AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
私はサブウーハーのAUDIO-PRO B2.27 Mark2を2009年6月に購入して12年くらい愛用しています。
結論を言うと、サウンドバーを導入するなら、サブウーハーは絶対にあった方が良いです。
今回は、少し前の製品ですが愛用品のサブウーハー AUDIO-PRO B2.27 Mark2 をレビューすると同時にサブウーハーの必要性についてお話します。
AUDIO-PRO B2.27 Mark2は逸品館さんという大阪にあるオーディオ・ビジュアルの専門販売店で購入しました。
レビュー記事やレビュー動画など豊富でよくお世話になっているお店です。
逸品館さんの製品ページリンクを貼っておきます。
※この製品は生産終了になっています。
逸品館さん B2.27 Mark2
サブウーハー 購入時の話し
AUDIO-PRO B2.27 Mark2を購入したのはもう随分前の2009年のことですが、その時は既に5.1chのホームシアターを構築していました。
5.1chの「.1」にあたるのがサブウーハーを指しています。なのでサブウーハーはホームシアター構築には必須でしたので購入しました。
元々はヤマハさんの安いサブウーハーを使用していました(製品名などは失念しました)。
AUDIO-PRO B2.27 Mark2を購入した時点で、ヤマハのサブウーハーを逸品館さんで下取りしていただきました。
下取り価格は2,500円でした。
岐阜県に住んでおり、そこから大阪まで車で2時間くらいかけて行きました。
車から降りて下取りのヤマハのサブウーハーを担いで逸品館さんに持ち込みました。
店員さんに一応サブウーハーのおすすめを聞きましたが、すすめられたのはこのAUDIO-PRO B2.27 Mark2一択でした。
それで購入したという経緯です。
接続の仕方次第ではサブウーハー端子がない普通のプリメインアンプとサブウーハーをスピーカー端子で接続することで小型スピーカーなどの低音を補うことが可能です。
詳しい接続方法は逸品館様のHPをご確認ください。
→逸品館 audiopro B2.27 Mark2 接続による音質比較テスト
※この方法はAUDIO-PRO B2.27 Mark2以外のサブウーハーにも応用できます。
サブウーハー AUDIO-PRO B2.27 Mark2の主な特徴・仕様
逸品館がその音質に惚れて再生産を開始しました
左右に一つずつの小型ユニットを配置。レスポンスの良さと指向性の緩やかさ、設置のしやすさ、サブウーファーに求められるすべての要素を高レベルで実現したB2.27の後継モデル“Mark2”が登場しました。
逸品館の働きかけで、audio-proが重い腰を上げて再生産に踏み切った製品です!
旧モデルと比べて価格は上昇しましたが、音質も仕上げも同等以上に仕上がっています。
どこに置いても違和感がすくなく、スピーカーとの繋がりも抜群!
※逸品館様のHPより抜粋引用
主な特徴
ユニットを左右に一つずつ配置した水平対向方式により、ユニットの慣性モーメントが中和され歪みの少ない低音が再生されます。
ユニットが2方向・バスレフポートが底面に付いているためサブウーファーを中心にむらなく音が広がるので圧迫感が少なく、部屋のどこに置いてもサブウーファーの位置がわからない理想的な無指向性を実現しています。
※逸品館様のHPより引用
仕様
形式 | アンプ搭載型サブウーファーシステム |
---|---|
ユニット | 162.5mm×2 |
入力端子 | RCA (MONO) / SP-LEVEL (STEREO) |
出力端子 | SP-LEVEL (STEREO) |
ハイカット | 50Hz-100Hz(連続可変 / 12dB/oct) |
周波数特性 | 26Hz~ハイカット周波数 |
許容連続出力 | 150W |
電源電圧 | 100V(50-60Hz) |
無信号時消費電力 | 約10W (逸品館にて計測) |
重量 | 13.2Kg |
寸法 | W340×D380×H370(mm) 突起部含む |
付属品 | 脚置き台×4 (φ25mm円形) 接続ケーブル (RCA/5m) 手袋 (汚れ防止用) 取扱説明書 (英文) |
AUDIO-PRO B2.27 Mark2 の価格
2009年6月に逸品館さんで、63,000円で購入しました。
AUDIO-PRO B2.27 Mark2はもう終売なので現在は中古でしか入手できません。私も中古ないか検索してみましたが、メルカリで出品ありました(25,000円)。
サブウーハーは色々なメーカーが販売しています。重低音の再生のみなので、音質や音の出方に差はあるかと思いますが、どれでも導入効果はあるかと思います。
AUDIO-PRO B2.27 Mark2 の我が家での接続状況
「爆売れサウンドバー DENON DHT-S217 音質向上 6つの方法」 の 記事でも記載しましたが、サウンドバー DENON DHT-S217のサブウーハー端子とサブウーハーのRCA端子をRCAケーブルで接続しています。
接続ケーブルは、BELDEN 8412です。RCAケーブルはプロケーブルさんで購入しました。
なぜ、5.1chのホームシアターを止めてしまったのか?
それはやはりリアスピーカー配線の問題です。
実際に後ろ側にスピーカーを設置する場合、AVアンプと物理的なスピーカーケーブルで接続せざるを得ません。
このスピーカーケーブルがすごく邪魔になるんです。
私はリビングでホームシアターを構築していたので、特にケーブルが床を這っていると見た目が良くないんですよね。
それでソファーをパーソナルチェア2脚に替えた時点でリアスピーカーを撤去し、サラウンド環境はなくなりました。
しばらくサブウーハーはただの箱としてリビングの場所を占拠していました。
サブウーハー端子付きのサウンドバー DENON DHT-S217 を購入したことで、数年ぶりにサブウーハーが復活したわけです。
AUDIO-PRO B2.27 Mark2 音質評価
逸品館さんのHPでも触れていますが、ユニットを左右に一つずつ配置した水平対向方式により、歪みの少ない低音が再生されています。
サブウーファーを中心にむらなく音が広がり、無指向性の性質通り、サウンドバーとのなじみが良く、違和感のない重低音を再現しています。
それでいて映画での爆発音などは迫力のある重低音を実現します。
まとめ:サウンドバーでホームシアターするなら、サブウーハーは断然あった方が良い!!
サブウーハー AUDIO-PRO B2.27 Mark2は決して安くはない製品ですが、それだけに満足いく重低音を実現しており、サウンドバー DENON DHT-S217との馴染みも良いです。
購入してから14年以上経っていますが大変満足しています。
皆さんにはこんな疑問もあるかと思います。
今時、本体一体型のサウンドバーにもサブウーハーって内蔵しているのに、別途サブウーハーって必要なの? と。
サブウーハー内蔵の本体一体型のサウンドバーでも、サブウーハー端子があるなら別途サブウーハーを接続した方が断然良いと思います。
低音の迫力、それに影響された中高音の迫力が大きく増すからです。
サウンドバーの音質を明らかに向上させてくれます。
今現在のサウンドバーは、以下の2種類に大きく分かれます。
- 本体一体型 サウンドバー
- サブウーハー セット型 サウンドバー
①本体一体型 サウンドバーでもサブウーハー端子があるものとなると非常に少ないのが現状です。
これが私がサブウーハー端子がある「DENON DHT-S217」を購入した大きな理由の一つです。
既に購入して持っているサブウーハーを流用できるからです。
②サブウーハー セット型 サウンドバーは、ほとんどがサウンドバー本体とサブウーハーが無線で接続するようになっており、サウンドバー本体にサブウーハー端子は、ほとんど付いていません。
無線に非対応のサブウーハーとは接続ができず、既に有線式のサブウーハーを所有している人には余分なサブウーハーが増えてしまいます。
世の中にはそんなに需要がないのかもしれませんが、私のように既にサブウーハーを持っており、サラウンド環境を止めてサウンドバーに移行した人達もいるのではないかと思います。
そういう人達向けに、以下のような製品の販売を希望します。
- サブウーハー セット型のサウンドバーは、サブウーハーをオプションにして、購入者がサブウーハーの要否を選択できるようする。
- サウンドバー本体にサブウーハー端子を付ける。
- 本体一体型のサウンドバーにもサブウーハー端子を付ける。
上記の要件を満たしている、ゼンハイザーのサウンドバー「AMBEO Soundbar | Plus」のような製品が理想です。
ただ、定価:22万円は高すぎますね・・・。
数少ないサブウーハー端子のあるサウンドバーを使用されている方は、別途サブウーハーを購入して接続することを断然おすすめします。
そしてサブウーハーを選ぶ際は、スピーカーが底面ではなく前面についているものを選んでください。
スピーカーが底面にあるものは床も震わせて重低音感を出すのですが、音が濁ったり、床が振動してマンションやアパートなどでは下の階の迷惑になることも考えられます。
どうしても底面にスピーカーのあるサブウーハーを選ぶ際は、サブウーハーの下に人工大理石ボードなどを敷いてください。
サブウーハーや床の振動が抑えられ音に締まりが出るようになります。
サブウーハーのスピーカーが底面にない場合でも、下に人工大理石ボードを敷く効果はあります。
我が家のサブウーハーも下に人工大理石ボードを敷いています。
サブウーハーがあるとサウンドバーが完全体になります!!
我が家のサンドバー DENON DHT-S217 は完全体になっています。
詳しくは、「爆売れサウンドバー DENON DHT-S217 音質向上 6つの方法」の記事をご参照ください。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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