AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
ノート オーラが納車されてからまもなく2ヶ月が経ちます。
オーディオ好きな私としては、メーカーオプションの『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』はどうしても欲しかったオプションでした。
奥様の反応は今ひとつで、「別に無くても良い」という感じでした。
しかし純正のナビゲーションシステムは欲しかったので、『NissanConnect ナビゲーションシステム』を付けたところ、無条件で『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』もセットで付いてきました。
421,300円のセットパッケージになっていて以下がセットになっています。
- ステアリングスイッチ
(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット) - 統合型インターフェースディスプレイ
- USB電源ソケット
(タイプC 2個〈フロント、リヤ〉、タイプA 1個〈フロント〉) - ワイヤレス充電器
- NissanConnectナビゲーションシステム
(地デジ内蔵) - 車載通信ユニット
(TCU[Telematics Control Unit]) - BOSEパーソナルプラスサウンドシステム
(8スピーカー〈フロント、前席デュアルヘッドレスト、ツイーター〉、パーソナルスペースコントロール) - ETC2.0ユニット
(ビルトインタイプ) - プロパイロット
(ナビリンク機能付) - プロパイロット緊急停止支援システム
(SOSコール機能付) - SOSコール
たくさんの機能が大きな塊で1つのオプションになっており、
「もう少し細かく分けて、オプション設定できませんかねぇ?」 と思う方も多いでしょうね。
1塊が大きいだけに、ちょっと高額なオプションですよね。
今回はオーディオ好きな私が、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』の音質についてみていきます。
●ノートオーラ[AURA]の良い所、悪い所は、以下をご参照ください。
●ノートオーラ[AURA]納車の際の記事は、以下をご参照ください。
●オーラにした理由は、以下をご参照ください。
●オーラを購入した際に比較した車は、以下をご参照ください。
今は新車見積も複数メーカーに一括見積ができる時代です。
上手にネットを活用した方が効率的です。
自分の車の買取相場も簡単にネットで調べることができます。
ディーラーの下取り価格に満足できない場合は、買取も視野に入れた方が良いです。
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『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』 レビュー
私の『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』の所感は以下です。
- 臨場感は凄い!
- 重低音はさすがBOSE!
- 音の解像度はそこまで高くはない
- ソースを選ぶ傾向がある
それぞれ見ていきます。
①臨場感
今までのカーオーディオでもリア側への音のバランスを上げることで、車全体に音を行き渡らせて、臨場感をそれなりに向上させることはできました。
しかし、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』はフロントシートのヘッドレストに埋め込まれたスピーカーがサラウンドスピーカーのような役割を果たし、その臨場感は素晴らしいものがあります。
車の中は「反響の少ないドア」と「反響の多い大きなガラス」が混在しているので、高音質な音楽を実現するのは難しい環境です。
そこでヘッドレストにスピーカーを埋め込んで、車のサイズを感じさせない緻密な設計、チューニングによってこの臨場感を実現しています。
これはノートオーラ[AURA]がe-Powerで100%モーター駆動であること、エンジンはロードノイズが大きくなるタイミングで掛かるためエンジン音は気になりにくくなっていることもその臨場感の再現に貢献しています。
フロントドアのガラスに高遮音ガラスを採用しており、走行時の騒音を抑えて音楽に集中できるようになっているのも効果は大きいと思います。
さらにパーソナルスペースコントロール機能で音の広がりを調整できます。
私はパーソナルスペースコントロール機能を最も広がりのある設定にしていますが、そうすることによってかなり臨場感が増します。
特に明確に左右に振り分けられている音(ギター、シンセサイザーなどの音)は、すごく臨場感溢れたサウンドになります。
②重低音
BOSEといえば重低音! というくらい有名です。
かつてのBOSE MODEL 101MMは、小型のスピーカーながらその低音は凄いものがありました。
そのBOSEの重低音サウンドは現代にまで引き継がれています。
私がBOSE製品で唯一持っているのは、Bose QuietComfort Ultra Earbuds という完全ワイヤレスイヤホンですが、その重低音は凄まじいものがあります。
●Bose QuietComfort Ultra Earbuds のレビューは、以下をご参照ください。
そして当然ながらそのBOSEの重低音サウンドは、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』にも反映されています。
とにかくその重低音は凄まじいものがあります。
ドアのひじ掛けに肘を置いていると、その重低音がもの凄く身体に伝わってきます。
私のように低音好きな人にはたまらないサウンドです。
③音の解像度
一方で音の解像度はそこまで高くはないです。
重低音は凄いのですが、高音はもう少し伸びて欲しいという思いはあります。
高音がスッキリとスーッと伸びていく感じではないですね。
それでも充分にハイハットの音などは聴こえます。
これは、サウンド設定で「Trebleを上げる」ことである程度改善できます。
私の音の好みとしては、もう少し全体的にダイナミック感と弾力感が欲しいところです。
イコライザー設定がもう少し細かい周波数帯で調整できると良いのですが、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』では、調整できるのはBassとTrebleの2つだけです。
私は割とドンシャリ系の音が好きなため、Bass・Trebleとも4段階上げています。
これで大分迫力のある音になっています。
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』は、かなり緻密にチューニングがされているとは思うのですが、音の好みは人によって違うため、もう少し細かくイコライザー設定ができても良かったのかなぁと思います。
④再生ソース
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』は、再生ソースによって音質に差があるように感じます。
インプットソースは高音質なものをチョイスする必要があると感じます。
FMの音だと臨場感もそこそこで、音質もそこまで高くない感じがします。
私はAmazon Music UnlimitedのHD音源をUSB経由で聴くか、CDの音源をWAV形式でリッピングしたUSBメモリで音楽を聴いています。
オーラ[AURA]は、エアコンパネルの下にUSB-C(USB1)とUSB-A端子(USB2)があるので、USB-A端子に音楽ファイルを入れたUSBメモリを刺しています。
USB-C端子の方にスマホを刺して、事前にダウンロードしておいたAmazon Music UnlimitedのHD音源を聴いています。
●音楽CDをUSBメモリにコピーする方法については、以下をご参照ください。
●Amazon Music Unlimited のダウンロードの方法については、以下をご参照ください。
これらの高音質な音源を『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』で再生すると、かなり高音質で聴けます。
ライブ音源などを聴くとその臨場感は素晴らしいものがあります。
なので、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』の本領を発揮するためには、高音質音源を準備してください。
オーディオソースは下記のように色々な選択肢から選ぶことができます。
再生している曲はこのように表示されます。
車速連動ボリューム
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』の設定で、「車速連動ボリューム」というのがあります。
車速連動ボリュームとは、車の速度に応じてオーディオの音量を自動的に調整する機能です。
高速走行時には騒音などで音が聞き取りにくくなる場合があり、その際に音量を上げるなど、常時最適な音量を保つことができます。
高速道路で長時間走行する際によくAmazon Music UnlimitedのHD音源をUSB接続で聴いているので、下道から高速道路に乗った時点でボリュームが自動で上げられて音楽が聴き取りやすくなっています。
これは結構便利だと思います。
新車の乗り方について
今回は新車を購入、という形で手に入れました。
しかしながら、現状はいろいろな新車の手に入れ方があると思います。
その中で有力なのが、リースという選択です。
現状は、いろいろなサブスクの利用率が高まってきています。
動画サービスや音楽サービスを始め、いろいろなサブスクサービスが出てきています。
私が長くいたシステム業界でも、パッケージシステムを自社で購入して導入するのではなく、サブスクという形でWeb上で利用料を払って使用する、という形態も増えてきています。
もう自分でモノを所有することが少なくなってきている時代なのだと思います。
自動車も同じで、今後はサブスクのように月々の定額で新車に乗ることが主流になってくるのだと思います。
事業者の方だとその車のリース料を経費に計上できる、というメリットもあります。
カーリースのメリット
- 高額な初期費用が不要
リースでは頭金の用意は不要
- 税金や車検の費用も月々の支払に組み込まれるので、常に一定額の支払になる
自動車税や車検などの費用を用意する必要がない
- 税金の支払い、保険の手続き、査定の手続きもリース会社に一任できる
- 法人や個人事業主の節税対策になる
月々の使用料をそのまますべて経費として落とせる
- 好きな車種やデザイン、カラーを選べる
自分で購入するなら躊躇するようなデザインやカラーもリースなら挑戦しやすい
カーリースのデメリット
- 契約満了時に車を返却する必要がある
契約満了時に、同じ車を再契約、次の車に乗り換える、車を自分のものにする、という選択ができるサービスもある
- 残価清算がある
残価清算があるサービスの場合、契約時の査定金額と返却時の実際価格に差があった場合、それを清算する
(車体にたくさん傷をつけてしまったり、事故を起こしたりした場合など)
- 中途解約ができない
- 走行距離に制限がある
1ヵ月あたりの走行距離に制限がある
→合計の距離なので特定の月に長距離走っても問題なし
- カスタマイズできない
返却時に現状回復が求められる
ライトな乗り方ならカーリースはおすすめ
カーリースのデメリットに当てはまらない人、
そんなに距離を乗らない人やカスタマイズをしない人にとっては、リースのデメリットはほとんどありません。
まとまった頭金を中々用意できなかったり、月々の支払費用を一定にしたい場合にはカーリースは向いています。
私も今後はリースを検討しようと思っています。
自動車のリースに興味のある方は以下リンクより詳細をご確認ください。
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』 レビュー まとめ
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』の所感をまとめると以下です。
- 臨場感は凄い!
- 重低音はさすがBOSE!
- 音の解像度はそこまで高くはない
- ソースを選ぶ傾向がある
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』はかなり緻密にチューニングされたサウンドシステムだと思います。
特に音の臨場感や重低音はさすがBOSEです。
この車内空間での音響空間を実現するために、以下のオーラ[AURA]の遮音設計は凄く効いていると思います。
- e-Powerで100%モーター駆動であること
- エンジンはロードノイズが大きくなるタイミングで掛かるためエンジン音は気になりにくくなっていること
- フロントドアのガラスに高遮音ガラスを採用していること
また、『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』はソースを選ぶ傾向がありますが、逆に言うとソースを選べば、かなり高音質なカーオーディオが楽しめます。
特に高音質なAmazon Music UnlimitedのHD音源や、CDを高音質フォーマットでリッピングした音源は非常におすすめです。
オーディオ好きな私が、オーラ[AURA]に搭載されているメーカーオプションの『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』についてみてきました。
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』は、計算し尽された緻密なチューニングが行われており、オーラ[AURA]の遮音性能の良さも合わさってかなり上質で臨場感に溢れる音を再生してくれます。
『BOSE パーソナルプラスサウンドシステム』を体験して、BOSEのBluetoothスピーカーにも興味を持ちました。
私はBOSEの音作りは非常にアリ! だと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
少しでも私のレビューが皆さんの楽しいオーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。
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