AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
最近、「ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める」という本を読み進めています。
この本にモードダイヤルを「M」に合わせることをしないと露出は身につかないということが書いてあって、それからはずっと「M」モードで撮影をしています。
また、この本を読み進めていると三脚を使用して撮影した作例がかなり多く出てきます。
F値をかなり絞った撮影、シャッタースピードを遅くした撮影では手ブレを防ぐために三脚が必要になるからです。
以前にすごく安い三脚を購入したのですが、APS-Cの軽いカメラならギリギリ屋内で使用できるのですが、試しに SONY α7CⅡ に TAMRON(タムロン) 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD を装着した状態で三脚に乗せてみたら、見事に雲台が重さで固定できませんでした。
ただ、軽いカメラやスマホは固定できます。
そういうこともあり、ちゃんとした三脚が欲しくなってきました。
しかしながら、三脚はそれこそ沢山の製品があり、「三脚沼」という言葉もあるくらい、皆さん悩まれているようです。
まだ三脚の知識はほとんどないので、購入する前にいろいろと調べてみたいと思います。
屋外に持ち出して、長時間露光やスローシャッターでの撮影をしてみたいと思っています。
そんな用途のため、一旦「トラベル三脚」に絞ってみました。
今回は備忘も兼ねて、三脚に関して調べたことをまとめてみたいと思います。
三脚の役割は?
長時間露光・スローシャッター
三脚を使う用途として最も出番が多いのが、夜景や夕景、星空の撮影に使う長時間露光や、花火、滝などの撮影に使うスローシャッターだと思います。
どれだけ上手な人が撮影しても、手持ちで何秒もの長時間露光で撮ることはできませんので、長時間露光やスローシャッターが必要なシーンでは三脚は必要不可欠です。
風景など構図の固定に使用
日中はシャッター速度が速くなるので、手持ち撮影でも十分ブレずに撮ることができますが、風景の撮影スポットなどに行くと日中であるにもかかわらず三脚を広げて撮影している人をチラホラ見かけます。
三脚があれば構図を固定することができるので、カメラを構えて待つ必要もなくなり、急なシャッターチャンスでも対応できます。
望遠撮影に使用
野鳥やスポーツ撮影に行くと、大半の人は三脚を広げて構えています。
望遠や超望遠レンズは画角がとても狭く、小さな手の振動でも大きくブレてしまいます。
日中の撮影で手ぶれ補正をONにしていても望遠撮影を行う時は三脚があった方が良いです。
運動会や発表会などにもおすすめです。
料理や商品などの物撮りに使用
料理の撮影やオークション、商品紹介用の写真撮影などのブツ撮りも三脚が必要な場合が多いです。
三脚のほかに、撮影ボックスや照明なども準備するとよいと思います。
マクロ撮影に使用
マクロ撮影は被写体にできるだけ近づいて撮りますが、被写界深度がとても浅くなるため、手持ち撮影では疲れます。
三脚でカメラを固定しておけばピント位置を合わせやすく、手ブレも抑えることができるため便利です。
集合写真や自撮りに使用
集合写真は三脚の定番使用場面です。
重いカメラの場合の自撮りにも使用すると便利です。
三脚の種類って何があるの?
三脚の種類はおおまかに以下があります。
- 卓上ミニ三脚
- トラベル三脚
- 廉価三脚
- 小・中型三脚
- 大型三脚
それぞれの内容を見ていきます。
①卓上ミニ三脚
卓上ミニ三脚は、その名の通り脚が短い超小型の三脚で、台やテーブルの上などに置いて使うことができます。
ほとんどがコンデジや小型のミラーレスカメラ用に発売されていますが、一部機種はフルサイズのデジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラが搭載できるものもあります。
携帯性に非常に優れており、バッグの中にも収納しやすいため、機動力は抜群です。
ブツ取りやテーブルフォトに威力を発揮します。
しかし高さを確保することが難しいため、何も置く台などがない場合はアイレベル(目線の高さ)での撮影はできません。
②トラベル三脚
非常にコンパクトに収納できるのが特徴で、旅行や山歩き、街歩きなど、荷物を少なくしたいときの携帯性に優れています。
脚の高さもそれなりに伸ばすことができるため、卓上ミニ三脚では難しい風景や夜景など、目線の高さで撮影をすることもできます。
反面、積載重量が低めであったり、脚を最大まで伸ばすと安定性が低くなるデメリットがあります。
③廉価三脚
廉価三脚は、概ね5,000円以下で購入できる割と小型の三脚で、別名ファミリー三脚とも呼ばれています。
運動会や発表会などで、ビデオカメラを載せる三脚もこれらが主流で、家電量販店のデジカメコーナーやビデオカメラコーナーの三脚売場に置いてあります。
廉価三脚は脚と雲台が一体化しているものが多く、雲台を取り外すことがきない構造になっています。
また、素材にはプラスチック部品を多く使っているため、搭載できる機材の重量も低めになっています。
私が最初に購入したのもこのタイプの三脚ですね。
少し慣れてくると後悔する三脚でもあるので、自分の経験からも明確な目的がない限りこの三脚を買うのはやめた方が良いと思います。
④小・中型三脚
小型三脚・中型三脚はデジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラを扱う人向きの本格三脚です。
三脚専門のメーカーのラインナップも豊富で、「雲台」と分かれているものが多く出回っています。
小型と中型の定義は脚の高さや脚の太さで分別されることが多く、小型三脚はAPS-Cサイズの一眼レフやミラーレス一眼カメラ、重いレンズを装着しないフルサイズ一眼などを装着できます。
小型で軽く、持ち運びがしやすい反面、カメラやレンズの積載重量は低めに設定されています。
中型三脚はフルサイズ一眼カメラに大口径レンズや、望遠レンズを装着できるタイプもあり、風景や夜景など幅広い用途に使えますが、小型三脚に比べると大きくて重くなる傾向があります。
⑤大型三脚
大型三脚は脚の太さが36mm以上あるものが多く、脚を最大まで伸ばすと背の高さを超えてしまうくらいの非常に大きな三脚です。
抜群の安定性とフルサイズ一眼に超望遠レンズなど、とても重い機材まで載せることができますが、本体が大きく、重量も重くなるため、持ち運びには不向きです。
風の強い中での夜景撮影や、超望遠レンズでの野鳥撮影、スポーツ撮影などに向いています。
撮影場所まで車で移動する人であれば使えると思います。
最初はトラベル三脚から始めてみる
私は本格的な三脚を今まで使ったことがありません。
ですので、まずは気軽に散歩の際でも持ち歩ける「トラベル三脚」から始めてみるのが良いかと思います。
私もいきなり大型の三脚を使用する自信は全くありません。
まずは軽量で持ち運びしやすいトラベル三脚から始めてみて、使いこなせるようになってから次のステップを考えてみるのが良いのではないでしょうか。
三脚の材質は何がある?
現在出回っている三脚の脚の材質はアルミニウムとカーボンの2種類が主流です。
アルミニウム
アルミニウムは三脚の脚としては昔からある素材で、耐久性の高さと手ごろな価格が魅力です。
メリットとしては、少々の傷や衝撃でも強く、丈夫で長く使うことができます。
またカーボン素材に比べると単価が安いため、比較的手ごろな価格で本格的な三脚を購入することができます。
一方デメリットとしては、カーボンに比べると1.3倍ほどの重さがあるため、少し重くなるという点と、衝撃には強いものの、脚をぶつけたりするとへこんでしまい、致命傷となって脚の伸縮ができなくなるなどの弱点も持っています。
そのほか、アルミは熱が伝わりやすいため、夏場の炎天下では脚が熱々になり、冬場は脚が冷え切ってしまうなど、持ち運びに影響が出ることもあります。
カーボン
メリットとしては、その軽さと振動減衰力の高さが最大の武器となっています。
まず、アルミニウムに比べて2割から3割ほど軽いのが特徴で、大型になれなばるほど、持ち運びのしやすさで有利になります。
また、アルミ三脚に比べて振動が伝わりにくい性質を持っていますので、アルミに比べて軽い分、振動しやすいということもありません。
カーボンの最大のデメリットは、価格の高さです。
これが許容できるなら長い目でみてカーボンの方が良いと思うので、今回はなるべくカーボン製に絞って選んでいきたいと思います。
三脚の高さはどう選べば良い?
三脚の高さには以下があります。
この中では「EVなし全高」が重要になってきます。
エレベータを伸ばすと不安定になるので、EV(エレベータ)なしの状態で撮影することを前提に、自分の目線になるべく来るものを選びたいところです。
自分の身長×0.75 くらいの高さ(自分の胸くらいの高さ)を目安にすると良いと思います。
雲台の種類は?
雲台(うんだい)とは、カメラと三脚の間に取り付け、カメラの向きや傾きを調整するための道具です。
雲台は撮影者が決めた構図をブレなく固定する時に使用します。
撮影者にとって雲台は三脚を使用する際に繊細に動かす部分です。
三脚の使い心地は雲台で決まるといっても過言ではなく、雲台選びは非常に重要です。
雲台には以下の種類があります。
3WAY雲台
風景やスタジオ撮影など動きの少ない被写体を撮影するのに向いています。
3WAY雲台の見た目上の特徴は、パンハンドルとサイドティルトハンドルと呼ばれるレバーが2本出ていることです。
この2つのハンドルを操作することで構図調整を行うのですが、下側に付いているパンハンドルは上下方向を、上側に付いているティルトハンドルは水平方向を操作することに使用します。
- メリット
垂直方向と水平方向を別々に操作出来る為、水平を撮った後上下を調整しても水平が崩れない。
- デメリット
カメラの向きをめまぐるしく変えなければならないシーンや、星空のように上方向に向けるにはカメラの取り付け方向を変える必要がある。
また同クラスの自由雲台よりも重く嵩張る場合が多い。
自由雲台
世界的には自由雲台(ボールヘッド)が最も一般的な雲台といえます。
構図を決めるのにカメラをぐりぐり自由な方向へ向けることができます。
- メリット
他の雲台と比較して重量あたりに固定力が高く、コンパクトで軽量な携帯性。
- デメリット
ロックを緩めるとレベル(水平)・ティルト(前後)の両方にロックが解除されてしまうため、水平・前後方向だけ構図を動かすといったことが難しい。
ギア雲台
歯車を回して方向を調整する雲台で、構図の微調整をミリ単位で行うことができるのが特徴です。
- メリット
微妙な構図調整が行いやすく、うっかり手を離しても倒れず、ロック時の構図のズレが少ない。
- デメリット
カメラの向きを目まぐるしく変えなければならないシーンでは大変。
構造上大きく重くなってしまう。
同クラスの自由雲台や3WAY雲台と比較して高価になってしまう。
ビデオ雲台
ビデオ雲台はその名の通りビデオカメラ用の雲台ですが、デジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラを載せて使っている人もいます。
ビデオカメラにには縦位置撮影がほとんど使われないために前後方向のティルトと左右のパン方向の2軸の動きとなります。
- メリット
重量のある機材でも非常に小さな力で動かすことが出来き、滑らかに動かすことができます。
- デメリット
大きく重く、また価格的にも高価であり、適切なセッティングを行う必要があります。
三脚側もビデオ雲台に対応したものを選ぶ必要があります。
脚のロック方式
脚のロック方式は2種類あります。
レバーロック式
レバーロック式は手頃な価格の三脚にも多く採用されていて、ロックレバーを倒すだけで脚の固定ができるわかりやすい構造です。
- メリット
脚の展開は素早くできて便利
- デメリット
バネや締め付け力の微調整が定期的に必要。
ロックが緩くなったり砂が入り込んだりした場合は、メーカーへ修理を依頼する必要がある。
ナットロック式
ネジのように緩めたり締めたりすることで脚の固定や解除が行えます。
- メリット
自分で分解してメンテナンスが可能。
増し締めができるため固定力に優れ、凹凸が少なくコンパクト。
- デメリット
ロックされているかひとめ目で判別しにくい。
脚の展開に少し時間がかかる。
三脚の高さ、安定性については?
三脚の高さや安定性は、脚の段数やパイプ径によって変わってきます。
脚の段数
一般的な三脚の段数は3〜5段なので、安定性と持ち運びやすさ、どちらを重要視するかで段数を決定した方が良いです。
安定性重視であれば、段数が少ないものが良いです。
最下段の脚パイプが細くならず、ブレにくいメリットがありますが、本体サイズが大きく携帯性に劣ります。
持ち運びしやすさを優先するのであれば、段数の多いものを選んだ方が良いです。
段数が多くなると縮長が短くなり、持ち運びが楽になりますが、一番下の脚が細くなりブレやすくなるのがデメリットです。
パイプ径
脚パイプの太さを表すパイプ径は、段数と同様に三脚の安定性の目安になるポイントです。
段数が多い三脚はどうしても一番下のパイプが細くなってしまいます。
しかし脚が太いほど大型の三脚になってしまうため、三脚自体の重量が重くなり携帯性が低下します。
用途やカメラ・レンズの機材の大きさによって三脚の太さを決めると良いでしょう。
フルサイズ一眼カメラや望遠レンズなどを使う場合は、パイプ径が26mm以上あると安心かと思います。
トラベル三脚の選定基準
まず、トラベル三脚を選ぶ際の選定基準を明確にしたいと思います。
選定基準は以下です。
- 価格
- 素材
- 重量
- 耐荷重
- 最大の高さ
- 収納高
- 雲台
- 信頼できるメーカーかどうか
それぞれの選定基準についてみていきます。
①価格
カーボン製にはしたいのですが、できれば予算は3万円前後にしたいと思っています。
②素材
三脚の素材は、軽いカーボンにしようと思います。
価格はアルミよりも高くなりますが、長い目で見てアルミよりも軽くて頑丈そうです。
アルミでも軽ければ良しとします。
③重量
三脚自体を散歩などの際にバッグに装着して持ち運びたいと思っています。
なので重量は軽いに越したことはありません。
しかしながら安定性とのトレードオフになるので、慎重に選ぶ必要はありそうです。
できれば、1,500g以内には収めたいところです。
④ 耐荷重
耐荷重は、載せられるカメラの重量制限のことです。
耐荷重を超える機材を載せてしまうと、安定せずにブレがなかなか収まらなかったり、最悪の場合は風や振動でひっくりかえってしまうこともあります。
また、耐荷重は実際に搭載するカメラとレンズの重量よりも余裕を持った方が良いということなので、耐荷重は最低でも2kg以上は欲しいところです。
⑤最大の高さ
私の身長×0.75 で、全高が125cm以上のものが希望です。
⑥収納高
収納した時の高さ(長さ)です。
持ち運ぶ際の取り扱いに影響してきます。
50cm以内くらいには抑えたいと思います。
⑦雲台
雲台は、3WAY雲台か自由雲台が良いと思っています。
持ち運びのコンパクトさを考慮すると自由雲台になるのでは、と思います。
⑧信頼できるメーカー
どうせなら長く使いたいので信頼できるメーカーのものを選びたいです。
主な三脚メーカーは以下です。
Manfrotto(マンフロット)
マンフロットはイタリアの老舗三脚ブランドで世界最大手です。
創業は1972年とかなり歴史のあるメーカーで、プロカメラマンはもちろん、多くの写真愛好家に愛されているカメラ機材メーカーです。
比較的リーズナブルな価格とイタリアのメーカーらしいユニークなデザイン、多彩なニーズに合わせた製品開発を特徴としており、その魅力的な製品は高い支持を集めています。
Velbon(ベルボン)
ベルボンは、日本を代表する三脚ブランドで、1955年創業の老舗です。
2020年にハクバ写真産業(HAKUBA)に事業譲渡されました。
名作とされるベルボンマーク7は、その堅牢性と国産ならではの使いやすさでプロカメラマンから高い支持を獲得しました。
その他、コンパクトな三脚シリーズUTシリーズは、独自機構によるコンパクトさと堅牢性で現在もベストセラー製品となっています。
Leofoto(レオフォト)
レオフォトは優れた品質と機能性、デザインで人気の中国広東省を拠点とする三脚を中心とした撮影機材メーカーです。
2014年創業と比較的新しいメーカーですが、品質の高さで瞬く間に人気ブランドになりました。
品質が高く、高性能な製品がお手頃な価格で入手できるので、プロアマ問わず人気のメーカーです。
SLIK(スリック)
スリックは、プロ用の大型三脚からアマチュア向けまで、小型三脚、トラベル三脚、雲台、レベラーなど幅広いラインナップを誇る国産三脚の老舗メーカーです。
主流のカーボンタイプからリーズナブルな価格のアルミ、スチールモデルまであるので、使用する目的や載せる機材、予算に合わせてピッタリの三脚がみつかるでしょう。
特にカーボンマスターシリーズはプロからの評価が高く、人気があります。
Peak design(ピークデザイン)
ピークデザインはキャプチャやアンカーリンクスなどのアクセサリーで人気のメーカーです。
人気のカメラバック、エブリデイスリングやコンパクトな三脚、トラベルトライポッドなどにもその血統は受け継がれています。
使いやすさだけでなく、スタイリッシュなデザインでも世界中のカメラマンから高い評価を得ています。
VANGUARD(バンガード)
VANGUARD(バンガード)は、1986年に台湾で創業した中国広東省が拠点のカメラ・ビデオカメラアクセサリーメーカーです。
プロでも愛用者は多く、数ある中国メーカーの中でもかなり安定感のあるカメラアクセサリーメーカーと言えます。
BENRO(ベンロ)
BENRO(ベンロ)は、1995年に中国の広東省中山市で創業された三脚や雲台、カメラバッグなどのメーカーです。
プロ向けの自社ブランドとして製造しており、特許取得のカーボンファイバーやアルミ合金を使用した三脚は、過酷なプロの現場でも耐えうる耐久性を誇ります。
Gitzo(ジッツオ )
Gitzo(ジッツオ )は、1917年にフランスで設立された三脚ブランドです。
当初はカメラやケーブルレリーズなどの周辺機器を手がけていましたが、1930年に主力製品だった「GITZO」というシャッターユニットの商品名を社名とし、1950年代に三脚の製造を開始しました。
カーボン三脚やトラベラー三脚の元祖としても知られています。
Ulanzi (ウランジ)
ウランジ(Ulanzi)は、カメラや撮影アクセサリーの設計・製造を専門とする企業で、2015年に設立されました。
写真やビデオ撮影のソリューションプロバイダーとして、フォトグラファーやコンテンツクリエイターなど、写真を愛する人々に向けて製品を提供しています。
同じスペックの機材をGitzoやLeofoto、Manfrottoなどの有名メーカーで揃えるより、数万円以上安価に手に入れることができるコストパフォーマンスの高さが大きな特長です。
私もカメラバッグやクイックリリース機材などを愛用しています。
トラベル三脚の候補
いろいろと調査した結果、候補のトラベル三脚は以下にしました。
- Manfrotto Befreeアドバンス カーボン MKBFRTC4-BH
- Velbon トラベルカーボン三脚 カルマーニュ N543 TT 自由雲台
- LEOFOTO レンジャーシリーズ LS-224C+LH-25 自由雲台セット
- LEOFOTO ミスターYシリーズ LY-224C+LH-25R 自由雲台セット
センターポールがY字になった格納時の外周が小さいシリーズです
- SLIK 三脚 エアリー L100 自由雲台
- VANGUARD VESTA GO 234CB 自由雲台
- VANGUARD VESTA TB 204CB 自由雲台
- Benro MeFOTO RoadTrip Pro 自由雲台
- Ulanzi ZERO Y 自由ボール雲台
候補三脚の比較表
選定基準を候補機種ごとに比較してみました。
機種 | 価格 Amazon (税込) | 素材 | 重量 | 耐荷重 | 最大高 | 再小高 | 収納高 | 雲台 | 段数 | パイプ径 (最大) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Manfrotto Befreeアドバンス | 31,609円 | カーボン | 1,250g | 8kg | 1,500mm | 410mm | 410mm | 自由雲台 | 4段 | 21.7mm |
Velbon カルマーニュ N543 TT | 34,800円 | カーボン | 1,460g | 3kg | 1,540mm | 420mm | 430mm | 自由雲台 | 4段 | 26mm |
LEOFOTO LS-224C+LH-25 | 29,700円 | カーボン | 900g | 6kg | 1,477mm | 125mm | 475mm | 自由雲台 | 4段 | 22mm |
LEOFOTO LY-224C+LH-25R | 36,000円 | カーボン | 1,000g | 6kg | 1,410mm | 165mm | 490mm | 自由雲台 | 4段 | 22mm |
SLIK エアリー L100 | 16,739円 | アルミ | 980g | 1.5kg | 1,543mm | 170mm | 417mm | 自由雲台 | 4段 | 20mm |
VANGUARD VESTA GO 234CB-S | 23,760円 | カーボン | 1,150g | 4.5kg | 1,494mm | 238mm | 405mm | 自由雲台 | 4段 | 23mm |
VANGUARD VESTA TB 204CB | 28,136円 | カーボン | 802g | 3kg | 1,300mm | 300mm | 375mm | 自由雲台 | 4段 | 20mm |
Benro MeFOTO RoadTrip Pro | 27,800円 | カーボン | 1,370g | 8kg | 1,570mm | 395mm | 385mm | 自由雲台 | 5段 | 25.2mm |
Ulanzi ZERO Y | 37,800円 | カーボン | 1,100g | 5kg | 1,567mm | 153mm | 423mm | 自由雲台 | 5段 | 25.5mm |
まとめ
初めてのトラベル三脚ということで三脚の選び方から候補まで、いろいろと調査してみました。
結構、調査に時間がかかってしまいました。
三脚の種類は本当に多くて、正直 候補がこれだけで良いかもよく分かっていません。
分かったのは三脚は奥が深い!ってこと。
使用用途によっても選択が変わってきそうです。
ただ、あんまり間口を広げても時間ばっかりかかってしまうので、今回は気軽に持ち運べるトラベル三脚ということで、おそらく上げた候補から選ぶことになると思います。
実際に購入したら、三脚のレビューをさせていただきます。
いや~、カメラ・写真は本当に奥が深いですね。
オーディオもそうだけど、結構深い沼がありそうです…。
それでは楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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