AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。
最近のテレビって薄くなって、画面の枠部分も凄く細いですよね。
その影響でテレビのスピーカーって、画面下側に小さいスピーカーが付いていたり、スピーカーが下向きになっていたりして、音が良くなかったり、良く聴こえなかったりしませんか?
テレビの音ってなんか良くないなぁ…
低音がスカスカ
テレビのスピーカーだと、人の声やセリフが良く聴こえないなぁ…
そういった場合の一番手軽な対処法は、サウンドバーの導入です。
でも、サウンドバーなら何でも良い訳ではないんです。
今回は、AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)の私が、実際にいくつかのサウンドバーを使ってきて、圧倒的おすすめの最強サウンドバーを紹介します。
それは、JBL BAR 1000 です。
JBL BAR 1000 の価格は10万円以上と割と高価な部類ですが、その価値は十分にあるんです。
その理由を説明していきます。
- サウンドバー JBL BAR 1000 がなぜ圧倒的おすすめなのか
- サウンドバー JBL BAR 1000 を購入しても後悔しない理由
●サウンドバーとは?サウンドバーの選び方は、以下をご参照ください。
●JBL BAR 1000 の開封、ファーストインプレッションは以下の記事をご参照ください。
●JBL BAR 1000 のリアスピーカーのセッティングに関しては、以下記事をご参照ください。
●JBL BAR 1000 で、NHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応方法は、以下をご参照ください。
●JBL BAR 1000 の更なる音質向上 6つの方法は、以下をご参照ください。
●JBL BAR 1000 の実際の音質は、以下をご参照ください。
●JBL BAR 1000 レビュー 実際使ってみて本当に購入価値あるのか?は、以下をご参照ください。
●JBL BAR 1000 の長期レビューは、以下をご参照ください。
●映画館のJBLサウンドの考察は、以下をご参照ください。
私のホームシアター歴
ホームシアター 初期
- AVアンプ:YAMAHA DSP-AX630
- プリメインアンプ:NAIMAUDIO NAIT3(DSP-AX630のプリアウトから接続)
- スピーカー(フロント):WESTLAKE LC6.75
- スピーカー(センター):YAMAHA NS-C120
- スピーカー(リア):YAMAHA NS-10MMF
- サブウーハー:YAMAHA YST-SW105
- DVDプレーヤー:Pioneer DV-S757A
- テレビ:Panasonic TH-37PX300
ホームシアター グレードアップ
- プロジェクター:SANYO LP-Z4
- スクリーン:KIKUCHI STYLIST
- AVアンプ:AIRBOW SR6004Special
- サブウーハー:audiopro B2.27 Mark2
- センタースピーカー:AIRBOW IMAGE11/KAI
- BDレコーダー:Panasonic DMR-BW800
ブルーレイプレーヤー導入
- OPPO BDP-95(アメリカより個人輸入)
- OPPO BDP-95のチューン(根布産業 GC#16チューン)
パワーアンプの追加
- AIRBOW MM7025/SPECIAL
ブルーレイプレーヤー グレードアップ
- AIRBOW UD7006/Special
メインスピーカー変更
- FOCAL CHORUS 826E JAPON EDITON
パワーアンプをプリメインアンプに変更
- DENON PMA-2500NE
プロジェクターを大型テレビに変更
- SHARP LC-60XL10
リアルサラウンド ホームシアター環境の総費用は、100万円以上はかかっていました。
サウンドバー導入
- YAMAHA YAS-108
↓ - DENON DHT-S217
↓ - JBL BAR 1000
サウンドバーを導入してみて
5.1chのリアルサラウンド環境を構築していたんですが、リアスピーカーを撤去しました。
理由は以下です。
- リアスピーカーのスピーカーケーブルをリビングの床を這わせて配線するのが邪魔
- リアスピーカー自体が邪魔
いずれも奥様からの厳しい指摘です。
そういう背景もあって、我が家のホームシアター環境はサウンドバーになりました。
YAMAHA YAS-108
正直、ホームシアター環境としては音質、臨場感とも今ひとつでした。
- 低音がボコボコする
- セリフがくっきり聴こえない
- サラウンド感は感じられない
- 音質的に音楽モノは聴けたもんではない
スピーカーが上向きについていたのも良くなかったのかもしれません。
DENON DHT-S217
YAMAHA YAS-108 と比べれば、かなり音質は改善しました。
オーディオ的な音質になり、特にPureモードの音質は充分音楽を鳴らせるものでした。
しかしながら、ドルビーアトモスの上下方向の表現や、後ろまで回り込むようなサラウンド感はそこまでは感じませんでした。
やっぱりサウンドバーでホームシアターは無理があるのかなぁと感じていました。
JBL BAR 1000
価格が高かったので躊躇していたんですが、思い切って JBL BAR 1000 を導入してみました。
サブウーハーが付いているモデルです。
それに伴いそれまで使っていたサブウーハー:audiopro B2.27 Mark2 は、ヤフオクで売却しました。
JBL BAR 1000 は、今までのサウンドバーとは全く次元が違いました。
100万円以上かけた「リアルサラウンド環境ホームシアター」にはわずかに及びませんが、低音の迫力などは今までのホームシアター環境を超えています。
音の解像感やクリアさは少し減退しましたが、良い意味で、より映画館っぽい音になりました。
JBLは、映画館スピーカーのシェアNo.1なんです。
なのでJBL BAR 1000 は、普段映画館で聴いている音とほぼ同じ音がするんです!
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由は以下です。
- 充電式のワイヤレスリアスピーカーが設置でき、とにかく部屋が映画館になる!
- 普通のテレビ番組の音も大満足!
- 重低音の迫力が半端ない!
- 音楽も音質は良い!
- ドルビーアトモスは当然だけど、DTS系の高音質フォーマットにも対応している
- AACに対応している
- アプリも結構便利!
以下、この理由を詳細に説明していきます。
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由①:とにかく部屋が映画館になる!
JBL BAR 1000 を使用して映画鑑賞すると、その臨場感は半端ないです。
リアスピーカーを設置していない状態でもかなりの臨場感を感じます。
時々 後ろや横あたりから音が聴こえてきて、驚くことがあります。
充電式のワイヤレスサラウンドスピーカー
JBL BAR 1000 の凄いところは、革新的な脱着式の充電式ワイヤレスサラウンドスピーカーに対応しているところです。
平日はリアスピーカーを合体させてシンプルなサウンドバーとして、休日に映画に浸りたくなったらリアスピーカーを取り外して背後に置けば極上のシアター空間が実現できます。
これで部屋の映画館化が完成するわけです。
リアスピーカーは充電式なので、電源ケーブルも不要で、見た目もすっきりします。
リアスピーカーは、本体接続時に自動で充電されます。
約10時間再生可能なので、1日の映画鑑賞が可能な充分なバッテリー持ちだと思います。
物理的にリアにスピーカーがあるので、その臨場感、サラウンド感は半端ないです。
しかもサウンドバー本体だけでなく、ワイヤレスサラウンドスピーカーにも天井反射用スピーカーがあるので、音の高さ表現も素晴らしく、JBL BAR 1000 で聴くドルビーアトモスは最高です。
●我が家のJBL BAR 1000 のリアスピーカーは必要な時のみセッティングしています。
なぜJBLのサウンドバーは映画館の音がするのか?
JBL のスピーカーは映画業界では、世界No1のシェアです。
映画館の音といえば 大体 JBL の音なんです。
だからJBLのサウンドバーで聴く音は映画館の音なんです。
本当に映画館のような音の迫力があります!
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由②:普通のテレビ番組の音も大満足!
JBL BAR 1000 は映画館並みの迫力のある音なので、普通のテレビ番組でもその音は良いです。
アナウンサーの声も聴きやすいし、コマーシャルの音でさえ迫力があります。
テレビ内蔵スピーカーに比べて、明らかに本格的なオーディオシステムの音が出てきます。
オーディオ歴40年以上の私でも JBL BAR 1000 の音は本格的なオーディオシステムの音だと思います。
とにかくテレビを観ているだけで、その迫力や臨場感のある音に満足でき、テレビを観ていて楽しいです!
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由③:重低音の迫力が半端ない!
JBL BAR 1000 のサブウーハーの重低音の迫力も半端ないです。
25cm径のスピーカーで300Wもの大出力アンプ搭載なので、本当に低い重低音も鳴るし、かといってボワつく低音ではなく、キレがあります。
JBL製品はイヤホンでもそうなんですが、とにかく低音の質はすごく良いです。
JBL BAR 1000 の低音は5段階で調整できるのですが、最大のレベル:5 にすると、凄まじい重低音が響き渡ります。
近所に響かないか心配になるくらいです。
私は普段はレベル:3 で聴いていますが、映画を観る際はレベル:4 にしています。
低音レベル:4 にした際の映画での爆発シーンなどの迫力は、本当に映画館にいるかのような迫力です。
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由④:音楽も音質は良い!
JBL BAR 1000 で聴く音楽もとても音質が良いです。
私はよくFire TV Stick 4K Max で、Amazon Music を聴いたりするのですが、その音質は良いですね。
私はAmazon Music Unlimited を契約しているので、「ULTRA HD」の最大24ビット、192kHz で、CD音質以上で聴けるというのも大きいです。
JBL BAR 1000 で聴く音楽は、JBLのイヤホン JBL TOUR PRO 2 や JBL LIVE BEAM 3 で聴く音と同じ音質傾向です。
パワフルで迫力のあるダイナミックな音です。
サブウーハーの力もあって、重低音も響いて気持ち良いです。
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由⑤:DTS系の高音質フォーマットにも対応している
JBL BAR 1000 は、ドルビーアトモスだけでなく、高音質フォーマットのDTS系フォーマット(DTS-HD Master Audio、DTS:X)にも対応しています。
よくある海外製のBOSE、Sonosや国内製のDENONのサウンドバーなど、ドルビーアトモスには対応しているけどDTS系のフォーマットに対応していないものがほとんどです。
ディスクものの高音質な映画ソフトだと、DTS-HD Master Audio、DTS:XなどのDTS系のフォーマットも結構多いです。
それが対応しているのも JBL BAR 1000 の大きな魅力です。
JBL BAR 1000 は、HDMI端子が3つもあるので、以下のように接続しています。
- HDMI端子1:Fire TV Stick 4K Max を接続
- HDMI端子2:Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 を接続
- HDMI端子3:ブルーレイレコーダーPANASONIC DMR-BW800 を接続
なので、ディスクもののDTS系の高音質フォーマットは、Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 で再生しています。
Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 で観るDTS系のコンテンツも JBL BAR 1000 の音は迫力ありますよ~!
参考までに JBL BAR 1000 の対応音声フォーマットを記載しておきます。
- Dolby Atmos
- Dolby TrueHD
- Dolby Digital Plus
- Dolby Digital
- DTS:X
- DTS-HD Master Audio
- DTS ES
- DTS 96/24
- DTS
- MPEG2 AAC
- MPEG4 AAC
- LPCM(2ch-7.1ch)
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由⑥:AACに対応している
JBL BAR 1000 は、AACに対応しています。
AACとは、地デジやBS放送などで使われている音声フォーマット(音声データの形式)です。
JBL BAR 1000 は、このAACに対応しているのでテレビ側の設定を変更せずにテレビの音声を聴くことが可能です。
JBL BAR 1000 を圧倒的におすすめする理由⑦:アプリも結構便利
JBL BAR 1000 は、アプリにも対応しています。
「JBL ONE」 というアプリですが、結構いろいろなことができます。
Wi-Fi接続で音楽の再生が可能
スマホのAmazon Music から JBL BAR 1000 に音楽の再生ができます。
リモコン操作が可能
アプリから専用リモコンと同様の操作をすることができます。
イコライザー設定が可能
これも結構便利で、アプリからサウンドバーのイコライザー設定が出来てしまいます。
自分好みの音に変更・調整が可能です。
↓
モーメント
モーメントで、自分のお気に入りの音楽を設定することが可能です。
部屋の測定
アプリで BAR 1000 のキャリブレーションが可能です。
本体に内蔵された測定用マイクとスピーカーを使って、本体と壁との距離や壁材の違いによる反射速度の違い・空間の広さを測り、設置場所や空間に依存せず常に最適なサラウンドサウンド効果が得られるよう測定し自動で補正するのが「キャリブレーション(部屋の測定)」機能です。
計測用のマイクや特別なソフトウェアは不要で、アプリの「部屋の測定」で音の測定から調整までできます。
JBL BAR 1000 を導入したら、最初に必ず部屋の測定を実施してください。
オーディオシンクの調整
音声と映像の同期が取れていない場合に調整する機能です。
製品の設定
各種、製品の設定ができます。
JBL BAR 1000 の仕様
製品名 | JBL BAR 1000 |
チャンネル構成 | 7.1.4チャンネル |
スピーカー出力合計 | 880W |
サウンドバー出力 | 440W |
サラウンドスピーカー出力 | 70W x 2 |
サブウーファー出力 | 300W |
サウンドバー部スピーカー構成 | 46 x 90mm径レーストラック型ウーファー x 5、 70mm径ツイーター x 3、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー x 2 |
サラウンドスピーカー部スピーカー構成 | 20mm径ツイーター、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー |
サブウーファースピーカー構成 | 250mm |
再生周波数特性 | 33Hz~20kHz(-6dB) |
対応音声フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, DTS:X, DTS-HD Master Audio, DTS ES, DTS 96/24, DTS, MPEG2 AAC, MPEG4 AAC, LPCM(2ch-7.1ch) ※1 |
Bluetoothのバージョン | 5.0 ※2 |
ワイヤレスサラウンドスピーカー連続使用時間 | 約10時間(音量等の条件により異なります) |
サラウンドスピーカー装着時サウンドバー部外形寸法(幅×高さ×奥行) | 1194 x 56 x 125mm |
メインサウンドバー部のみの外形寸法(幅×高さ×奥行) | 884 x 56 x 125 mm |
着脱式ワイヤレスサラウンドスピーカー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 155 x 56 x 125 mm (1台) |
サブウーファー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 305 x 440.4 x 305 mm |
サウンドバー部重量 | 3.7 kg |
着脱式サラウンドスピーカー重量 | 1.4kg (1台) |
サブウーファー重量 | 10 kg |
梱包寸法(幅×高さ×奥行) | 1000 x 375 x 475 mm |
梱包重量(総重量) | 19.4 kg |
※1:音声フォーマットの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】ドルビーアトモスとは? DTS-Xとは? など 各種 音声フォーマット形式 を解説します。
※2:BluetoothのバージョンやBluetoothコーデックの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。
※JBL BAR 1000公式HP参照
まとめ:JBL BAR 1000 は買っても絶対後悔しない圧倒的おすすめサウンドバー!
JBL BAR 1000 を導入すると、サウンドバーでも本格的なホームシアター環境が構築できて、テレビの音も劇的に良くなります。
何となくサウンドバーは音が良くなさそうで敬遠していた人にも、JBL BAR 1000 は自信を持っておすすめできます。
JBL BAR 1000 は、価格は10万円以上と少し高めですが、サウンドバーにあって欲しい要素を全て兼ね備えていて、7.1.4chの本格的なホームシアター環境が構築できてしまうので、非常におすすめできます。
※チャンネル数の表記に関しては、以下をご参照ください
本格的に5.1chや7.1chなどのサラウンド環境を構築しようと思えば、スピーカーの数もチャンネル数分必要ですし、スピーカーやスピーカーケーブルをどう部屋に設置していくのか、という問題も発生します。
ましてそれだけの数のスピーカーやAVアンプなどを揃えると最低でも20万円は軽く超えてきます。
そう考えると JBL BAR 1000 の10万円前後の価格はむしろ安く感じてしまいます。
JBL BAR 1000 のサウンドバーの両端箇所をはずして充電式のリアスピーカーにするという発想は素晴らしく、サラウンドシステム構築の大きなハードルである「ケーブルが部屋中に這う問題」を一気に解決してくれた恩恵は非常に大きいと思います。
よくあるワイヤレスリアスピーカーは電源が必要なので、電源ケーブルは必要になりますが、JBL BAR 1000 のリアスピーカーは、充電式のワイヤレススピーカーなので、スピーカーケーブルだけでなく電源ケーブルも不要です。
JBL BAR 1000 は、必要な時に物理的にリアにスピーカーを設置でき、ほぼリアルサラウンド環境を構築できるのでその臨場感は半端なく、本格的なホームシアター環境を安価で手軽に構築することができます。
ホームシアター歴15年以上の私も大満足です!
是非、JBL BAR 1000 を導入し、映画館並みの迫力と感動を味わってみてください。
決して後悔することはないと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
少しでも私の記事が皆さんの楽しいオーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。
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