カメラ機材について私見
AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
私は、2023年12月にカメラを始めたカメラ初心者です。
最初はカメラ機材自体にも興味がありました。
私がカメラに求めたものは小さくて軽いことです。
プロではないので、大きくて重いカメラを持ち歩いて撮影する気にはなりません。
最初、Nikon Z30 を買って、追加で Nikon Z fc を買って、フルサイズの SONY α7CⅡ を買って、Nikon Z30 を売りました。
今手元にあるのは Nikon Z fc と SONY α7CⅡ の2台です。
最近は SONY α7CⅡ ばかりを使用しています。
そもそもカメラメーカーや機種に細かくこだわる必要あるでしょうか?
ほんの半年くらいしかカメラを使っていないですが、自分が気に入ったカメラであればどこのメーカーでもどんな機種でも良いと思ってきています。
世の中は機材を買わせたいための広告やブログ、YouTube等の媒体情報に溢れています。
その色々な情報に惑わされてしまっているのではないでしょうか?
例えば、他人がレビューした情報を見てカメラを買うのでしょうか?
私はそういう他人のレビューを見て購入して失敗した経験が何回もあります。
そういうことを経験して、『結局は自分自身で判断するしかない』と思うに至りました。
カメラを購入したいなら、自分でカメラ売り場に行って実際に実機を触って、感覚としてしっくりくるもの、気に入ったものを購入すべきだと思います。
私はカメラ売り場で SONY α7CⅡ を触ってしっくりきたので購入しました。
カメラのスペックは多少の違いがあっても、使っていくうちにそんな違いは気にならなくなります。
出てくる色味なども多少の違いはあっても、それだけ見ていたら全く気になりません。
私はプロの写真家になるつもりはありません。
なのでそんな小さな違いを気にして迷っているよりも、自分が良いと思った写真を少しでも多く撮る方が何倍も楽しい、と思います。
カメラは写真を撮るための『道具』、『手段』です。
カメラの機材自体を趣味でコレクションしている、というのであればそれも良いと思います。
私のカメラを始めた目的は自分の好きな『写真を撮ること』、『何をどう写真で表現するか』です。
仕事でもそうですが、『手段』が目的化してしまうことがよくあります。
私はIT業界に長くいましたが、システムを導入すること自体が目的になってしまう人達が結構多くいました。
システムが稼働してしまえばそのプロジェクトは終わりで、当初のシステム導入目的がどうなったのか誰も検証しません。
そんなことが普通に起こっています。
真の目的は『システムを手段として業務を改善したり、業務を改革したりすること』であるはずです。
カメラで言うと、『カメラ機材を購入すること』自体が目的になってしまうことが多いのでは?ということです。
何かを買った時点で満足してしまうことって、結構ありますよね。
どんなカメラ機材であれ、自分の撮りたかった、自分の好きな写真が撮れれば良いのではありませんか?
自分で触ってみて、しっくりきた、気に入った、そんなカメラで写真を撮れば良いのだと思います。
私がブログを始めてからあらためて世の中を見てみると、「モノを売りたいだけの人」がたくさんいる、ということに気づきました。
最近は、YouTubeのレビューも結構冷めた目線で観てしまいます。
「〇〇社より提供」とか「〇〇社からお借りしました」、「プロモーションを含む」というやつは特にです。
メーカーの代わりにその機材を宣伝しているだけなので。
私が言いたいカメラ機材についての私見は、『カメラ機材は自分にしっくりきたモノ、自分が気に入った見た目・形のモノで良い』ということです。
カメラメーカーや機種によって性能や出てくる色味もそんなに大きく違いません。(当然多少の違いはあります)
メーカーごとの色味の違いなどは、レタッチで加工もできてしまうのであまり意味がありません。
他人のレビューや評価に惑わされずに、自分の感覚を信じてください。
最終的には自分自身で判断するしかないのですから。
写真の色味について
私はまだ初心者なので、レタッチはほとんどやっていません。
一応、RAW+JPEGで撮影はしていますが、RAWデータをPCに有線で取り込んで、レタッチソフトでレタッチという作業が面倒に感じてしまっています。
また今の時点では、そこまで写真に芸術性を求めていない、というのもあります。
なので今はJPEG撮って出しが大半です。
そのうちレタッチにも挑戦したいとは思っています。
で、JPEG撮って出しでも写真の色味や表現などを調整する手段はあります。
例えば以下です。
- カメラの色味を変える機能を使用する
Nikonで言えば「ピクチャーコントロール」、SONYで言えば「クリエイティブルック」です
- レンズにつけるフィルターで色味・表現などを調整する
PLフィルターやクロスフィルター、ミスト系フィルターなどです
で、今回はこのうちのミスト系フィルターを試してみた、という訳です。
今回試したのは Kenko ホワイトミスト No.1 というフィルターです。
●C-PLフィルター の紹介は、以下をご参照ください。
●クローズアップフィルターの紹介は、以下をご参照ください。
●SONY α7C II のレビューは、以下をご参照ください。
→SONY α7C II レビュー。開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】
●単焦点レンズ SONY FE 50mm F2.5 G のレビューは、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】単焦点レンズ SONY FE 50mm F2.5 G レビュー!
●ズームレンズ TAMRON(タムロン) 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD のレビューは、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】ズームレンズ TAMRON(タムロン) 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD レビュー。非常に万能な神レンズです!
●ズームレンズ TAMRON(タムロン) 17-50mm F/4 Di III VXD のレビューは、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】ズームレンズ TAMRON(タムロン) 17-50mm F/4 Di III VXD レビュー。万能レンズです!
●カメラを購入したら必要なアクセサリーについては、以下をご参照ください。
→【カメラ成長記】Nikon Z30 カメラを買ったら必要なアクセサリー!
●Nikon Z fc のレビューは、以下をご参照ください。
→Nikon Z fc レビュー。開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】
●コンパクトAPCSカメラ Z30のレビューは、以下をご参照ください。
→Nikon Z30 レビュー 開封、ファーストインプレッション! 【カメラ成長記】
ホワイトミストフィルターとは?
ホワイトミストフィルターは、ハイライトとシャドウのコントラストを抑え、全体を淡い色調にしつつ、柔らかな描写にするレンズフィルターです。
光学ガラスに挟み込まれた微細な白い拡散材が光を優しく拡散し、逆光時にはオールドレンズのフレアのように光に包まれるような効果が得られます。
また、他のソフトフィルターに比べて光源のにじみが少なく、街灯などの光源の周辺に柔らかな光の拡散効果が得られるのも特徴です。
- Kenko Tokina HP 参照
Kenko ホワイトミスト No.1 パッケージ
パッケージはこんな感じです。
Kenko ホワイトミスト No.1 使ってみて
たしかに全体に淡い色調になり、ほんのりと柔らかい描写になります。
ちょっとエモい写真にはなりますね。
良い点
- ホワイトミストの効果は実感できた
- 淡い感じの表現が簡単にできる
想定通りの使い方はできました。
良くない点
- ホワイトミストフィルターを付けたり外したり、が少し面倒
やっぱりねじ込み式なので仕方ないですが、フィルターの付け外しは少し面倒ですね。
マグネット装着方式にすれば良かったと少し後悔しています。