入しましたが、最初は「ホ~!」っとなりましたが、慣れるとそれなりという印象ですね。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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